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エーデルワイス賞は、今年デビューの2歳世代の最初のグレードレース。ホッカイドウ競馬ではリリーカップ、フローラルカップに続く2歳牝馬三冠競走の最終戦として行われている。このレースは2013年には3連単1,227,740円のウルトラ高配当が飛び出すなど、過去を遡っても高配当決着の連続。本命サイドの決着があたりまえとされるダートグレードで、もっとも荒れるレースだ。
まず、ダートグレードではダントツで中央馬の活躍が目立つが、このレースでは立場が逆転。過去10年で地方馬が6勝、2着が8回、3着も7回と、とにかく地方馬が活躍している。これは地方、特に門別はデビュー時期が早く、番組が充実しているのが理由。キャリア数戦で挑まなければならない中央馬はとても不利だ。それなのにJRAブランドを信頼する傾向が強く、そのことが高配当続出の歴史に拍車を掛けている。
地方馬が有利なこのレース。その中でも最有力は、ホッカイドウ競馬の2歳牝馬最初の重賞フルールカップと一冠目のリリーカップともに連対した馬だ、過去10年のこのレースでの成績は、【1・1・0・0】。1着の該当馬は2019年のアークヴィグラス、2着の該当馬は2015年のモダンウーマンだが、2010年のマツリバヤシも2着と好走している。
また、牡馬のトップクラスも集うホッカイドウ競馬では唯一の2歳「H1」重賞、ブリーダーズゴールドジュニアカップの上位馬も当然有力。このブリーダーズゴールドジュニアカップは、2018年のジャパンダートダービー馬ヒガシウィルウィンや現在中央の3勝クラスで活躍のダブルシャープを生み出したレース。ここで上位入線すると、将来でそれなりの活躍が約束されたようなものだ。
このためこのレースで3着以内だった馬が、牝馬限定のエーデルワイス賞では最有力。ブリーダーズゴールドジュニアカップで3着以内馬のこのレースでの活躍は、過去10年で【0・1・0・0】。近年、牝馬の出走頭数が少なく、3着以内に好走していないこともあり、該当馬は2011年のシーキングブレーヴ(7番人気)のみだが、遡れば2008年のアンペア(1番人気)が2着、2009年のオノユウが1着、2011年のシーキングブレーヴ(7番人気)が1着と好走している。
しかし、2008年のブリーダーズゴールドジュニアカップで3着だったリロは、4着に敗れていることから、前走で大敗した馬は狙い下げたほうがいいだろう。リロは前走のフローラルカップで1.4秒差の大敗を喫していた。
その他、ホッカイドウ競馬の2歳最初の牡馬相手の重賞、毎年7月に行われる栄冠賞の3着以内の馬も有力。しかし、近走が不振では狙いが下がるため、8月以降の重賞を勝利しているか、8月以降の重賞で2戦連続連対していることを条件に加えてみた。すると、その成績は過去10年で【2・1・0・1】。1着の該当馬は、2015年のタイニーダンサー、2019年のコーラルツッキー。2着の該当馬は、2015年のモダンウーマン。
4着以下だった馬は、2013年のノットオーソリティだが4着だった。そのノットオーソリティは栄冠賞を勝利後、8月にレースを使われていなかったことから、このパターンはやや狙いが下がる。連対したタイニーダンサー、モダンウーマン、コーラルツッキーは栄冠賞で3着以内後、3戦してここに出走しているというのが共通項である。
逆に、中央馬ではどのような馬が有力かというと、2勝馬を挙げた馬だ。このレースで中央馬の2勝馬の成績は、過去10年で【3・0・0・1】と全ての馬が優勝している。1着の該当馬は2011年のシェアースマイル、2013年のフクノドリーム、2016年のリエノテソーロ。唯一、4着に敗れた昨年のラストリージョは1番人気ではなかったし、前走がハナ差、クビ差の辛勝だった。1番人気であることと、辛勝ではないことを条件に加えたい。
また、近2走以内にダート戦で1.0秒以上差をつけて勝利した馬も有力で、過去10年の成績は【3・0・0・0】。前記したシェアースマイルやフクノドリームもそうだし、2014年のウィッシュハピネスも前走の未勝利戦で1.0秒差の圧勝を収めていた。基本的に中央の2勝馬や圧勝馬が出走していない場合に、地方馬が活躍していると考えるといいだろう。
さらに前走で1勝クラスに出走していた馬も有力。過去10年の成績は【1・1・2・0】。1着の該当馬は、2011年のシェアースマイル。2着の該当馬は、ミコブラック。3着の該当馬は、2011年のロクイチスマイル、2013年のピクニックソング。ミコブラックはヤマボウシ賞で4着に敗れていたが、このレースでは2着に巻き返している。2017年のピクニックソングはヤマボウシ賞7着からの巻き返しであり、前走で1勝クラスに出走していた馬は、着順に関係なく、注意したい。
最後にこのレースの穴馬候補を挙げると、デビューから前々走まで1200mまでの距離しか経験がなく、初距離のフローラルカップ(1600~1700m)で4着以下に敗れた馬だ。2013年に過去10年でもっとも人気薄の12番人気で2着と好走したラブミーブルー、2012年に11番人気で2着と好走したピッチシフター、同年に4番人気で勝利したハニーパイ、2017年に10番人気で3着のリコーデリンジャー、2019年に11番人気で3着のミナトノヨーコは、このパターンに該当していた。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・すでに2勝を挙げている中央馬。
(1番人気であること、前走がハナ、クビ差の辛勝ではないことが条件)
・近2走のダート戦で1.0秒差以上圧勝の中央馬。
・前走で中央の1勝クラスに出走していた馬。
・フルールカップとリリーカップを連勝した馬。
・同年のブリーダーズゴールドジュニアカップで3着以内の馬。
(前走で1.4秒差以上、大敗していないことが条件)
・8月以降のホッカイドウ重賞を勝利しているか、8月以降の重賞で2連勝している、栄冠賞の3着以内馬。
(栄冠賞後に3戦していることが条件)
●穴馬候補
・前々走まで1200mまでの距離経験しかなく、初距離の前走フローラルCで4着以下に敗れた馬。
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