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【山崎エリカのダートグレード攻略】~エーデルワイス賞2020~

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【山崎エリカのダートグレード攻略】~エーデルワイス賞2020~ | コラム | ウマニティ

 エーデルワイス賞は、今年デビューの2歳世代の最初のグレードレース。ホッカイドウ競馬ではリリーカップ、フローラルカップに続く2歳牝馬三冠競走の最終戦として行われています。このレースは2013年には3連単1,227,740円のウルトラ高配当が飛び出すなど、過去を遡っても高配当決着の連続。本命サイドの決着があたりまえとされる中央との交流重賞で、もっとも荒れるレースです。

 まず、中央との交流重賞では、ダントツで中央馬の活躍が目立ちますが、このレースでは立場が逆転。過去10年で地方馬が5勝、2着が9回、3着も地方馬が7回も入線しています。これは地方のほうがデビュー時期が早く、番組が充実しているのが理由。キャリア数戦で挑まなければならない中央馬はとても不利です。それなのにJRAブランドを信頼する傾向が強く、そのことが高配当続出の歴史に拍車を掛けています。

 地方馬が有利なこのレース。その中でも最有力は、牡馬のトップクラスも集うホッカイドウ競馬では唯一の2歳「H1」重賞、ブリーダーズゴールドジュニアカップの上位馬です。このブリーダーズゴールドジュニアカップは、2018年のジャパンダートダービー馬ヒガシウィルウィンや現在中央の3勝クラスで活躍のダブルシャープを生み出したレース。ここで上位入線すると、将来でそれなりの活躍が約束されたようなレースです。

 このためこのレースで3着以内だった馬が、牝馬限定のエーデルワイス賞では最有力。ブリーダーズゴールドジュニアカップで3着以内馬のこのレースでの活躍は、過去10年で【0・2・0・0】。該当馬は、2010年のマツリバヤシ(4番人気)、2011年のシーキングブレーヴ(7番人気)ですが、遡れば、2009年のオノユウがこのレースで1着、2008年のアンペア(1番人気)も2着と活躍しています。しかし、2008年のブリーダーズゴールドジュニアカップで3着だったリロは、4着に敗れていることから。前走のフローラルカップで大敗した馬は狙い下げたほうがいいでしょう。リロは前走で1.4秒差の大敗を喫していました。

 次いで有力なのは、ホッカイドウ競馬の2歳牝馬最初の重賞、フルールカップとこのレースのトライアル、リリーカップともに連対した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は、【1・2・0・0】。1着の該当馬は昨年のアークヴィグラスですが、2010年のマツリバヤシ、2015年のモダンウーマンが2着と好走しています。

 その他、ホッカイドウ競馬の2歳最初の重賞、栄冠賞の3着以内馬のも有力で、その成績は過去10年で【2・2・0・6】と有力。1着の該当馬は、2015年のタイニーダンサー、2019年のコーラルツッキー。2着の該当馬は、2010年のマツリバヤシ、2015年のモダンウーマン。全ての連対馬には、リリーカップかフローラルカップのどちらかで勝利か、どちらとも連対しているのが共通項で、その条件を満たした場合には、【2・2・0・2】と好走確率がアップします。4着以下だった馬は、2010年のクラーベセクレタ、2013年のノットオーソリティですが、ともに4着でした。

 逆に、中央馬ではどのような馬が有力かというと2勝馬です。このレースでの2勝馬の成績は、過去10年で【3・0・0・0】と全ての馬が優勝しています。該当馬は2011年のシェアースマイル、2013年のフクノドリーム、2016年のリエノテソーロです。どの馬も1番人気に支持されましたが、人気に応えることができています。

 また、近2走以内にダート戦で1.0秒以上差をつけて勝利した馬も有力で、過去10年の成績は【3・0・0・0】。前記したシェアースマイルやフクノドリームもそうでしたし、2014年のウィッシュハピネスも前走の未勝利戦で1.0秒差の圧勝を決めていました。昨年のように中央の2勝馬や圧勝馬が出走していない場合に、地方馬が活躍していると考えるといいでしょう。

 最後にこのレースの穴馬候補を挙げると、今回が初めてのダート戦となるタイプです。2010年の優勝馬リアライズノユメや一昨年のリエノテソーロが初ダートでこのレースを勝利しています。この時期はJRAのダート番組が充実していないため、本質がダート馬でも芝のレースを使うことが多いためでしょう。

 リエノテソーロのように無敗だと人気になりますが、負けていると超人気薄になります。さらにキャリアを重ねてそこで連敗していると見切られます。リアライズノユメは1勝目を挙げるのに、5戦を要したためにこのレースではJRA勢ながら7番人気という超人気薄でした。さすがにこの時期にキャリア5戦も積んでいるような馬は滅多にいませんが3戦、4戦くらいでもワンチャンスありそうです。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・すでに2勝を挙げている中央馬。
 ・近2走のダート戦で1.0秒差以上圧勝の中央馬。
 ・同年のブリーダーズゴールドジュニアカップで3着以内の馬。
  (前走で1.4秒差以上、大敗していないことが条件)
 ・フルールカップとリリーカップを連勝した馬。
 ・栄冠賞の3着以内馬。
  (リリーカップかフローラルカップのどちらかで勝利か、どちらとも連対していることが条件)

 ●穴馬候補
 ・今回が初ダートとなる中央馬。

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