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バカンス明けでまだ眠っているルメール騎手と比べ、年明けからデムーロ騎手が目立っている。月曜のフェアリーSではライラックに騎乗し、お得意のマクリ戦法で外から差し切りを決めた。
先月の阪神JFをサークルオブライフで制すると、翌週にはミスニューヨークでターコイズSを制覇、そして今回はライラックでフェアリーSを制覇と、短期間で重賞3勝の固め打ち。地方にはなるが東京大賞典ではオメガパフュームで4連覇の偉業を達成しており、好調期に突入しているとみて良さそうだ。
~デムーロ騎手はむしろ出遅れた方が良い
筆者はしばしば、「デムーロ騎手は出遅れた方が良い」と言うのだが、別に冗談ではなく本当の話。デムーロ騎手がなぜよく出遅れるのかはわからないが、本来であればネガティブな出遅れも、デムーロ騎手にとっては決して悪い話ではない。
なぜなら、デムーロ騎手は馬群の中ではなく、オープンなスペースで馬と呼吸を合わせるのが得意だからだ。したがって、(特に内枠で)キレイにスタートを決めてしまうと馬群の中に入ることになってしまい、上手くコンタクトを取れない。一方で、出遅れることにより馬群に入らず、スタートから上手く馬との呼吸を整えることができる。前半でリラックスできるので、後半の伸びに繋がる。
こんなジョッキーは他にはいないのでかなり特殊ではあるのだが、実際ミスニューヨーク、ライラックの2頭で、中山マイル戦としてはかなり非常識と思える最後方から外を押し上げる競馬で重賞を2勝。人馬一体というか、馬と友達という感じのデムーロ騎手の騎乗ぶりは、JRAの中では唯一無二と言える。
なお、月曜日は他のレースでも連続で馬券に絡んでおり、フェアリーSを含め6戦して5回馬券圏内。
1レースのレオンラファールでは、スタートで立ち遅れて呼吸を整えると、そこからマクって4角先頭から押し切り、5番人気1着。5レースのルールオブルーラーこそスタートを決めて内枠を生かし8番人気3着と好走したが、10レースの迎春Sではやはりスタートで行き脚がつかず後方からの競馬となり外から押し上げて3着。11レースは前述通りライラックで最後方からマクって重賞制覇。最終レースのコスモアディラートでも、やはり出遅れ。4コーナーで一気に動く得意パターンで3着を確保した。
いわば出遅れて外から動くデムーロスペシャル。これがよくハマるときは「好調のデムーロ騎手」と判断して良い。デムーロ騎手は好不調が割とハッキリとした、バイオリズム重視ジョッキー。見極めが大事になるので、今は買いの時期とみて良さそうだ。
(各騎手の詳細な特徴については『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』をご覧下さい)
~京成杯の注目馬
最後はいつも通り今週末の注目馬で締めたい。今回は京成杯からこの馬を。
・テンダンス(和田竜二騎手)
前走の東スポ杯ではスローの好位から上手く立ち回って3着を確保。東スポ杯は勝ったイクイノックス他比較的メンバーが揃っており、5着だったレッドベルアームが先週のシンザン記念で3着と好走、テンダンスの走りも評価して良い。半兄はカデナで、本馬も器用さを感じるので中山2000m替わりも問題ない。位置を取りに行く和田騎手も中山2000mにおいてはプラスで、引き続き好勝負になるはずだ。
※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。
○TARO プロフィール
大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。
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