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最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.10・G1菊花賞編~

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最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.10・G1菊花賞編~ | コラム | ウマニティ


前回の秋華賞編~では、人気で沈んだビッシュジュエラーの扱いについて“慎重に”との意見中心のプロ見解をご紹介するとともに、勝ったヴィブロスに対して「本格化した」(河内一秀プロ)、「一発も」(サラマッポプロ)、「紫苑S組は今年は買い。特にヴィブロスあたりは(勝ち馬との差は少なく、その紫苑Sで不利さえなければ)勝っていたかもしれない。」(スガダイプロ)との特注馬コメントをご紹介した当コラム。わざわざ予想家がピックアップした特注馬でこれだけ票を集めるということはもしかして......と思った読者の方もいらっしゃったかと思いますが、やはりそのヴィブロス1着という結果に。注目馬3頭へのコメントもさることながら、特注馬のコメントにも注目して引き続き当コラムをお楽しみいただければ幸いです。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、10/23(日)G1菊花賞
今回も、ウマニティ公認プロ予想家の中からスガダイサラマッポ河内一秀くりーく加藤拓の5人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て10/17(月)時点のものです。

●プロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近9年中8年で年間プラス達成!)。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
加藤拓プロ・・・血統予想。血統的データを中心に、前回よりも今回の馬場に適性が向く馬を狙う予想スタイル。

●各馬へのコメント
ディーマジェスティ
 加藤拓 この馬の母父はこのレースで相性が良く、頻繁に馬券になるロベルト系のブライアンズタイムです。母方がスタミナ血統のディープ産駒だと、サトノノブレス(母父トニービン13年2着)がこの菊花賞でも好走していますね。スピード勝負でもスタミナ勝負でも対応できるディープ産駒とみていいでしょう。ディープインパクト産駒はこのレース未勝利で、穴を開けることも滅多にありません。ただ、上位人気として出走する馬自体がそもそもこれまで少なく、馬場があまりに重くならなければ去年のリアルスティールのように実力馬が実力通りに来る、というのがディープ産駒×菊花賞の正体なのかもしれません。
 サラマッポ 腹袋が大きく、母父ブライアンズタイムの影響を強く感じる馬体です。馬体の特徴通りにスタミナが豊富な印象で、距離延長はむしろ歓迎と言えそう。ただ、体幹が強いパワータイプなので、極端な高速馬場では割引が必要かもしれません。その意味で週末の馬場状態をしっかりとチェックしてからこの馬の取捨を判断したいと思っています。
 くりーく この馬は1週前と直前の追い切りで蛯名騎手が騎乗して追い切りを行っているかがポイントだと思っています。蛯名騎手騎乗で仕上げられていれば、特に状態面で気にすることはないでしょう。ちなみに、ダービー前は1週前追い切りに蛯名騎手が騎乗していなかったので、今思えばかなり怪しい状態だったのかもしれません。休み明けの前走は、かなり入念に乗り込まれていましたし、今回も1週前追い切りは蛯名騎手で強めに追われていて、ここまでは青写真通りにきていると思います。今回関西圏での初めての競馬になりますが、その辺りは鞍上が京都の3000m以上のレースを関西騎手よりもうまく乗る蛯名騎手なので、カバーできると考えています。
 スガダイ 前走のセントライト記念は、あの相手なら圧勝するかと思ってたんだけど意外と辛勝だった。それでも前哨戦とすれば十分な走りだったとは言えるかな。距離が伸びて駄目という感じもないし、普通に有力だろう。蛯名騎手は淀の長丁場は抜群に上手いしね。ディープインパクト産駒が3000m超のレースは未勝利なんて、くだらないデータを気にする必要もないだろう。距離的に怪しいような馬でも2、3着には何度も来てるし、ディープの全兄ブラックタイドキタサンブラックをだしているんだから。そういえば皐月賞セントライト記念を勝ったディープ産駒はこの馬が初めてだったな。kmプロの言葉を借りると、この馬はデータブレイカーだ!←先週、kmさんが鰻を奢ってくれたので宣伝しておきます(笑)
 河内一秀 そうだね、セントライト記念は、たしかに着差こそ小さかったものの大外をひと捲りしての横綱相撲で、前哨戦としては上々の内容だったと思う。あと、奢ってもらった鰻もとても美味しかったと思う……ん?違う違う、指数的な話だった。指数的にも、同レースとしては標準以上のレベルで、加えて関東馬が上位を占めている中での結果であり、このあたりに今年の3歳馬のレベルの高さが表れているんじゃないかな。ダービーでは0.1秒差という数字ほどには際どい勝負ではなかった印象だけど、それは瞬発力と位置取りの差で離されてしまった分。菊花賞の舞台では距離的にもコース的にも瞬発力不足を補うだけの策は十分にあるだろうし、能力的にもダービーの雪辱を果たす可能性は十分にあると思っているよ。

サトノダイヤモンド
 スガダイ 俺は3歳最強はこの馬だと思ってる。前走は明らかに急仕上げだったから、不安な面もあったんだけど、地力の違いを見せてくれた。珍しく、ちょっと行きたがるところを見せたけど、それも許容範囲だと思う。今回は最後の一冠だし、おそらくダービーの時と同様に本気モードの仕上げで来るはず。ダービーの時は落鉄してしまったけど、原因は分かっていると陣営は話しているし、また落鉄する心配はないだろう。胴長のスラッとした体形だから長い距離は合うだろうね。長ければ長いほど良い可能性すらある。本気モードの仕上げで、落鉄しなければどれほど強いのか、見てみたいね。
 加藤拓 この馬もディープ産駒ですが、母型がスピードタイプという血統構成。これは、一般的に活躍馬多数のディープ産駒の配合パターンです。裏を返せば、これまでに出走して活躍できなかったディープ産駒のように、重い馬場になったり、スタミナ勝負になったりするようなら、隙がありそうなタイプのディープ産駒とも言えます。ただこの馬自身に目を向けると、過去のレースっぷりからはスタミナもありそうに映りますし、スタミナ勝負の展開でもそう極端には着順を落とすとは思えないので扱いの難しい1頭です。
 くりーく 調教内容に関しては前走時もしっかり乗り込まれていましたし、1週前追い切りの動きも抜群に良くここまでは文句のない仕上りです。これなら最終追い切りはあまり強くやらなくても前走以上の状態で出走できそうです。
 河内一秀 神戸新聞杯は、一線級がエアスピネルしかいない中での僅差の勝利・・・

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