第239話 「マーメイドS」
08年 36.3-49.9-37.3 =2.03.5 ▼1▼1△6 平坦戦 重
09年 35.7-48.8-35.7 =2.00.2 ±0▼6△9 瞬発戦
10年 35.3-48.8-35.4 =1.59.5 ▼3▼3△6 平坦戦
11年 36.0-49.4-35.0 =2.00.4 ▼3▼3△5 平坦戦
12年 35.5-47.9-36.5 =1.59.9 △3△1△3 消耗戦
牝馬限定のハンデ戦ということで荒れやすいレース。
登録の段階で15頭とフルゲートに達していないのでどうなるか分かりませんがGⅠ開催のない週でもありますし「大振り」してみないレースでしょう。
荒れる要因としては牝馬限定のハンデ戦というのももちろんありますが、芝の中距離戦にも関わらず過去5年で瞬発戦が1度しかないのも大きいかなと思われます。
スタート後に上り坂があるのでテンはそれほど速くはなりませんが2コーナー回って向正面からあまり緩まない傾向にあります。
今年は例年よりも1週早い開催日程なのでより前への意識が高くなるかもしれません。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
連対馬10頭のうち5頭に消耗戦実績があって
コスモプラチナ以外の9頭には平坦戦実績があるということが瞬発力だけでは厳しいという証でしょう。
このレースは格よりも適性、それにハンデ戦の斤量につきる。
そんなレースです。
【前走クラス】
重賞 2-2-2-32 勝率5.3% 連対率10.5% 複勝率15.8%
OP以下 3-3-3-24 勝率9.1% 連対率18.2% 複勝率27.3%
【前走斤量】
今回増 0-2-1-15 勝率 0.0% 連対率11.1% 複勝率16.7%
同斤量 2-1-1-13 勝率11.8% 連対率17.6% 複勝率23.5%
今回減 3-2-3-28 勝率 8.3% 連対率13.9% 複勝率22.2%
前走OP以下クラスに出走していた馬が重賞出走馬よりも良い成績を収めています。
しかも前走1000万下クラスに出走していた馬の成績が2-1-0-5となっているので「格」なんて関係ないと言ってもいいでしょう。
斤量では今回増の馬が過去5年では未勝利となっていて複勝率でも一番悪い成績となっています。
通常斤量増の馬の方が成績が良い場合が多いのですが、このレースに限っては斤量が増えるのはあまり良くない傾向です。
あと内回りコース実績も重要で、過去5年の連対馬はクラスを問わず芝1800~2000mの内回り小回りコースで勝利経験がありました。
例外なのは昨年の勝ち馬
グルヴェイグで内回り小回りコースは
マーメイドS出走が初めてというケースでした。
今年の登録馬では上記の条件からすれば
アロマティコ、
エーシンメンフィス、
エスピナアスール、ハワイアンウインド、
ピクシープリンセス、
マイネオーチャード、
マイファーストラヴ
辺りが有力候補になりますが敢えて人気馬から入らなくてもいいかなと感じます。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ハワイアンウインド→エスピナアスール→ピクシープリンセス
ハワイアンウインドは先週1000万下クラスで4着に敗退してますが開幕週で中盤緩んでの瞬発戦、内有利なのは明らかで外外を回しての斬れ負けは度外視していいでしょう。
(
マーメイドSの勝ち馬の上がりは例年35秒前後ぐらい)
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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