第180話 「マイラーズC」
07年 34.9-23.3-34.0 =1.32.2 ▼2▼7△10 瞬発戦
08年 35.5-23.3-34.8 =1.33.6 ▼4±0△10 平坦戦
09年 36.2-24.1-33.7 =1.33.9 ▼9±0△ 7 瞬発戦
10年 34.8-23.8-34.3 =1.32.9 ▼5▼2△ 8 瞬発戦
11年 35.0-23.0-34.3 =1.32.3 ▼5△6△ 4 瞬発戦
流石に古馬のGⅡ戦だけあって最終週なのに1分32秒台が3度もあってなかなかハイレベルのレースだと思います。
とはいえ過去5年で馬連の配当が3桁だったのは最もスローで流れた09年だけでその他は結構荒れています(馬連万馬券が2回)
ハイレベルだけど人気馬が来るとは言えないレースということです。
どういうことかというと
「人気がないといっても実は実績馬」ということです。
過去5年で馬券になった馬は11年の2着馬
クレバートウショウ以外は全て重賞で2着以内の実績がありました。
なので近走不振だったからといっても軽視は禁物です。
逆に実績のなかった
クレバートウショウは前走同コース(阪神芝16)で行われたOPレース六甲Sで2着となっていました。
重賞実績のない馬は近走好調というのが条件かもしれません。
但し、前走同コースで3着以内馬は0-1-0-8と不振なので
クレバートウショウだけレアケースの可能性もあります。
近年のラップをよく見てみると中盤の緩みがあまりないとはいえ瞬発戦が4回もあってそれなりに加速が生じています。
この理由は実はテンの3Fがそれほど速くないというのがポイントで過去5年は全てテンより上がりの方が速い後傾ラップになっています。
逃げ馬2勝で4角6番手以内の馬が勝利しているので上がりよりも
先行力の方が重要というレース傾向にあります。
但し、阪神最終週での開催なので単純にスピードがあるというだけでは最後失速しやすいです。
・先行力
・重賞2着以内の実績
この2つのファクターが好走しやすい傾向にありますがもっと絞る条件として
・距離短縮+前走逃げor先行
が挙げられます。
この条件に該当する馬の成績は3-2-2-7(勝率21.4%、連対率35.7%、複勝率50.0%)とかなり高い数字。
今年は登録が48頭とかなり多いですがこの条件にあてはまる馬は
シルポート、
ダンスファンタジア、
フィフスペトル、
リアルインパクト、
リクエストソング
の5頭だけとなっています(現状
ダンスファンタジアと
リクエストソングは除外対象)
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
リアルインパクト→ミッキードリーム→レッドデイヴィス
【追記】
今年
マイラーズCが京都開幕週というのを今気付きました(汗)
もう一度考え直して後日再UPしたいと思います。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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