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最速プロ予想『シューナカ☆』Vol.52・G1スプリンターズS2018 ――近年のレース傾向か!?それとも馬の充実度か!?

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最速プロ予想『シューナカ☆』Vol.52・G1スプリンターズS2018 ――近年のレース傾向か!?それとも馬の充実度か!? | コラム | ウマニティ



G1シーズンにプロ見解を最速でお届けしてきた人気コラム『シューナカ☆』。今シーズンも引き続き、注目G1の馬券的中への手がかりを探しにウマニティ公認プロ予想家陣に迫って参りたいと思います。また、皆さまの予想がより一層楽しいものとなるキッカケになってくれればと願っています。2018秋シーズン『シューナカ☆』コラムに、どうぞお付き合いの程よろしくお願い致します。
なお、登場する予想家は、スガダイ河内一秀サラマッポ伊吹雅也岡村信将くりーく豚ミンCプロなどが各回交代交代で登場する予定です。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、9/30(日)G1スプリンターズS
今回は、ウマニティ公認プロ予想家のサラマッポ伊吹雅也岡村信将くりーくの4人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て9/24(月)時点のものです。


●今回のプロ予想家陣
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近11年中9年で年間プラス達成!今年も9/23終了時点で年回収率102%とプラス継続中)。
伊吹雅也プロ・・・埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当する。2018年02月23日には最新刊『コース別 本当に儲かる血統大全 2018-2019』(ガイドワークス)をリリースするなど著者としての活動も精力的に行っている。
岡村信将プロ・・・フリーランス競馬ライター。『ラップギア』と『瞬発指数』を構築し、2008年には単行本『タイム理論の新革命・ラップギア』の発刊に至る。ウマニティでは創設当初の2007年より公認プロ予想家初期メンバーとして活躍中。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。


●各馬へのコメント
ファインニードル
 岡村信将 スローペースになやりすい『現代のスプリント重賞』において、めずらしくスローペースになりにくい重賞のG1スプリンターズS。他の(多くの)1200m重賞とは違い、ハイペース耐性と消耗戦適性が要求される『ガチのスプリント戦』と考えられます。ファインニードルはその2つを問題なくクリア。ただ、数字的にはクリアしているものの、近走を見ると1走ごとに先行力が失われているように見えるのが考えどころですね。このメンバーを相手に後方からの競馬になるようなら、アタマまでは厳しいかもしれません。
 サラマッポ 今年、国内全勝の短距離王者。昨年の同レースはテン乗りで外を回り大敗したわけですが、今回は乗り慣れた騎手でもあり、本来の力を出せるはず。レースセンスが良く、中山コースも問題ないですね。降雨も見込まれる今週末ですが、前さばきが硬めなので道悪でも力を出せるタイプです。強調材料が多く、人気ではありますが馬券的には中心視せざるを得ない馬ですね。
 伊吹雅也 確かに最近のパフォーマンスは高く評価できますし、私自身も今春の高松宮記念や前走のセントウルSでは◎を打ったのですが……スプリンターズSには向いていないと思いますよ。各所でも指摘している通り、2016~2017年の1~3着馬、そして2015年の1~2着馬はいずれも同年に“JRA、かつ1400m以上、かつ重賞かオープン特別のレース”を勝っている馬でしたし、2015年3着のウキヨノカゼも7走前に芝1600mの重賞を勝っていました。さらに、前走のレースが“セントウルS”だった馬は2014年以降まで遡っても[1-0-0-21](複勝率4.5%)、このうち前走の着順が3着以内だった馬は[0-0-0-8](複勝率0.0%)。「セントウルS組」が人気を裏切りがちである点からも、今回こそ過信禁物と見るべきシーンなのではないでしょうか。
 くりーく 調教面では、休み明けの前走時は入念に乗り込まれていましたが、やや重め感のある動きに見えていました。それでも、レースではこの馬向きの馬場も味方したとは思いますが、得意のコースで人気に応えての貫録勝ちを見せてくれました。今回の過程は、1週前追い切り(川田騎手騎乗)での動きが素軽くなったように感じられたので、前走を使われての上積みが見込めるデキだと思いますよ。

ナックビーナス
 くりーく 1週前追い切りではモタモタした感じでやっと先着とやや物足りない印象で、残り1週でどこまで変わってくるかといった内容でした。ただ中山芝1200mは9戦して着外なしと相性の良いコースで、鞍上もモレイラ騎手とくれば大崩れすることはなさそうです。最終追い切りの動きは非常に気になる存在ですが、(アタマはともかくとして)適性と鞍上からは十分期待できるのではないでしょうか。
 伊吹雅也 前走のキーンランドCでは◎を打ちましたが、今回に関しては半信半疑ですね。前走の条件が“国内のレース”、かつ前走の4コーナー通過順が2番手以内だった馬は、2012年以降[0-2-1-17](複勝率15.0%)、2014年以降[0-0-1-13](複勝率7.1%)と勝ち切れていません。ただ、この馬自身は脚質に自在性がありますし、ファインニードルのところでもお話した通り、近年のスプリンターズSは1400m以上の重賞やオープン特別で優勝経験のある馬が優勢。本命にするつもりはありませんが、極端に嫌う必要もないでしょう。
 岡村信将 ファインニードルとは逆に、近走どんどんハイペース耐性を身に着けてきている成長株ですね。ハイペースを先行して勝ち負けできる馬は、他の1200m重賞はともかく、ラップ的にはスプリンターズSに向いてくるはずですよ。

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