第342話 「フィリーズR」
11年 34.1-11.8-36.4 =1.22.3 △2▼2△ 8 平坦戦
12年 34.3-11.8-36.7 =1.22.8 △1±0△10 消耗戦
13年 34.9-11.8-35.4 =1.22.1 ▼5△6△ 3 瞬発戦
14年 34.6-12.1-35.6 =1.22.3 ▼4▼3△11 平坦戦
15年 34.7-12.0-35.8 =1.22.5 ▼3△1△ 5 平坦戦
コース適性は【瞬1平7消2】なので平坦戦が多いというのも納得の結果だと思います。
過去5年は全てテンの方が速い前傾ラップでラスト1Fは12秒台。
ある程度スピードがあってパワーもある馬というのが好走しやすい馬といえるでしょう。
瞬発力はもちろんあった方がベターですがそれほどなくてもなんとかなるレースだと思われます。
では過去5年のラップギアを見てみましょう。
平坦戦実績がなかったのが昨年の勝ち馬
クイーンズリングのみなのでこれはあった方がベターでしょう。
クイーンズリングは新馬戦を2馬身半差で快勝→500万下を2馬身差で快勝→フィリーズR1番人気、という状況で平坦戦実績はなくても格が上だったかなという印象です。
(春は
桜花賞4着まででしたが
秋華賞2着で古馬になり
京都牝馬Sで重賞勝利)
データ的には前走1600m戦出走の馬が5-3-3-30と良績となっています。
ラスト1Fが12秒台でパワーが問われることになるので距離短縮組が有利となるということでしょう。
阪神JFや
クイーンC、
フェアリーSなど重賞が1600m戦に行われているのも要因の一つだとは思います。
しかし、前走1600m戦で500万下クラスの馬の成績が2-1-0-2とハイアベレージで前走1着という条件を加えると2-1-0-0とパーフェクト連対になります。
なのでクラス問わず前走1600m戦だったのはプラス材料とみていいでしょう。
今年の登録メンバーで前走1600mだった馬は
アットザシーサイド、
ウインミレーユ、
カネトシブレス、
キャンディバローズ、
クードラパン、
クリノラホール、
ダイアナヘイロー、
メイショウスイヅキ、
リボンフラワー、
リルティングインク
の10頭です。
この中では
アットザシーサイド、
キャンディバローズ、
クードラパン辺りが人気になるでしょう。
アットザシーサイドは1400m戦の平坦戦で2勝しているので
阪神JFより条件は向きそうです。
キャンディバローズは札幌で勝利経験はありますがパワー的に不安ありとみます。
400kgそこそこしかない馬体重で過去5年の勝ち馬は全て440kg以上はありました。
クードラパンは
ダイワメジャー産駒で馬格もあるのでパワーはある方でしょう。
1600mしか出走経験がないのでスピード的にどうかという不安があります。
前走
フェアリーSも前残りの展開の中2番手追走4着はちょっと物足りない内容。
桜花賞トライアルGⅡとなっているこのレースですが近年は出走メンバーがあまり高くない印象で
アットザシーサイドでなんとかなりそうな気がします。
面白いのは
ソーディヴァイン。
このコースはパワー問われるのでダートからのコース替わりは好走する可能性ありです。
(とはいえこのレースに限っては過去5年前走ダート戦だった馬は0-0-1-10ではありますが…)
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
アットザシーサイド→ソーディヴァイン→クードラパン
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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8)
ナイス!(
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