第178話 「桜花賞」
今週から復活します。
07年 35.7-24.1-33.9 =1.33.7 ▼4▼10△11 瞬発戦
08年 34.6-23.9-35.9 =1.34.4 ▼4▼1△10 平坦戦
09年 34.9-24.2-34.9 =1.34.0 ▼5▼1±0 瞬発戦
10年 35.6-23.3-34.4 =1.33.3 ▼3±0△11 平坦戦
11年 34.6-23.9-35.4 =1.33.9 ▼5△7△1 瞬発戦
桜花賞は昨年書いたコラムから特に内容変更もなく考え方はそのままだと思います。
→こちら
昨年マルセリーナを本命に出来たので今年も同様にグラフにしてみました。
→添付画像参照
そして今年も同様に各ステップレースの前半ー中盤ー後半に分けた1F平均ラップは以下の通り。
桜花賞平均 11.7-11.9-11.6 △2▼3
【中弛み型】
エルフィンS 12.3-13.1-11.3 △8▼18
クイーンC 12.2-13.1-11.3 △9▼18
【バランス型】
阪神JF 11.9-12.2-11.6 △3▼6
シンザン記念 11.7-11.9-11.8 △2▼1
フェアリーS 11.9-12.3-11.7 △4▼6
チューリップ賞 11.9-12.3-11.8 △4▼5
フラワーC 12.5-12.8-12.5 △3▼3
【前傾ラップ型】
フィリーズR 11.4-11.8-12.2 △4△4
アネモネS 12.0-12.8-12.7 △8±0
【後傾ラップ型】
紅梅S 12.2-11.8-11.4 ▼4▼4
ラップの次に表記してあるのは前半ー中盤ー後半ラップの増減です(ラップギア風に書いてみました)
こうするとラップを並べるよりはイメージがつかめるかなと思いまして。
桜花賞の平均ラップは流石に中盤の緩みが少ないというのが特徴的。
その流れに近いのは【バランス型】の5レースでここでの上位馬は有力候補といえるでしょう。
そして、流れが最も近いのは
フラワーCです。
但し、ラップを見れば分かる通り雨でかなりの重馬場でのレースだったのでスタミナ&パワー重視というレース内容をどう考えるか。
1番人気はおそらくは
阪神JFの勝ち馬ジョワドヴィーヴル。
前走
チューリップ賞では3着に敗退しました。
考えられる敗因は3つ。
・休養明けのため
・力の要る馬場は不得手
・急加速の展開は不得手
ブエナビスタ(父
スペシャルウィーク)の妹で注目を集めますが実際は
トーセンレーヴの全弟と考えた方が参考になるはず。
その
トーセンレーヴは4着以下が2度ありますがどちらのレースも不良馬場でした。
阪神JFと
チューリップ賞はラスト3Fまでほぼ同じ流れで進んでいますが
チューリップ賞の方が上がりが0.6秒遅くなっています。
レースレベルが低かったというよりは時計の掛かる(=力の要る)馬場だったと考えるのが普通で
トーセンレーヴの妹で小柄なジョワドヴィーヴルはそういう馬場は向かなかったかもしれません。
そして
阪神JFと
チューリップ賞のラスト4Fの実際のラップが
・
阪神JF 12.2-11.7-11.0-12.0 ▼5▼7△10
・
チューリップ賞 12.2-12.2-11.3-11.8 ±0▼9△5
となっています。
チューリップ賞は4コーナー回ってもまだ加速を開始しておらずラスト2F目で一気に加速した展開でこのギアチェンジに対応出来なかったかもしれません。
結論から言えば本番の
桜花賞でこんな大きなギアチェンジが発生する展開は考えにくいので特に3番目は問題はなくジョワドヴィーヴルのポイントは馬場次第といえるかもしれません。
今週末はどうやら良馬場で開催できそうでGⅠ仕様に芝を刈ってきたらジョワドヴィーヴルの好走確率はUPすると思われます。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ジョワドヴィーヴル→オメガハートランド→ジェンティルドンナ
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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20)
ナイス!(
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