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同じ条件のNHKマイルカップはマイル以上での実績が重要なレースだが、ヴィクトリアマイルはマイル以下での実績が重要なレースとなっている。
以下は、過去5年の優勝馬と1400~1600mのレースで最高指数を記録したレースの一覧である。
■2011年 アパパネ
56.5 読売マイラーズカップ(4着)
■2010年 ブエナビスタ
55.2 桜花賞(1着)
■2009年 ウオッカ
60.0 安田記念(1着)
■2008年 エイジアンウインズ
56.9 阪神牝馬ステークス(1着)
■2007年 コイウタ
55.5 桜花賞(3着)
以上より、過去1年以内の古馬混合の重賞で56.5以上の指数を記録しているか、桜花賞で55.2以上の指数を記録していることが条件と言える。
それでは、今年の出走予定馬の中から、上記の条件を満たしている馬をピックアップしてみよう。
■アスカトップレディ
57.1 京都金杯(3着)
■アパパネ
57.5 安田記念(6着)
■アプリコットフィズ
57.8 富士ステークス(2着)
■クィーンズバーン
57.3 阪神牝馬ステークス(1着)
■スプリングサンダー
56.5 阪急杯(2着)
■フミノイマージン
56.8 阪神牝馬ステークス(3着)
■マルセリーナ
57.3 阪神牝馬ステークス(2着)
57.1 マイルチャンピオンシップ(6着)
条件を満たしているのは以上の7頭で、特に1600mの牡馬混合戦での実績がある4頭(アスカトップレディ・アパパネ・アプリコットフィズ・マルセリーナ)の中から今年の勝ち馬が出る可能性が高い。
なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。
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