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皆さん、はじめまして。
海外馬券発売レース第2弾のメルボルンカップより、「海外プロ」として予想を提供させていただくことになった藤田将大です。
よろしくお願いします。以後、お見知りおきを。
さて、今回のターゲットとなるメルボルンカップは、24頭立てのハンデ戦という、大混戦にして超難解な一戦。凱旋門賞に比べ世間に出ている情報量も少ないと思うので、1頭ずつ(ハンデの重い順に)短評を用意した。参考にしていただけると幸いだ。
(1)ビッグオレンジ
昨年に続く2度目のメルボルンC(GⅠ)参戦。7月のプリンセスオブウェールズS(GⅡ)とグッドウッドC(GⅡ)を連勝したのは1年前と同じだが、昨年はその後に8月のロンズデールC(GⅡ)で7着に敗れていた。昨年のメルボルンCでは逃げて5着。昨年より1.5kg重い57kgのトップハンデがこの馬の取捨のポイントになりそうだ。
(2)アワーアイヴァンホウ
ドイツ調教時にGⅠを2勝。移籍したオーストラリアではここまで12戦し、昨年5月のドゥーンベンC(GⅠ、芝2000m)での1勝のみというのはやや物足りない印象はあるが、それでも昨年10月のコーフィールドCで3着に入るなど、ところどころでその実力を見せている。メルボルンCには昨年も出走して、ハンデ56kgで10着だった。
(3)カレンミロティック
海外での出走は、2014年12月の香港ヴァーズ(GⅠ)での5着以来2度目。オーストラリアでは9歳という扱いになるが、5月の天皇賞・春(GⅠ)でキタサンブラックを相手にハナ差の接戦だったように、その実力はまだまだ健在と言えよう。
(4)ボンダイビーチ
凱旋門賞で1~3着を独占したA.オブライエン厩舎。その名門が1次登録の時点で名前のあったオーダーオブセントジョージを凱旋門賞(3着)に回して、このボンダイビーチをここに送り込んできた。まだGⅠ勝ちはなく、昨年のメルボルンCでも16着に敗れているが、鞍上がR.ムーアならば軽視は禁物か。
(5)エクソスフェリック
ここまで唯一の重賞勝ちが、まだ英国調教馬だった今年4月のジョッキークラブS(GⅡ)で、そのときにビッグオレンジを3着に下している。オーストラリアに移籍して最初のレースだった前走のコーフィールドC(GⅠ)が3着。距離は2400mまでしか経験がなく、果たして距離延長が吉と出るか。
(6)ハートネル
昨年のメルボルンCが55.5kgのハンデを背負って15着。今シーズンはここまで5戦3勝2着2回で、勝ったときはいずれも2着に3馬身以上つける楽勝。状態面だけで言えば、間違いなく昨年より良いだろう。現地の前売りでは1番人気になっている。
(7)フーショットザバーマン
父が日本で走ったヤマニンバイタルというだけで、馬券を買いたくなるファンもいるだろう。メルボルンC(GⅠ)は今回が3度目の挑戦で、2014年はハンデ55kgで3着、昨年はハンデ54.5kgで11着だった。
(8)ウィックローブレーブ
前走の愛セントレジャーでオーダーオブセントジョージを負かしてGⅠ初制覇。以前には障害でも活躍していた。今回は不利とされる大外24番ゲートからの発走になるが、鞍上のデットーリ騎手は凱旋門賞(GⅠ)で大外スタートのオーダーオブセントジョージを3着に持ってきている。今回もその手腕に注目したい。
(9)アルムーンクィス
ドバイで2014年3月にナドアルシバトロフィー(GⅢ)に優勝。オーストラリア移籍後の昨年10月にジーロンC(GⅢ)を勝って、これまで重賞を2勝。昨年11月には芝3200mの準重賞にも優勝している。前走のコーフィールドC(GⅠ)では54kgのハンデで4着に健闘した。
(10)ギャラントゥ
フランスでデビューし、3歳時にパリ大賞(GⅠ)を制覇。昨年からはオーストラリアへ籍を移し、今年3月には芝3200mのシドニーC(GⅠ)に優勝している。しかし、そのときのハンデは51.5kgで、出走頭数も11頭と恵まれた印象があった。ハンデ54.5kgで24頭立ての今回はその真価が問われる。
(11)グランドマーシャル
昨年のシドニーC(GⅠ)では同厩舎のフーショットザバーマンを下してGⅠ初勝利を挙げている。前走のムーニーヴァレーゴールドC(GⅡ)では、そのシドニーC以来となる勝利を挙げているが、そこでも2着はフーショットザバーマンだった。前記2つのレースはともに渋った馬場でのもの。当日には一時雨の予報もあり、この馬にとっては恵みの雨となるか。
(12)ジャメカ
昨年11月に今回と同じフレミントン競馬場でクラウンオークス(GⅠ)に優勝。その後はオーストラリアンダービー(GⅠ)での2着など牡馬相手にも好走した。前走のコーフィールドC(GⅠ)は2着に3馬身差をつけて鮮やかに勝利するなど好材料が揃い、前売り2番人気の評価も頷ける。前走の勝利による1.5kgのハンデ増加を苦にしなれれば、好勝負ができそうだ。
(13)ハートブレークシティー
ここまで6勝を挙げているアイルランド調教馬で、その内訳は平地で4勝、障害で2勝。オーストラリアのオーナーに購入されて、メルボルンC(GⅠ)への参戦となった。平地、障害のどちらもまだ重賞での出走はないが、現在3連勝中と勢いに乗っている。前走は平地の長距離戦を3馬身差で快勝し、鞍上には香港のJ.モレイラ騎手を起用してきた。
(14)サージョンホークウッド
10月1日(2走前)のザメトロポリタン(GⅠ)の優勝馬。実に28戦目のGⅠ初制覇だった。前走のコーフィールドC(GⅠ)ではジャメカの10着に敗れて評価を下げ、オッズ的には妙味が増したわけだが、7歳で初めてGⅠを制した馬に、果たして再浮上の余地は残っているだろうか。
(15)エクセスノレッジ
昨年のメルボルンC(GⅠ)ではハンデ51kgで7着に終わったが、大外24番ゲートも少なからず影響したであろう。ここ2走は10月2日のザバートカミングスS(GⅢ)で3着、10月22日のムーニーヴァレーゴールドC(GⅡ)で4着と、芝2500mのレースで大崩れすることなく来ている。
(16)ビューティフルロマンス
重賞初勝利を挙げた今年5月のミドルトンS(GⅡ)は芝10ハロン88ヤードで行われるイギリスの牝馬限定戦。昨年にはフランスのヴェルメイユ賞(GⅠ)でトレヴの5着、英国のチャンピオンズフィリーズ&メアズS(GⅠ)でシンプルヴァーズの3着に入っており、欧州牝馬の上位に位置する。これまでは2400mまでしか経験がなく、長距離戦はここが初めてになる。
(17)アルマンダン
ドイツでデビューし、2014年6月のバーデン企業大賞(GⅡ)でのちにその年のメルボルンC(GⅠ)を制すプロクテショニストを下して重賞初勝利を挙げた。その後にオーストラリアへ移籍。今シーズンは中距離で6着、5着に敗れたあとに、芝2400の準重賞と芝2500mの前走ザバートカミングスS(GⅢ)を連勝。距離が延びて力を発揮し出した感じだ。
(18)アサイン
前走のハーバートパワーS(GⅡ)は重賞初挑戦だったが、1番人気に応えて見事に勝利。一線級との対戦はここが初めてになる。オーナーのウィリアムズ氏はアサインのほかに、ボンダイビーチ、ギャラントゥ、アルマンダンの4頭(共同所有を含む)出しになる。
(19)グレーライオン
フランスの名門A.ファーブル厩舎で4勝を挙げ、今年5月のエドゥヴィル賞(GⅢ)では凱旋門賞に出走したワンフットインヘヴンの3着に入った。その後にオーストリアに移籍し、移籍初戦の前走ジーロンC(GⅢ)が2着。フランスでの最後のレースとなった8月のケルゴルレイ賞(GⅡ、芝3000m)は好位から失速して最下位8着に敗れている。
(20)オーシャノグラファー
10月29日のレクサスS(GⅢ)を勝って、中2日で本番を迎える。その前走は最終コーナーではほぼ最後方にいたが、そこから逃げ切り寸前のトムメルボルンを差し切った。ただし、メルボルンC(GⅠ)は24頭の多頭数。同じ戦法に出た場合、馬群を捌ききれるかが課題になりそうだ。
(21)シークレットナンバー
重賞勝ちは2013年10月のカンバーランドロッジS(GⅢ)のみだが、昨年9月のセプテンバーS(GⅢ、オールウェザー12ハロン)ではのちのドバイワールドC(GⅠ)優勝馬プリンスビショップの2着に入った。その後は長い休みを挟みながら使われ、前走の準重賞ドゥンサイドCは約10カ月の休み明けながら、きっちりと勝利している。
(22)ペンタスロン
重賞は未勝利だが、ニュージーランドで今年1月のウェリントンC(GⅡ、芝3200m)2着、3月のオークランドC(GⅠ、芝3200m)4着がある。今シーズンはニュージーランドで2戦したあとに、オーストラリアに遠征して3戦を消化。最近のベストパフォーマンスは2走前のムーニーヴァレーゴールドC(GⅡ)の3着。
(23)キウイ
イギリスでは障害の重賞でも入着の実績があり、スタミナは豊富。前走のジーロンC(GⅢ)は先手を取ってそのまま逃げ切り、重賞初勝利を挙げた。ちなみに2010年のメルボルンC(GⅠ)優勝馬アメリケン、2011年の優勝馬ドゥーナデンはジーロンCを勝って本番でも連勝していた。キウイのオーナーであるゴドルフィンは、ハートネル、ビューティフルロマンス、オーシャノグラファー、シークレットナンバーと大挙5頭を出走させる。
(24)ローズオブバージニア
ペンタスロンと同じく、こちらもまだ重賞勝ちはなし。3月のオークランドC(GⅠ)2着のあとに、ニュージーランドからオーストラリアへ移籍し、今シーズンの4戦は2走前のクーンジーC(GⅢ)4着が最高着順。10月29日の前走レクサスS(GⅢ)は12頭立ての11着に敗れている。
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メルボルンカップの予想一覧はこちらから
※藤田将大のメルボルンカップ予想は11/1(火)7時頃公開の予定です。
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