最新競馬コラム

『競馬』という名の推理小説 ~第141話オールカマー(解決編)~

 613

12.3-11.3-12.6-12.2-12.1-11.7-11.9-11.6-11.8-11.4-12.3 =2.11.2
(36.2-59.5-35.5) △2▼4△9 平坦戦

過去5年で比べるとテンの3Fは2番目に速く中盤は最速でした。
9頭立てと少頭数でのレースとなりましたが例年よりも若干速いペースでした。
向正面に入った辺りで逃げたシャドウゲイトのペースが上がりましたがちょっと気分良く行かせすぎたのかなという感じです。
逃げたい馬はシャドウゲイトぐらいしか見当たりませんでしたがコロンバスサークルが積極的に先行したおかげでテンが若干速くなりました。
ここで緩くスタートしていればラスト1200mからのロングスパートもOKでしょうがちょっと無謀なペースUPだったと思われます。
馬が勝手に行ってしまっただけかもしれませんけど。

2番手追走のコロンバスサークルも向正面のペースUPに引っ張られる形となりましたが3番手追走のアーネストリーは慌てず騒がずといった内容で自分のペースできっちり追走。
3コーナーからじわじわ進出し4コーナー回った時には前2頭は既に射程圏内。
直線で突き放すと悠々とゴールイン。
流石に格が違うといったレース振りでした。
秋天への叩き台とすれば上々のスタート、後は相手関係と鬼門の東京コースということになるでしょう。
力があるのは確かなので乗り方で克服出来るかどうか。

2番人気のカリバーンは4コーナーでアーネストリーを負かしに行ったところで突き放されて力尽きました。
そこでゲシュタルトに差されはしましたがこれは展開のアヤで特に気にする必要はないでしょう。
GⅠとなると現時点では足りないでしょうが重賞でやれる目途はついたと思います。
東京向きな馬だとは思うので次走の巻き返しは可能でしょう。
AR共和国杯辺りでしょうか?

2着のゲシュタルトは久々の重賞好走。
ロングスパート戦には適性があり今回は展開が向いたことも好走に繋がったと思われます。
まだ4歳馬なのでこれからもう少し伸びしろがあるかもしれません。

3番人気のマイネルラクリマは6着。
3歳馬とすればちょっと荷が重いレースだったと思います。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

 ナイス!(3

このコラムへのコメント

コメントはありません。

関連競馬コラム

新着競馬コラム

人気競馬コラム

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る