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最速プロ予想『シューナカ☆』Vol.63・有馬記念+α(ホープフルS)2018 ――レイデオロは中心?キケンな人気馬?ホープフルSはあの2頭に見解が集中

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最速プロ予想『シューナカ☆』Vol.63・有馬記念+α(ホープフルS)2018 ――レイデオロは中心?キケンな人気馬?ホープフルSはあの2頭に見解が集中 | コラム | ウマニティ



前回の~朝日杯FS編~では、断然人気で3着に敗れたグランアレグリアに対し高い評価が集まる中にも『サウジアラビアRCは朝日杯FSに直結しづらいラップ構成だった。能力的にはともかく適性面に死角なしとまでは言い難く、他馬にも一考の余地があるかもしれない』(岡村信将プロ)や、『ルメール騎手でないと乗りこなせないかもしれないくらい難しい面も持っている馬だとは思う』(くりーくプロ)といった注目コメントが聞かれた当コラム。また、『スローだった前走以上に持ち味を生かせる競馬になりそう』(サラマッポプロ)、『レース傾向からは不安要素は見当たらない』(伊吹雅也プロ)などの評価がみられた2番人気アドマイヤマーズが勝利。
今週も、週半ば見解に潜む的中へのヒントや、人気馬の取捨ポイントなどを人気プロ予想家陣に迫って参りますので、ぜひ今週末の予想に、そして次週のホープフルS予想にお役立て下さい。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、12/23(日)有馬記念。そしておまけとして28(金)ホープフルSも!。
今回は、ウマニティ公認プロ予想家のスガダイサラマッポ岡村信将シムーン豚ミンCの5人にアノ注目馬を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃。コラム後半では、スペシャル編成として特集3頭以外に、オジュウチョウサンへのコメントコーナーを特設!(ホープフルSについては、各予想家1頭ずつ)
※見解は全て12/17(月)時点のものです。


●今回のプロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近11年中9年で年間プラス達成!今年も9/23終了時点で年回収率102%とプラス継続中)。
岡村信将プロ・・・フリーランス競馬ライター。『ラップギア』と『瞬発指数』を構築し、2008年には単行本『タイム理論の新革命・ラップギア』の発刊に至る。ウマニティでは創設当初の2007年より公認プロ予想家初期メンバーとして活躍中。
シムーンプロ・・・以前勤務していた育成牧場時代の騎乗経験で培った感覚をフルに生かし、過去のレース映像から、馬の性格や適性、騎手の騎乗技術、レース中の有利不利などを徹底的に検証する予想スタイルで活躍中。2011年に実馬券収支約1千万円のプラス計上するなど、その素晴らしい成績からウマニティ予想コロシアムにおいて多くのファンを獲得。2011年10月にプロデビューに至る。
豚ミンCプロ・・・2017年12月よりスタートした『プロテスト』で優勝を果たし、18年3月にプロデビュー。レースリプレイ分析を基本とし、馬場状態・展開・騎手を見て自分が思っているよりオッズが付くようなら「買い」と判断し、その馬の馬券を買うというスタンスで活躍中。


●各馬へのコメント
レイデオロ
 豚ミンC 前走は小細工なしの競馬で、着差以上の完勝と言える内容だったのではないでしょうか。府中から中山に替わりますが、器用さもありむしろ中山のほうが向きそうですし、距離も問題なしで、減点材料はほとんど見つからないです。嫌うとしたら外めの枠に入った時か体調が悪いときくらいで、そこさえクリアしたらほぼ馬券には絡むと思いますよ。
 スガダイ 今年の有馬はレイデオロ中心で仕方ないだろうね。軸としての信頼度はかなり高いと思うよ。前走の天皇賞(秋)は1週前追い切りでアクシデントがあって、不安がないわけではなかったんだけど、終わってみれば楽勝だった。レース史上2位の好時計で内容的にも文句なしにハイレベルだ。かつては折り合いに苦しんで力を出し切れないレースもあったんだけど、この秋は2戦ともに折り合いはスムーズだったし、気性面での成長もうかがえる。今回もキセキがペースを作るなら、極端なスローは考えにくいと思うし、力通りの結果を期待していいと思うよ。
 シムーン この秋2戦は鞍上も上手く乗って順当な勝利でしたよね。今回に関しては初の2500mに距離が延びる点が気になるところですね。ゲート内でチャカチャカしてスタートが良いほうではないですから、出負けして、コーナーの多いこのコースで折り合いを欠き気味に外々を回されたら・・・・・・。最後のひと伸びを欠くシーンもあるのかなと。2400mで強い競馬をしている馬なので、余計な心配かもしれませんけどね。
 岡村信将 ラップ傾向から本質的には中山向きだと考えられますが、京都記念ドバイシーマクラシックでは道中折り合いを欠いていました。日本ダービーで『行きたいと主張すれば行かせてもらえる』と学習してしまったのかも知れません。距離が延びればペースが緩み、再び折り合いを欠いてしまう可能性も。拙作・ラップギアからも、レイデオロのような持続力タイプは意外と距離適性の幅が狭いという傾向にあります。同馬の適性が2000~2400mだと仮定するなら、今回の2500mの有馬記念はギリギリ適性外と考えることも可能になってきますので。
 サラマッポ 好メンバーだった天皇賞(秋)を勝ち、古馬中距離界の頂点に立ちましたね。今回も力的にはもちろん上位なんですが、前肢が伸びない走法のため、2500mは若干長い印象があります。持久力が問われる流れになれば、スタミナ切れで失速する可能性が高いと思っていますよ。1番人気濃厚な今回は、距離適性から軽視したいところです。かきこみ走法なので、道悪や力の要る馬場自体は問題ないでしょうが。


シュヴァルグラン
 豚ミンC 前走は前に行った馬にあの時計で走られては、ちょっとお手上げですよね。今年はまだ勝ち星はありませんが、天皇賞(春)の内容も悪くなかったですし、前走もバテているわけではないのでチャンスはあると思っています。去年は不利がなければもっと際どかったと思いますし、同じ鞍上なら他陣営よりさらにやる気満々なのではないでしょうか。
 岡村信将 高い能力を有しながら、適性的には尖ったところがない、良く言えばオールマイティ、悪く言えば器用貧乏というタイプですね。そういったタイプだけに2017年のジャパンカップ制覇には驚かされたのですが、その後の成績もやはり好走止まりが多数。東京にしても中山にしても可もなく不可もなく、人気次第で買いたい馬にも、買いたくない馬にもなってきます。
 シムーン 秋初戦の京都大賞典は案外で、もしかして衰え?かとも思ったのですが、前走のジャパンCでは最後まで止まらず走っていて、問題なくやれそうですね。昨年の有馬記念では、直線で窮屈になるところがありながら、しぶとく伸びて3着。今回はこの馬の力をフルに発揮させられる、好相性のボウマン騎手に替わるのも良いので、上位の一角と言えるでしょう。
 スガダイ 去年の有馬では、気の毒なレースになっていたよな。あまりにも勝ち馬が楽な展開だったし、直線では致命的な不利を受けてしまった。あれで3着なら立派と言いたいところなんだけど・・・

このコラムへのコメント

イータン|2018年12月20日 0:14 ナイス! (0)

さて、どうなるか? 楽しみですね。(#^.^#)
まずは枠順がどうなるか?そして天気ですね。

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