第298話 「マイルCS」
09年 34.8-23.9-34.5 =1.33.2 ▼1▼2△7 平坦戦
10年 33.7-23.0-35.1 =1.31.8 ▼3△8△3 平坦戦
11年 34.4-24.2-35.3 =1.33.9 ▼1▼2△3 平坦戦 稍重
12年 35.0-23.2-34.7 =1.32.9 ±0△2△4 消耗戦 稍重
13年 35.1-23.2-34.1 =1.32.4 ▼3△2△1 平坦戦
瞬発コースの東京1600でさえ
安田記念は平坦戦になりやすいレースなのでコース適性【瞬3平6消1】の京都1600で開催される
マイルCSはほぼ平坦戦になる。
過去10年で見ても12年に消耗戦になった以外は全て平坦戦となりました。
マイルの高速平坦戦となるとスピードの持続が問われるため今回楽に感じる距離短縮組が強いレース。
過去10年で距離短縮組は7-4-3-48(勝率11.3%、連対率17.7%、複勝率22.6%)となっています。
しかし、近年はこの傾向が変わりつつあります。
実は過去5年の距離短縮組の成績は3-0-1-26(勝率10.0%、連対率10.0%、複勝率13.3%)で3頭の勝ち馬を出してはいるものの複勝率では距離延長組や同距離組よりも劣る数字となっています。
はっきりとした要因は分かりませんが個人的には「マイル路線メンバーの質」が要因ではないかと思っています。
基本マイラーなんだけど秋天に挑戦してみる、という馬が減ったのではないかということです。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
勝ち馬の5頭中4頭はやはり中長距離路線組ですね。
ラップギア的には瞬発戦平坦戦タイプで若干瞬発戦>平坦戦という実績馬が多く連対しています。
エーシンフォワードだけはちょっとレアケースな印象です。
データ的に推せるのはこの2つ
【年齢別成績】
3歳 0-0-1-17 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 5.6%
4歳 2-4-2-13 勝率 9.5% 連対率28.6% 複勝率38.1%
5歳 2-1-1-22 勝率 7.7% 連対率11.5% 複勝率15.4%
6歳 0-0-1-17 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 5.6%
7歳 0-0-0- 5 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%
8歳 1-0-0- 1 勝率50.0% 連対率50.0% 複勝率50.0%
8歳馬の成績が異常ですがこれは2頭のうちの1頭が
カンパニーで晩成のこの馬は別格。
基本的には4~5歳馬中心で特に4歳馬が良績を収めています。
一般的には4歳秋が競走馬のピークと言われていることや
ダイワメジャー以降マイル路線の主役が不在ということが要因だと思われます。
一つ気になるのは3歳馬の不振傾向。
過去10年で見ても0-1-2-31なのであまり信頼は出来ないデータでしょう。
3歳の春
安田記念を勝った
リアルインパクトが1番人気で出走しましたが
マイルCSでは5着に敗退しています。
安田記念では4kgの斤量差がありましたが
マイルCSでは僅か1kgの斤量差しかなかったのも要因の一つだと思われます。
今年は3歳馬
ミッキーアイルが人気の一角で出走すると思われますがどうなるでしょうか?
【枠順別成績】
1~4枠 4-4-0-32 勝率10.0% 連対率20.0% 複勝率20.0%
5~8枠 1-1-5-43 勝率 2.0% 連対率 4.0% 複勝率14.3%
説明不要でいいでしょう。
京都外回りマイルの平坦戦、単純に内の方有利です。
一つ気になるのは3着は過去5年では外枠ばかり(しかも5回中4回は7枠です)
3連単では3着欄に7枠塗っても面白いかもです。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ワールドエース→レッドアリオン→サンライズメジャー
今年は4歳馬は
レッドアリオンと
ロゴタイプの2頭のみなので5歳馬でも本命で。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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