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【覆面ドクター・英のG1プレ診断】~2016菊花賞~

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【覆面ドクター・英のG1プレ診断】~2016菊花賞~ | コラム | ウマニティ


今週末はいよいよ三冠目の菊花賞が行われます。長距離レースが年々軽視されつつある流れにはありますが、今年は距離適性を重視し菊をパスして秋天へという流れがなく、海外遠征で不在のマカヒキ以外はいいメンバーが揃い、楽しみな一戦となりました。昔はわりと力通りの決着も多く、ときどき「ステイヤーの血が騒いだ!」と穴馬が走る程度でしたが、長距離が敬遠される時代だけあって、最近は力通りには決まらないことも。馬券的にもけっこう荒れてくれるレースですので、今年はより楽しみです。菊花賞は古馬開放案も囁かれるなど賛否両論ありますが、私自身は三冠目までは同世代で戦うのを見たいと思っています。


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http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807


まずは、このレースのポイント・見どころを整理していきましょう。

前評判では2強ということになっています。大器と言われつつまだ無冠のダービー2着馬のサトノダイヤモンドが3つめでようやく戴冠となるのか。ディーマジェスティが母系のスタミナを活かして二冠馬となるのか。

前哨戦でサトノダイヤモンドより一瞬前に出たミッキーロケットは、夏に使っていた強味で接戦に持ち込めただけなのか。それとも、今度は負かすだけ力をつけてきたのか。レッドエルディスト神戸新聞杯は3着止まりでしたが、青葉賞でも2着にきており、ダービーも後方からジリジリ伸びてきてコンマ8秒差の9着。果たして、距離延長でさらに良さが出てくるのか。

秋華賞では良血馬が大舞台で潜在能力を爆発させ1着・3着に来ました。同様に、遅れてきた良血・大物のプロディガルサンウムブルフが大駆けを見せるのか。

血統的にはディープインパクト産駒は菊に向かないと思われがちですが、今回はスローから軽いスピードを見せる瞬発力勝負型(サトノダイヤモンドプロディガルサンマウントロブソン)と、厳しい流れになって良さが出るスタミナ型(ディーマジェスティウムブルフ)の二段構えできており、どちらの流れにも対応可能な層の厚い布陣です。今年は、いよいよディープ産駒が菊花賞を制覇すると思います。

では各馬の診断を。

サトノダイヤモンドが1番人気になりそうです。個人的にもすごく期待してきましたし、ディープの後継種牡馬としても活躍が望まれる1頭ですが・・・

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