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ダノンプレミアムの距離適性は?中内田調教師インタビュー※皐月賞直前に配信した記事(全3部作)のおまとめ版です。

2018年5月25日(金) 19:00

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「あなたに代わって聞いてきます!」企画で皐月賞直前に山崎エリカさんが中内田調教師にインタビューを行い、4月10日~12日に配信した記事(全3部作)のおまとめ版です。
残念ながらダノンプレミアム皐月賞に出走できませんでしたが、日本ダービーの課題や適性についても語ってくれています。
見逃した方は是非ご覧ください。

■中内田厩舎のHPはこちら
http://nakauchida.com/

馬券を買ってくれる人がいるから、僕たちは仕事ができる

――この度はお忙しい中、インタビュー取材に応じて頂きまして、ありがとうございます。中内田先生は華々しい第1回目。ウマニティのユーザーさんから、なかなか聞きづらいような質問も頂いていますが、お答え頂ければ幸いです。

中内田 僕が人気があるんじゃなくて、馬ががんばってくれているからでしょう。いい馬を預けてもらっているおかげです。どうかお手柔らかにお願いします(笑)。

――早速ですが、「馬の育成でもっとも重要視していることは何ですか」という質問を頂いています。育成といっても生産牧場、内厩、外厩と様々ありますが、この場合は内厩でしょうか? 中内田厩舎でもっとも重要視している育成ポイントを教えて頂きたいです。

中内田 体調から、飼食いから、調教の動きから全て気になります。馬のことは全て気になります。馬のことは全て知りたいです。ですからもっともと言われると困るんですが、その馬に携わっている人たちが、どう思っているか、どう感じているか、よく聞くようにしています。それと自分が見た目と触った感触を照らし合わせて、いい方法を探し出して行くという感じでやらせてもらっています。アプローチが違うだけで、その馬をどうやって勝たせるかという志は同じですから。

――厩舎はひとつのチームのようなもの。コミュニケーションは大事ですね。ところで先生は、16歳でアイルランドに渡って、イギリス、フランス、アメリカと世界の最前線でキャリアを積んで来られました。だからこそ聞きたいのですが、海外と比べて日本が劣っている競馬環境を教えて下さい。

中内田 一番の違いはやっぱり内厩制度ですね。ひとりの調教師が抱える頭数制限、馬房数が決まっていることです。だから外厩を使わないとダメというところです。海外でしたら怪我したら外に出すこともありますが、入厩したら引退するまでそこの厩舎にいられるので。

――日本のトレセンは敷地の広さに対して、馬が多いですからね。日本はレース10日前(初出走の場合は30日前)までに所属厩舎に戻ってくればいいことになっていますから、馬によっては外にいることのほうが多かったりしますからね。

中内田 そうですね。ただ、逆に言えば、日本の場合は、競馬会が厩舎を管理する内厩制度があるからこそ、競馬がここまで大きくなったと言えるんですよね。メディアさんなどに対して情報公開することになっていますし、だからファンも馬券を買ってくれるじゃないですか。海外は情報がないから産業が伸びない。馬券を買おうという意欲にならないんですよ。日本は毎週時計を取られていますし、コメントも聞いてきますし、競馬新聞を見れば1~12レースまでの全頭にコメントがついています。

――アメリカはオフィシャルクロッカーがいて時計を取っていて、競馬新聞にも記載されていますが、ヨーロッパはそういうのを見たことがないですね。凱旋門賞を予想するにしても、現地の新聞では情報不足だから、『Racing Post』で個別に見ていかないといけない。

中内田 勝ち馬のタイム表示はあっても、2着以下は勝ち馬からのlength(馬身差)表記でタイムの記載がないでしょう。これでどうやって予想するんだろうなあと思います。だから一概に内厩制度がダメとは言えないんですよね。ここまで産業を大きくしてくれたのも、内厩制度がひとつの要因だと思います。

――今の発言、とっても感心しました。これまでも調教師さんから内厩制度に対する不服は何度も聞きました。ですので、そういう気持ちも理解しているつもりです。だけど、内厩制度の良い面を一度も聞いたことがなかったから。

中内田 そうですか? 馬券を買ってくれる人がいるから、僕たちは仕事ができるし、いい思いもさせてもらっている。だから調教師も、ファンに対して情報を提供する義務があると思っています。時間が取れずに取材をお断りさせて頂く場合もありますが、調教師としてできる限り対応したいという思いはあります。

――誠実な方ですね。人間って物事には良い面と悪い面があるのはわかっていても、軸がブレて迷ったり、相手に言いくるめられるのがイヤで悪い面ばかりを持ち出して一方的に押し切ろうとするところがあります。まあ、それは、自分のことですが…(笑)。そういう自分を客観的に見て「余裕がない」と思うことがあります。先生は気持ちに余裕がある(笑)。馬主さんの信頼を勝ち得ているのは、そういうところじゃないでしょうか?

中内田 いや、まだまだですよ。今年で開業5年目。最初の頃は、ダート馬が多かったんですけど、やっとクラシック路線を狙える馬が増えてきたという状況です。POGなどでも、うちの馬はあんまり人気がなかったでしょう。僕だったら中内田厩舎の馬を指名しない。いい馬を預からせてもらっているんですけど、厩舎が…(笑)。

――それを言われると、そのとおりというか…すいません(汗)。他の人はともかく、私は中内田厩舎の馬を1頭も指名していませんでした。正直に言えば、最初の頃は先生の学歴や海外での経歴にさほど興味もなく、新鋭の若手のひとりという認識でした。だけど、昨年のセレクトセールでH.H.シェイク・ファハド殿下の発言を聞いて、先生にすごく興味を持ちました。ファハド殿下とご一緒されていましたよね?

中内田 はい。ファハド殿下は、チームを組んでセリに来ています。David Redversというマネージャーがいて、彼がメインで見ているんですけど、彼はそこまで日本の競馬を熟知していないので、僕もチームのひとりとしてお手伝いしています。

――チームを組まれているんですね。ファハド殿下が馬を落札した際に報道陣が集まって来て、そのとき殿下が「僕は中内田調教師のアドバイスを聞いて、馬を落札している。中内田氏をとても信頼している。だから彼もここに一緒にいいですか?」というのを、強く主張していたんですよ。それで報道陣の誰かが先生を呼びに言ったわけですけど、そのときのどうやって殿下の信頼を勝ち得たのだろうと、興味を持ったんです。その答えが今、わかりました。配慮ある対応と人の話を聞く協調性、気持ちにもゆとりがあるからでしょう。



運とか、ツキとかやっぱりあるし、それらは自分で切り開いて行くものだと思っています

――先生の競馬に対する姿勢は、十分に伝わりました。今度は、先生のおちゃめな面が知りたかったりするのですが…ユーザーさんから頂いた、この質問を聞いてみましょう! 「運やツキと呼ばれるものを気にしますか? 気にしませんか?」

中内田 小心者なので気にします。

――おおっ! いいですね。

中内田 競馬は生き物なので、流れがあるかなあと思っています。運とか、ツキとかやっぱりあるし、それらは自分で切り開いて行くものだと思っています。ですから馬としっかり向き合って、日頃から努力するだけですね。馬のことをわかってあげる。そうすれば馬も一所懸命に走ってくれると信じています。

――ゲン担ぎはしないんですか? ゲンのいいネクタイをつけるとか、こっそり赤いパンツを履くなど。パワーストーンやラッキーチャームを身につけるとかでもいいです。

中内田 赤いパンツも持っていないですし、そういうのは全くないです。ちなみに、僕はパンツをユニクロで買っています(笑)。

――朝日杯フューチュリティSで、ダノンプレミアムナリタブライアンと並ぶ史上最大の着差をつけたのは、赤いパンツのおかげだったら面白いのに…。全く意外性のない答えでした(笑)。なので、話を戻して競馬の相違点、日本競馬の改善したほうがいい点について伺います。調教師さんの中には、日本の装蹄技術はまだまだとおっしゃる方もいますが、先生はどう思われますか?

中内田 僕は正直、日本は日本の競馬にあった蹄鉄を使っていると思います。日本の蹄鉄が良くないとよく言うんですけど、日本の装蹄師さんやスタッフさんはすごくよく考えているし、爪のことも勉強している人も多いです。僕は、装蹄師さんともよく話しますから。

――日本の競馬にあった蹄鉄とは、どういう蹄鉄ですか?

中内田 日本のスピード競馬と日本の調教に対応できる蹄鉄です。もちろん、これからどんどん進化していくとは思うんですけど、現状はベストのものを使っています。蹄鉄の最先端はアメリカで日本よりも種類はあります。しかし、それはダートを走るための蹄鉄。深いダートをしっかり掻き込める蹄鉄で、スパイクのようなものもあります。一般的にヨーロッパと比べて日本の蹄鉄のほうが軽いですし、今は海外の情報もすぐに手に入るので、装蹄師さんはすごく腕を上げてきています。その中でも特にもうちでやってくれている装蹄師さんは、信頼しています。

――レースで人気馬が負けると「落鉄していました」など、何となく蹄鉄のせいにする風潮があるので、装蹄師さんも切ないところですね。ちなみに蹄鉄は装着してから次の付け替えまで、どれくらいの期間があるのでしょうか?

中内田 2~3週間ですね。最近はある程度、蹄鉄のサイズがあって、爪を見て微調整していくんですが、その微調整がすっごく大事なんですね。その微調整の仕方が本当に職人。建築士レベルの技術を持っています。

――先ほど、日本の蹄鉄は軽いとおっしゃいましたが、素材は何ですか? 昔、競馬場の売店で買った蹄鉄をペーパーウェイトとして使っていましたが…。

中内田 競馬場のショップで売っているのはたぶん鉄製です。乗用馬がつける蹄鉄で競走馬用ではないです。それは装蹄師さんが、それ用に鉄で作ったものだと思いますよ。競走馬の蹄鉄はアルミニウム合金材から造られてます。

――なるほど!(笑)。意外と知らないファンの方も多いんじゃないでしょうか? 私も何も考えずに重りとして使っていましたから。競馬の仕事をしているのに恥ずかしいですね(笑)。それはさておき、ユーザーさんからの次の質問。「中内田先生は、日本以外でどこの国の競馬が好きですか?」というのを頂いています。

中内田 僕は、フィッシュアンドチップス派。イギリスでは、よくフィッシュアンドチップスを食べながら飲んだくれていました(笑)。特にロイヤルアスコットは女性がドレスアップして、大きな帽子を被って競馬が華やか。僕は、正直、日本の競馬もそうなって欲しいです。華やかさは、競馬をさらに盛り上げてくれます。

――ロイヤルアスコットは、ドレスコードが一番高いというのを聞いたことがあります。日本も競馬場がどんどん綺麗になっていますから、そういうのがあってもいいですね。女性によっては、あんなに豪華な帽子を用意するのが大変だなあと思う方もいらっしゃると思うんですけど…あっ、それは自分のことですが!(汗)。

中内田 女性からしたら、それが楽しいんじゃないですか? 着飾るとか。多くの男性は、ドレスアップした女性を見ていたいものですよ。

――着飾るのは好きですけど、私自身は競馬場では馬券を買ってレースを見たい派で(笑)。視界を遮る大きな帽子はレースを見る度に外して、そのうちどこかに忘れて来てしまいそうです。

中内田 アハハハ! 男じゃないですか(笑)。



――いい年して、確かに…(笑)。でも、イギリス、ロイヤルアスコットはまだ行ったことがないので、行ってみたいのです。ダノンプレミアム皐月賞を回避することになってしまいましたが、この先の日本ダービーを勝って、秋も順調だったならば、使いたいレースは、やっぱりイギリスですか?

ダノンプレミアムは、(中略)もっと長い距離の馬だと思っています

中内田 ダノンプレミアムは弥生賞が課題残りの走りでしたし、挫跖もありましたので、この後の日本ダービーでの走りにもよりますが、機会があればイギリスの英チャンピオンSに連れて行きたいと考えています。

――弥生賞で残した課題とは何ですか?

中内田 道中行きたがっていましたし、力みながら走っていました。もうちょっとリズム良く、走ってくれないと、っていうところですよね。どう修正してくるかが課題ですね。

――弥生賞は、けっこうスなスローペースで流れた中で、課題だった折り合い面もかなり修正されたように感じました。弱点がないのが怖いくらいだなあと。ダノンプレミアムがこれまで以上に課題を修正して、ダービー馬となったならば、秋は天皇賞(秋)と菊花賞、どちらに出走しますか?

中内田 いい質問ですね。これから探って行きます。ただ、ダノンプレミアムサウジアラビアRC朝日杯FSとマイル戦を使いましたが、ストライドも大きく、もっと長い距離の馬だと思っています。ダノンプレミアムはまだ成長途上。ホープフルSを使わなかったのは芝2000mがダメなのではなく、あの時期の中山は馬場が悪く、レースもタフだからです。

――確かに、ホープフルSを使うとその後が順調にいかない馬が多いですね。一昨年の勝ち馬レイデオロも予定どおりだったのかもしれませんが、その後、休養することになりました。今年のタイムフライヤーも勝ちに行ったぶんもあるんでしょうけど、次走の若葉Sで5着に負けてしまいましたね。ところでユーザーさんから「ダノンプレミアムの走りは道悪にも対応できると思いますか」という質問を頂いていますが、これはどうでしょうか?

中内田 得意ではないですけど、対応はします。ストライドも大きくてスピードもあるので、それが削がれるという意味で、得意ではないですね。ただ、そのスピード、センスが他馬にはない良さです。

――ダノンプレミアムばかりではなく、タングルウッドのことも知りたいです。ダノンプレミアムの新馬戦は番手で折り合ってラスト5F目からいい脚を持続させてぶっちぎる、超A級の勝ち方でした。だけど自ら逃げで、再加速したタングルウッドの新馬戦もかなり強い勝ち方、A級の勝ち方でした。新馬戦でタングルウッドに潰されたエポカドーロをずっと追い駆けてきましたが、皐月賞トライアルスプリングSで2着になるなど、儲けさせてもらっています。新馬戦でタングルウッドに完敗のアイトーンにも、若葉Sで儲けさせてもらっただけに、タングルウッドは思い入れがあります。

中内田 本当は、タングルウッド朝日杯FSに向かう予定でした。その前に膝を骨折してしまって、軽傷でしたが、今はリハビリ中です。間違いなく、秋には復帰できますよ。タングルウッドは当歳のセレクトセールで寺田千代乃さんに買ってもらった馬だったんですけど、その時からすごくバランスが良かったです。偉いのは、そのままバランスを崩さずに成長してくれたことですね。普通はどこかで崩れるのに、本当に順調にいい形のまま成長してくれました。

――朝日杯FSに2頭出ししていたら、1着ダノンプレミアム、2着タングルウッドだったかもしれませんね。そうだったら、その後のクラシックで悩まされることになります。自分の厩舎の馬が、自分の厩舎の馬に負けみたいな(笑)。調教師としては嬉しい悩みかもしれませんが…。

中内田 まあまあまあ、クラシックだけが競馬ではありませんから! 僕はどちらかというと、2歳の時点ではタングルウッドのほうがマイル向きだと思っていました。このあと復帰してどういう走りをするかにもよりますけど、その路線も視野には入れています。

――調教師の立場では答えられないかもしれませんが、初期の段階で先生はダノンプレミアムよりもタングルウッドに期待していたような? 私、パールコードの肩幅とか触りたくなるようなトモの弾力感が好きなんですが、そのパールコードはファハド殿下が「先生が選んでくれた」と言っていました。タングルウッドもそういう雰囲気がありますよね?

中内田 うちの馬には全部、同じくらいの思い入れがあります。どれっていうのを作っちゃいけないと思っているんです。将来を期待して馬を買って、うちを信頼して預けてくれている馬主さんに失礼ですし、今後の可能性を紡ぐことにもなりかねないですから。

――今はダメでも、大きく変われる馬もいますからね。ところでイギリスの話のときに、「英チャンピオンSに連れて行きたいと考えています」とおっしゃっていました。やっぱり、凱旋門賞よりも英チャンピオンSですか? 最近は2400mのクラシックシスタンスより、2000mのチャンピオンディスタンス。世界では2000mのG1勝ちのない馬はスピード不足、ステイヤーと見られることが多いですよね。

中内田 まず、日本のG1を勝たないとダメですが、海外には積極的に馬を連れていきたいと思っています。その中でも特に挑戦したいのは、英チャンピオンS。凱旋門賞のほうが賞金も高く、日本人には人気がありますが、距離が2000mの英チャンピオンSの勝ち馬のほうが種牡馬として高く評価されることが多いですからね。

――実際に無敗で英チャンピオンSを勝ったFrankelは、産駒が日本でも海外でも活躍していますしね。昨年、英チャンピオンSを7馬身差で勝って、世界に衝撃を与えたのもFrankel産駒のCracksmanでした。

中内田 G1を勝った馬に箔をつけてあげるのが、うちらの仕事。種牡馬としての価値を上げてあげるも調教師の仕事です。それを考えた場合、海外のレースも色々と変わっていきますけど、今のところ目標にするのは英チャンピオンSかなあと。世界に歴史を残すような馬を育てたいですね。


(文中敬称略)

以上、中内田調教師でした。



貴重なお話をたくさんありがとうございました!

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