最新競馬コラム

【山崎エリカのダートグレード攻略】~TCK女王盃2019~

 1,325

【山崎エリカのダートグレード攻略】~TCK女王盃2019~ | コラム | ウマニティ

 年明け最初のダートグレードは、牝馬限定戦でお馴染みのTCK女王盃。このレースは、女王クラスの馬が引退して繁殖入りしたり、休養していることも少なくないため、年によってレベルに差が生じます。女王クラスの馬が出走していればそれらが勝ち負けすることが多く、出走していなければ新興勢力や地方馬が馬券圏内に突入して波乱になることもあります。

 まず、最有力は前年のJBCレディスクラシックの優勝馬で、JBCレディスクラシックが創設された2011年翌年以降の、このレースでの成績は【2・0・1・1】。1着ではなかったのは、2016年のホワイトフーガ(3着)と2018年のララベル(5着)。両方馬ともJBCレディスクラシックからの直行馬で、休養明けでした。逆に1着だった、2014年のメーデイア、2015年のサンビスタはJBCレディスクラシック後にチャンピオンズCを使われていました。つまり、休養明けでなければ信用できることになります。

 また、前々走で1000万下を制し、前走で準オープンを連対していた馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2017年のワンミリオンス。3着の該当馬は、2015年のソーミラキュラスですが、この年は前記のサンビスタが出走していた年でした。

 さらにこれまでに前走で1000万下を勝利していた馬も有力で、過去10年で出走馬は昨年のミッシングリンクとブランシェクールのみですが、この2頭がワン、ツーを決めました。また、昨年は前年のJBCレディスクラシックの優勝馬ララベルは休養明け、前々走で1000万下を制し、前走で準オープンを連対していた馬も不在の年でした。また、この2頭の共通項は、同年1月の1000万下を勝利していたことです。

 一方、前年のJBCレディスクラシックの2着馬の成績は一気に下がり、これまでに連対したことはありません。2014年のアクティビューティ、2015年のトロワボヌール、2018年のプリンシアコメータともにこのレースで4着に敗れています。この3頭の共通項は、前走のクイーン賞が初重賞制覇だったこと。クイーン賞はハンデ戦のため、それまでに重賞勝ちの実績のない馬が目標にすることが多いレース。やや実力不足の馬が、前走を目標にしたことによる反動で、新興勢力に屈する結果となっているようです。

 また、このレースは、前記したホワイトフーガやララベルが敗れているように、12月以降のレース不出走馬は苦戦傾向。体を絞るのに苦労する冬場に行われていることも影響しているでしょう。実際に休養明けの実績馬やクイーン賞で初重賞制覇を果たした馬が本来の走りが見せられないのをいいことに、前年12月のクイーン賞の凡退馬がよく穴を開けています。

 2013年は8番人気で、2015年は6番人気で連対したアクティビューティは、前走クイ―ン賞8着、2着からの巻き返し。2015年に4番人気で連対したパワースポットや2017年に7番人気で連対したリンダリンダともにクイーン賞4着からの巻き返しでした。ただし、クイーン賞凡退馬をやみくもに狙っても馬券に繋がらないのも事実。リンダリンダは地方馬ですが、アクティビューティやパワースポットには中央所属馬で、準オープン勝ちの実績がありました。

 また、地方馬は、メンバー中で一番軽い斤量で出走できる明け4歳馬が活躍しています。過去10年で地方馬で連対したのは、中央から地方へ転厩してこのレースに出走した2010年のユキチャン、2012年のハルサンサン、そして前記した2017年のリンダリンダの3頭のみですが、ユキチャンを除いては4歳馬でした。ハルサンサンもリンダリンダも地方の最強3歳牝馬決定戦の前年のロジータ記念の連対馬です。そのレベルの馬であれば、上位争いに加われるチャンスはあります。

 さらに前年の12月にレースを使われていることが有利であることを示すように、地方勢では前走で東京シンデレラマイルに出走していた馬の一発が目立ちます。2009年の3着馬パノラマビューティ(5番人気)、2010年の3着馬コスモプリズム(6番人気)、2012年の優勝馬ハルサンサン(7番人気)2017年の2着馬リンダリンダ(7番人気)、2018年のラインハートともに、前走で東京シンデレラマイルに出走していた馬でした。

 コスモプリズムやラインハートこそ、東京シンデレラマイルでは1番人気に支持されながらも4着以下に敗れた明け4歳馬ですが、他は東京シンデレラマイルの連対馬たち。東京シンデレラマイルで連対しているか、1番人気に支持された馬をヒモ穴に加えてみるのも面白いでしょう。


  まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年のJBCクラシックの優勝馬。
 (前走でチャンピオンズCに出走していることが条件)
 ・前々走で1000万下を制し、前走で準オープンを連対していた馬。
 ・同年1月の1000万下を勝利した馬。


 ●穴馬候補
 ・前走、クイーン賞に出走して2着以下に敗れたもともとの実績馬。
 (中央馬は準オープン以上の実績。地方馬はロジータ記念の連対馬が活躍)
 ・前年のロジータ記念の連対馬。
 ・前走、東京シンデレラマイルに出走して連対した馬や1番人気馬。

山崎エリカさんのダートグレード競走最新予想はこちらからご覧いただけます!!

 コメント(0

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

新着競馬コラム

人気競馬コラム

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

7月21日()
函館2歳S G3
中京記念 G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

7月14日()
函館記念 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 シュヴァルグラン 牡7
100,070万円
2 レイデオロ 牡5
87,155万円
3 アーモンドアイ 牝4
74,871万円
4 オジュウチョウサン 牡8
66,681万円
5 スワーヴリチャード 牡5
58,813万円
6 リスグラシュー 牝5
58,398万円
7 キセキ 牡5
52,914万円
8 マカヒキ 牡6
51,710万円
9 アルアイン 牡5
51,170万円
10 アップトゥデイト 牡9
47,571万円
» もっと見る

3歳
1 アドマイヤマーズ 牡3
27,353万円
2 ロジャーバローズ 牡3
26,876万円
3 サートゥルナーリア 牡3
25,716万円
4 グランアレグリア 牝3
19,878万円
5 ダノンファンタジー 牝3
18,337万円
6 ダノンキングリー 牡3
17,411万円
7 ラヴズオンリーユー 牝3
17,295万円
8 ヴェロックス 牡3
16,304万円
9 クロノジェネシス 牝3
14,611万円
10 ニシノデイジー 牡3
11,910万円
» もっと見る