第266話 「京成杯」
09年 36.2-51.0-35.5 =2.02.7 ▼9▼ 1△6 瞬発戦
10年 37.2-51.2-35.2 =2.03.6 ▼2▼10±0 瞬発戦
11年 36.0-48.3-36.6 =2.00.9 ±0± 0△3 消耗戦
12年 35.1-50.3-35.2 =2.00.6 ▼5▼ 1±0 消耗戦
13年 36.2-50.6-35.5 =2.02.3 ▼8▼ 3△4 瞬発戦
中盤が速くなって上がりが掛かった11年のみ消耗戦でその他の年は瞬発戦となっています。
11年の消耗戦がどちらかといえばイレギュラーだったといえます。
スローの瞬発戦がスタンダードになっていて12年以外の年は▼8~▼10という大きめな加速が生じています。
3~4コーナーの区間で連続加速になりやすいので機動力や瞬時のギアチェンジが問われるレース傾向といえるでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
▼10以上の大きい加速実績と連続加速実績のある馬が多く連対しています。
昨年の勝ち馬
フェイムゲームにはそのどちらもありませんでしたが前走の未勝利戦は同じ中山芝2000コースで37.0-49.8-35.9=2.02.7(▼3±0△2)の平坦戦を2馬身半差で圧勝していました。
中盤が50秒を切ったのはこの
京成杯でも消耗戦だった11年だけなのでそれを考えると未勝利戦の圧勝が次走にも繋がったのだと思われます。
こういうケースの馬をどこまで分析して拾えるかが馬券的な勝負になるのかもしれません。
大きな加速実績と連続加速実績に
・前走の上がり2位以内 5-3-3-28(過去5年)
・前走1800~2000m出走馬 5-4-4-42(過去5年)
という条件を加えて絞り込むと今年の登録馬では
ウインマーレライ、
ヴォルシェーブ
の2頭が有力候補となりました。
次点では
・
キングズオブザサン(最大加速実績が▼9まで)
・
ツクバアズマオー(前走1600m)
・
ディアデルレイ(最大加速実績が▼9まで)
・
ピオネロ(前走上がり4位)
私のイチオシは
ウインマーレライ。
前走同コースで行われた
ホープフルSはスタートで出遅れて4コーナーで大外ぶん回すレース内容。
流石に最後は脚が止まって0.5秒差5着となりましたがスタートまともならもっとやれるはず。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ウインマーレライ→ヴォルシェーブ→ディアデルレイ
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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