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現地時間12日朝、凱旋門賞へ挑戦する日本馬2頭がそれぞれ追い切りを行なった。前哨戦であるニエル賞への追い切りを敢行したのがキズナ(牡3歳、栗東・佐々木晶三厩舎)。併せたステラウインド(牡4歳、美浦・尾関知人厩舎)を5馬身後方から追いかけ、最後は約1馬身先着。手綱をとった武豊騎手は次のように語った。「追いかけた分、手応えは悪くみせたけど、トライアルの仕上がりとしては上々。本番の凱旋門賞へ向け、良いステップを踏みたいですね」
また、その後、フォワ賞へ向けた追い切りを行なったのがオルフェーヴル(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)。こちらは3頭併せ。最後方から追走して最後は豪快に1秒近く先着。
「ヨレたりササッたりもせず、思った以上に良い動きをしてくれました。競馬だから何があるかは分からないけど、力は出せそうな状態にあると思います」
そう語ったのは池江調教師だ。
2頭が走る前哨戦はともに9月15日。凱旋門賞と全く同じロンシャン競馬場の2400メートルが舞台となる。共に良い結果で本番へ迎えることを願おう!
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