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【山崎エリカのダートグレード攻略】~黒船賞2019~

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【山崎エリカのダートグレード攻略】~黒船賞2019~ | コラム | ウマニティ

 黒船賞は、高知競馬唯一の地方交流重賞。2008年には経営逼迫で休止したこともありましたが、そこから見事に盛り返し、今では盛大に開催されています。また、短距離の地方交流重賞では、前年のJBCスプリント以来の別定戦で行われることもあって、実績馬が「待ってました!」とばかりにここに出走してくることも多いです。実績馬にとって、先週行われた名古屋大賞典が短距離路線の始動戦とするならば、こちらは短距離路線の始動戦。前年のJBCスプリントの上位馬や前走フェブラリーS組が出走してきます。

 その実績馬の中でも、最有力は前年のJBCスプリントの連対馬。過去10年(2008年、2011年は開催中止)のこのレースでの成績は【4・2・0・1】。1着の該当馬は、2010年・スーニ、2012-2013年・セイクリムズン、2016年・ダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014-2015年・ドリームバレンチノ。唯一、4着以下に敗れたのは、2012年のスーニ(4着)ですが、同馬は斤量59㎏を背負っていました。つまり、斤量59㎏未満の前年のJBCスプリントの優勝馬ならば、本命馬として信頼できることになります。

 次いで有力なのは、前走・フェブラリーS組。フェブラリーSに出走していること時点で実績馬ということもあり、過去10年のこのレースでの成績は【5・6・1・3】。1着の該当馬は、2007年・リミットレスビッド、2009年・トーセンブライト、2010年・スーニ、2012-2013年。2着の該当馬は、2009年・フェラーリピサ、2010年・トーセンブライト、2012年・トウショウカズン、2014年・ドリームバレンチノ、2017-2018年のキングズガード。3着の該当馬は、2010年ミリオンディスク

 4着以下だった馬は、2008年のメイショウバトラー(5着)、2015年のワイルドバッハ(6着)、2017年のニシケンモノノフ(6着)ですが、メイショウバトラーは、近3走とも5着以下に負けていた調子落ちの馬。逆にワイルドバッハ、ニシケンモノノフフェブラリーSで0.5秒差以内と善戦していた馬たちでした。

 このレースはフェブラリーSの好走馬よりも、2017-2018年の2着馬キングズガードのように、フェブラリーSで0.6秒差以下に凡退していた馬たちの巻き返しが目立ちます。2010年にスーニーがフェブラリーSで2.5秒差の9着大敗から、このレースで1着に巻き返したこともあるほどです。それだけG1で好走した後はダメージが大きいということなのでしょう。

 メイショウバトラーのようなスランプのような馬でも勝ち負けできませんが、フェブラリーSで好走した馬も危険なので、フェブラリーSで0.6秒以下に凡退していることと、近3走で一度は4着以内の実績がある馬を狙いましょう。

 最後にこのレースの穴パターンを紹介すると、当然、地方馬です。どのような地方馬が有力なのかというと、過去1年以内のダートグレード競走で3着以内の実績があった馬です。過去10年で3着以内に好走した地方馬4頭中、2頭が前記のパターンでした。該当馬は、2007年の3着馬キングスゾーン(6番人気)、2015年の3着馬タガノジンガロ(5番人気)です。

 しかし、過去10年でもっとも人気薄、9番人気で3着入線し、3連単の払い戻し10万越えのアドバルーンを打ち上げた地方馬が1頭います。2009年のフサイチバルドルです。さて、フサイチバルドルはどのような馬だったかというと、JRA所属時代は長らく芝のレースを使われて結果を出せず、高知に移籍と同時に再びダートを使われ、前走A1クラスの特別戦で圧勝していました。このパターンは他の地方交流重賞でもしばしば穴を開けているので要注意でしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年のJBCスプリントの連対馬。
  (斤量58kg以下が条件)
 ・前走のフェブラリーSで勝ち馬と0.6秒差以下だった馬。
  (近3走とも5着以下の馬を除く)
 
 ●穴馬候補
 ・過去1年以内の地方交流重賞で3着以内の実績がある地方馬。
 ・長らく中央の芝のレースを使われていた馬が、地方移籍と同時にダート戦を使われて上昇した馬。(前走で0.9秒差以上、圧勝していることが条件)

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