第307話 「根岸S」
10年 35.6-11.8-36.3 =1.23.7 ±0△2△5 消耗戦
11年 35.2-12.1-35.7 =1.23.0 ▼1▼2△1 平坦戦
12年 35.3-12.1-36.1 =1.23.5 ±0▼3△4 平坦戦
13年 35.7-12.3-35.7 =1.23.7 ▼4▼1△2 平坦戦
14年 35.3-12.0-36.1 =1.23.4 ▼1▼1△6 平坦戦
上級クラスの短距離ダート戦はほぼ前半が速くなる前傾ラップになります。
それでも過去5年の
根岸Sで前後半の3F差が0.0~+0.8秒というのはテンが緩めになるということを表しています。
スタートしてから3コーナーまでは約440mあるので行こうと思えばもっと行けるはずですがそうならないのは1400mという微妙な距離と長い直線という騎手の意識が前半抑え気味になるということでしょう。
故にこのレースは平坦戦になりやすいということです。
平坦戦になりやすいのでダート馬でも多少の瞬発力を問われやすくなります。
過去5年では差し馬が勝っているというのはそういうことかなと思われます。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
瞬発力は多少必要と書きましたが瞬発戦実績までは必要ではない感じ。
但し、平坦戦実績が高い馬が多いのでここはポイントでしょう。
むしろ消耗戦実績は考えなくていいかも。
やはり注意すべきは前走の上り。
前走で上り2位以内だった馬の成績が
4-2-2-15 勝率17.4% 連対率26.1% 複勝率34.8%
と優秀で勝ち馬5頭のうち4頭はこの条件を
クリアしていました。
条件を
クリアしていなかったのは11年の
セイクリムズンで2連勝中で前走初重賞制覇して好調期だったかと思われます(前々走の東京ダ1400mコースでは2着に5馬身差で圧勝していました)
このレースは
・前走の上り2位以内
・前走1着
のどちらかの好走確率が高いレースです。
どちらの条件も
クリアせず馬券になったのは11年3着だった
ダイショウジェットのみとなっています。
今年の登録馬で前走上り2位以内だった馬は
キクノストーム、
コスモソーンパーク、
ゴールデンナンバー、
サトノタイガー、
ベルゲンクライ、
マルカプレジオ、
ランリョウオー、
ワイドバッハ
の8頭です。
前走1着だった馬は
キクノストーム、
コスモソーンパーク、
ストロングサウザー、
ベルゲンクライ、
マルカプレジオ、
レーザーバレット、
ワンダーコロアール
の7頭です。
どちらにも名前があったのは
キクノストーム、
コスモソーンパーク、
ベルゲンクライ、
マルカプレジオ
…なんですが登録が48頭もあってどの馬が出走してくるのかもよく分かっていません(汗)
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ワイドバッハ→サトノタイガー→キクノストーム
今のダートで上りといえば
ワイドバッハでいいんじゃないでしょうか。
サトノタイガーはダート1200mで連続連対してますが【瞬4平2消2】という馬なので距離延長は好転すると思われます。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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3)
ナイス!(
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