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【山崎エリカのダートグレード攻略】~さきたま杯2020~

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【山崎エリカのダートグレード攻略】~さきたま杯2020~ | コラム | ウマニティ

 浦和競馬の春シーズンを締めくくる、さきたま杯。このレースは2011年度にG2に昇格して以来、秋に行われる浦和記念と並ぶ、浦和二大レースのひとつとして定着しました。主なメンバー構成は、東京スプリントかきつばた記念の上位馬、さらにG2昇格後は、G1・かしわ記念の上位馬の出走が目立ちます。

 その中でも最有力は、前走1200m~1400mの東京スプリントかきつばた記念よりも、1600mのかしわ記念の上位馬。かしわ記念帝王賞のステップレースですから、同年の優勝馬がここへ出走してきたことはありません。しかし、かしわ記念の2着、3着馬がここへ出走してくることは少なくなく、2011年度以降の成績は【1・2・1・1】と優秀。1着の該当馬は、2016年のソルテ。2着の該当馬は、2016年のベストウォーリア、2017年のモーニン。3着の該当馬は、2014年のセイクエイムズン。

 唯一の4着以下馬は、2011年のラヴェリータで、このレースでは1番人気を裏切る形での4着でした。しかし、ここへ出走してきたかしわ記念3着以内の馬で、唯一、1400m以下のダートグレードで連対実績がなかったのも事実。序盤で置かれたレースぶりからも、明確に距離不足でした。つまり、1400m以下のダートグレードで連対実績のあるかしわ記念の3着以内の馬ならば、信頼できることになります。

 その他に前年のJBCスプリントの連対馬も活躍しており、過去10年の成績は【1・1・5・1】。1着の該当馬は2012年のセイクリムズン、2着の該当馬は2010年のスーニ。3着の該当馬は、2011年のスーニ、2014年のセイクリムズン、2016年のベストウォーリア、2017年のドリームバレンチノ、2019年のキタサンミカヅキです。

 唯一の4着以下は、2016年のコーリンベリーで8着。コーリンベリーは逃げ馬。逃げ馬は連続好走が難しく、前走の東京スプリントで逃げ切り勝ちをしたことで、このレースで反動が出たのでしょう。実際に前走の東京スプリントで逃げて3着以内だった馬の凡走が目立ちます。前記したコーリンベリーの他、2012年のスターボードは9着、2018年のグレイスフルリープは4着です。前走の東京スプリントで上位の馬は狙い下げたほうがいいでしょう。

 また、2017年にホワイトフーガがこのレースで優勝しているように、前年のJBCレディスクラシックが1600m以下で行われた年は、このレースに繋がっているので、そこも合わせて注意したいところです。昨年のJBCレディスクラシックは、JBCスプリントと同距離の浦和1400mで行われました。連対馬は、要注意です。

 さらに穴馬を探るために、5番人気以下で連対した馬たちを見ていくと、2011年のジーエスライカー(6番人気)、2012年のナイキマドリード(5番人気)、2014年のトキノエクセレント(7番人気)と全て地方馬ということ以外に、このレースでの位置取りが4コーナー先頭という共通項がありました。

 確かに2014年のトキノエクセレントは、先行争いが激化し、前が4コーナー手前で失速したことによって取れたポジションですが、4コーナーでどの馬が先頭に立つのか、2番手、3番手はどの馬を推測するのがこのレースの最重要ポイントとなりそうです。ちなみにこのレースで4コーナー先頭だった馬は、過去10年で8頭も連対しています。


 まとめるとこうなります!
 
 ●本命候補
 ・前走のかしわ記念で3着以内だった馬。
  (1400m戦以下のダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・前年のJBCスプリントの連対馬。
 ・前年のJBCレディスクラシックが1600m以下で行われた年の連対馬。


 ●穴馬候補
 ・逃げ馬という概念にとらわれず、4コーナー先頭が狙える馬。
  地方馬だと、より穴になる傾向あり!


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このコラムへのコメント

TERAMAGAZINE|2020年5月28日 0:50 ナイス! (0)

浦和は直線の短い小回りコースであることから、前に行ける馬が有利。特に1400mが舞台のさきたま杯は、過去10年で4コーナー先頭だった馬が8連対しています。よって、どの馬が4コーナー先頭を狙えるかが予想のポイントとなるでしょう。

◎ゴールドクイーン


前走のカペラSを前半3F32.9のオーバーペースで逃げた逃げ馬(12)ゴールドクイーンを推します。

この馬はテンのスピードの違いで今回も逃げる公算大。

またこの馬はハナに行けるとしぶと、昨春ののかきつばた記念では後のJBCスプリントの覇者ヤマニンアンプリメを撃破。

昨春のながつきSでは5馬身差の圧勝を収めました。

今回のメンバーではPP指数(謎)の最高値もトップともっとも強く
かきつばた記念がベストパフォーマンスであるように休養明けを苦にするタイプでもないだけに
今回の本命としました。


https://nar.umanity.jp/professional/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2020052718020311

う~ん!
今回(だけは)惜しかったですっ!

初志貫徹!!ブレない《マーベラス競馬プロ予想家山崎エリカ》さま!


さすが!
ゴージャス予想のプロフェッショナルですっ!

プロフェッサー・マーベラス・エリカ

「実に素晴らしい!」


ウチら「#山崎エリカ公認プロファンクラブ」(ファンの集い)
【エリカ競馬《公認プロ》】をいつもずっとずっと応援しております!!

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