第334話 「阪神JF」
10年 35.8-25.4-34.5 =1.35.7 ▼10▼5△ 4 瞬発戦
11年 35.8-24.4-34.7 =1.34.9 ▼ 5▼7△10 瞬発戦
12年 34.1-23.7-36.4 =1.34.2 △ 3▼7△ 8 瞬発戦
13年 34.2-24.2-35.5 =1.33.9 ▼ 4▼1△ 6 平坦戦
14年 35.0-24.2-35.2 =1.34.4 ▼ 6△1△ 8 瞬発戦
瞬発戦になりやすいコースではありますが過去5年のラップを詳細に見てみると結構差があることが分かります。
前半スローの上り勝負だった10年11年、前半ハイペースだった12年13年、前後半バランスの取れた14年という感じでしょうか。
厳密に言えば12年と13年は若干違って12年はハイペースのため上りが36.4秒も掛かったタフな消耗戦テイストなレースで13年はハイペースにも関わらず上りを35.5秒でまとめるハイレベルなレース。
12年の勝ち馬
ローブティサージュが古馬になってスプリント路線で活躍し13年の1&2着馬はそのまま3歳牝馬クラシックの主役を務めました。
どんな流れになろうとも「上り」が最重要ファクターということに変わりはなく
上り1位 3-1-0-2
上り2位 0-2-1-2
上り3位 2-0-1-2
となっていて最後の直線で速い脚を使える馬が馬券の半分以上を占めることになっています。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
瞬発戦実績と連続加速実績は重要ファクターでしょう。
過去5年の連対馬では
アイムユアーズのみ連続加速実績がありませんでした。
阪神JFが外回りコースになってから
ファンタジーSの勝ち馬が連対したのはこの
アイムユアーズだけで完成度と能力が一枚上だったということでしょう。
それでも1戦1勝の
ジョワドヴィーヴルに完敗だったのは適性の差だと思われます。
過去5年の連対馬10頭中8頭には「1600m以上のレースで上り2位以内で勝利」というレース実績がありました。
今年の登録馬では
アドマイヤリード、
ウインファビラス、
ウインミレーユ、
クードラパン、
クロコスミア、
ゴッドカリビアン、
シーブリーズラブ、
ジュエラー、
デンコウアンジュ、
マシェリガール、
メジャーエンブレム、
レッドシルヴィ
の12頭が条件を
クリアしています。
この12頭で
・前走の上り3位以内 5-4-3-39
・前走の着順3位以内 5-5-4-48
という条件で絞り込むと
アドマイヤリード、
ウインミレーユ、
クードラパン、
クロコスミア、
シーブリーズラブ、
ジュエラー、
デンコウアンジュ
の7頭となりました。
シーブリーズラブ、
ジュエラーの2頭は1勝馬なのでまずはゲートに入れるかどうかが最大の関門。
今年ははっきりいって低レベルというか小粒なメンバーという印象。
どの馬も一長一短。
ジュエラーが出走してくればここからと思っていましたが回避のようで…。
ここは
アドマイヤリードに期待します。
小柄な馬体で中1週で重賞未勝利の菱田J騎乗と不安要素もありますが血統的にもレース振りにも勝ち負け可能ではないかと思います。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
アドマイヤリード→クロコスミア→デンコウアンジュ
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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4)
ナイス!(
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