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ラストは香港カップ。
(1)エイシンヒカリ
言わずと知れた、昨年の優勝馬。1年前の香港カップ(GⅠ)では単勝38倍の9番人気という低い評価も味方にして、楽々と逃げ切りを決めた。今年5月にフランスのイスパーン賞(GⅠ、芝1800m)で2着ダリヤンに10馬身差をつけて圧勝したことにより、今年の香港カップ出走メンバーでは最高レーディングの129を得ている。レースの中心的存在と見られているモーリスに他馬のマークが集まるようなら、昨年の再現も望めるだろう。
(2)モーリス
昨年の年度代表馬が、今年は5月に香港でのチャンピオンズマイル(GⅠ)、前走の天皇賞・秋(GⅠ)に優勝。目下のところ国内はもとより、アジア地域のマイルと芝2000m路線のトップに君臨していると言っても過言ではない。鞍上R.ムーアとのコンビは2歳時に京王杯2歳S(GⅡ)での着外があるものの、同馬が本格化した昨年以降ではGⅠで3戦3勝と抜群の成績を収めている。
(3)デザインズオンローム
13/14年シーズンの香港年度代表馬で、香港ローカルを含めてGⅠで6勝を挙げている。2014年の香港カップ(GⅠ)では、ほぼ最後方の位置からラスト400mを22.19秒の豪脚で差し切ったように、鋭い末脚が最大の武器。9月からの今シーズンは初戦シャティントロフィー(GⅡ)をトップハンデ133ポンド(約60.5キロ)で勝利したが、前走のジョッキークラブC(GⅡ)ではまったくいいところなく最下位の9着に大敗した。
(4)ブレイジングスピード
ステファノスを破った昨年のクイーンエリザベス2世C(GⅠ)などGⅠは4勝(香港ローカルを含む)。9月からの今シーズンは初戦シャティントロフィー(GⅡ)がデザインズオンロームと同じトップハンデで2着、前走のジョッキークラブC(GⅡ)は直線でいったんは2番手まで上がったものの、差し馬に交わされて5着に終わった。ただし、ジョッキークラブCの斤量もブレイジングスピードとデザインズオンロームの2頭だけが、1年以内にGⅠを勝っている馬に課せられる5ポンド(約2.5キロ)を、他馬より余計に背負わされていたことは無視できない。
(5)ステファノス
前走の天皇賞・秋(GⅠ)では昨年の2着に続いて3着と好走した。香港には昨年2度遠征し、12月の香港カップ(GⅠ)では10着に大敗したが、4月のクイーンエリザベス2世C(GⅠ)では2着に入っている。国内外を含めて芝2000mは勝ち鞍こそないが、ベストの距離と言えるだろう。キャロットクラブの勝負服でエピファネイアをジャパンC優勝に導いたC.スミヨンが鞍上なら、プラスアルファの部分を引き出す可能性も十分にある。
(6)ラブリーデイ
昨年のこの時期は重賞4連勝で天皇賞・秋(GⅠ)に優勝し、ジャパンC(GⅠ)でも3着と、まさに充実期にあったが、その反動からなのか、今年はここまで5戦して10月の京都大賞典(GⅡ)での3着が唯一の馬券圏内と低迷している。香港に遠征した4月のクイーンエリザベス2世C(GⅠ)では、渋った馬場が影響したこともあり4着に敗退した。
(7)ガンピット
昨年のチャンピオンC(GⅠ)で来日したように、香港ではオールウェザーを得意とし(7戦7勝)、ダートではドバイでも今年3月にドバイワールドC(GⅠ)の前哨戦マクトゥームチャレンジラウンド3(GⅠ)で2着の実績を残している。ただし、芝の重賞では今年6月の香港ローカル重賞プレミアプレート(香GⅢ)での4着が最高着順。芝のトップクラスに入ると一枚落ちる感は否めない。
(7)シークレットウェポン
香港カップの前哨戦にあたる11月20日のジョッキークラブC(GⅡ)の優勝馬。今年2月のセンテナリーヴァーズ(香GⅢ、芝1800m)以来の重賞2勝目で、重賞勝ちはどちらも道中7番手から直線で末脚を爆発させての勝利だった。今シーズンの馬体重は1160ポンド(約525キロ)台と、昨シーズンよりひと回り増えた印象で、好調をうかがわせる。
(9)エリプティク
フランスの名門A.ファーブル厩舎の所属馬で、2歳時にコンデ賞(GⅢ、芝1800m)、4歳時にヴィシー大賞(GⅢ、芝2000m)を制している。今年7月にドイツのダルマイヤー大賞(芝2000)でGⅠ初制覇。同レースにはジャパンC出走のイキートスも出走しており、4着だった。その後は9月11日のフォワ賞(GⅡ)がシルバーウェーヴの3着、11月6日にイタリアのローマ賞(GⅠ)で3着。今年は5戦して2勝、2着1回、3着2回とすべて3着以内に入っている。
(10)ホースオブフォーチュン
香港移籍前は南アフリカで走り、ポリティシャンS(GⅢ、芝1800m)2着の実績を残している。香港での初めての重賞出走となった今年4月のクイーンエリザベス2世C(GⅠ)は11着。さすがにトップクラスの壁にはね返されたが、今シーズンに入って前走ササレディースパース(GⅢ)に勝利し、香港での3度目の重賞挑戦で初タイトルをつかんでいる。
(11)ヘレンスーパースター
ラインズオブバトルの名前でアイルランドのA.オブライエン厩舎からデビューした、2013年のUAEダービー(GⅡ)の勝ち馬。その後に香港へ移籍して現在の名前に改名された。香港では昨年5月の香港チャンピオンズ&チャターC(GⅠ、芝2400m)に勝っており、昨年と同じく香港ヴァーズ(GⅠ)に出走してくるとみられていたが、一昨年5着だった香港カップ(GⅠ)に挑戦してきた。
(12)クイーンズリング
今年春までは芝1400mの重賞で2勝。秋初戦の府中牝馬S(GⅡ)を快勝し、前走のエリザベス女王杯(GⅠ)で悲願のGⅠ制覇を果たした。その後に香港カップに追加登録。エリザベス女王杯からのローテーションは同じ社台ファームの生産馬で、昨年の香港カップ2着ヌーヴォレコルトと共通する。
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※予想は12/11(日)午前中公開の予定です。
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