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nigeプロの競馬予想｜目黒記念 G2 - 2022年5月29日東京12R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 2 | ○ | ボッケリーニ | 4.9 | 牡6 | 57.5 | 浜中俊 | 直線が長いコースになるのは歓迎 |
| 2 | 4 | 8 | ◎ | マイネルウィルトス | 11.0 | 牡6 | 56.0 | M.デムー | 鞍上強化で35秒台の上がりの勝負になれば |
| 3 | 8 | 16 | ウインキートス | 18.9 | 牝5 | 54.0 | 松岡正海 | ||
| 4 | 5 | 9 | ディアマンミノル | 25.0 | 牡5 | 55.0 | 荻野極 | ||
| 5 | 6 | 12 | ラストドラフト | 66.9 | 牡6 | 56.0 | 三浦皇成 | ||
| 6 | 8 | 17 | ▲ | パラダイスリーフ | 4.5 | 牡6 | 55.0 | C.ルメー | 一気にパフォーマンス上げた前走評価 |
| 7 | 3 | 6 | ダンディズム | 38.3 | セ6 | 54.0 | 富田暁 | ||
| 8 | 5 | 10 | プリマヴィスタ | 51.9 | 牡5 | 53.0 | 幸英明 | ||
| 9 | 8 | 18 | フライライクバード | 12.5 | 牡5 | 55.0 | 福永祐一 | ||
| 10 | 2 | 3 | バジオウ | 5.9 | 牡4 | 55.0 | 戸崎圭太 | ||
| 11 | 7 | 14 | アサマノイタズラ | 30.9 | 牡4 | 56.0 | 嶋田純次 | ||
| 12 | 3 | 5 | トラストケンシン | 152.8 | 牡7 | 53.0 | 吉田豊 | ||
| 13 | 1 | 1 | ゴールドギア | 100.9 | 牡7 | 55.0 | 田辺裕信 | ||
| 14 | 7 | 13 | △ | マカオンドール | 8.2 | 牡4 | 55.0 | 松山弘平 | 馬場と距離が凡走理由の前走 |
| 15 | 2 | 4 | ベスビアナイト | 23.2 | セ5 | 54.0 | 岩田望来 | ||
| 16 | 6 | 11 | モズナガレボシ | 59.4 | 牡5 | 55.0 | 菅原明良 | ||
| 17 | 7 | 15 | × | アリストテレス | 10.3 | 牡5 | 57.5 | 武豊 | 一頓挫あったがG2なら |
| 18 | 4 | 7 | × | ランフォザローゼス | 78.3 | セ6 | 54.0 | 田中勝春 | 東京で2400m以上は不気味 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | ながし | 8 - 217 2 - 8 2,720円 的中！ |
各2,000円 |
| 8 - 1315 | 各900円 | ||
| 通常 | 7 - 8 | 200円 | |
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 2817 - 28131517 - 28131517 | 各100円 |
| ３連複 | 軸2頭ながし | 7 - 8 - 2131517 | 各100円 |
| 合計 | 45通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 54,400円 | 44,400円 | 544% |
nigeのコメント
【全馬評価あり】的中した2年前の再現狙う！目黒記念の性質を考えた狙い！
＜予想＞
◎：マイネルウィルトス
鞍上強化で35秒台の上がりの勝負になれば
○：ボッケリーニ
直線が長いコースになるのは歓迎
▲：パラダイスリーフ
一気にパフォーマンス上げた前走評価
△：マカオンドール
馬場と距離が凡走理由の前走
☆：アリストテレス
一頓挫あったがG2なら
注：ランフォザローゼス
東京で2400m以上は不気味
＜展開＞
絶対逃げたい馬は、不在。
ボッケリーニ、バジオウ、モズナガレボシ、フライライクバードあたりが前に行って、バジオウがハナに行って、モズナガレボシがその外。
前半は、やや遅めのペースで流れ。中盤を過ぎてから、上がり勝負の嫌なモズナガレボシが前走同様に早めに動いて、少し上がりのかかる展開を想定。
＜予想詳細＞
本命は、マイネルウィルトス
前走の日経新春杯は、出たなりで中団の最内から追走。
1コーナーに入る所でヤシャマルが外から前に入ってきて、少し狭くなった。それで力んでしまった感じで、2コーナーや向正面で少し抑えながら徐々に位置を上げていた。
そんな状況で、さらに3コーナーに入る所でヤシャマルとの位置取り争いでごちゃつきながら好位馬群の中へ。直線に入って外に出したが、伸びきれずに6着。
道中の消耗が大きくて、デムーロ騎手がステラヴェローチェ（1番人気2着）に乗ることで川須騎手に乗り替わっていた影響がかなり出てしまったレースだった。
今回は、デムーロ騎手に戻って、想定している少し上がりのかかる展開が魅力。
3走前に同じ東京2500mのアルゼンチン共和国杯で2着があるが、評価しているのは馬券圏外だった函館記念（0.6秒差8着）、札幌記念（0.4秒差4着）の内容。
福島民報杯の超不良馬場を圧勝する重い馬場巧者だったが、普通の良馬場で勝ち時計の早かった函館記念・札幌記念で0.6秒差以内。この走りは成長を感じる好内容だった。
その後のアルゼンチン共和国杯では、レースレベルは高くないが適性に合わない速い上がりの勝負で2着に好走。成長を結果で証明。
その後の2戦は、2000mの上がりだけの勝負だったチャレンジCは、さすがに対応できず。前走は、上記に書いた理由で凡走理由はハッキリしている。
あと、目黒記念の性質がこの馬にあっている。
同じ東京2500mでも、時期的に頭数が揃いにくいことから上がり勝負になりやすいアルゼンチン共和国杯と違って、ダービー後で頭数が揃うのと騎手の勝ちたい気持ちが強くなるのか目黒記念の方がペースは流れやすい。去年はこれまでと違う異常なスローペースになったが、あれはレアケースだと考えている。
この考えで2年前の目黒記念では、6番人気アイスバブルを本命にして2着。対抗にしていた1番人気1着キングオブコージとの馬連（2,400円x46.3倍）を的中できた。
※去年を除いた過去5年（16～20年）の平均したレース上がり3Fを見ると、目黒記念35.2秒、アルゼンチン共和国杯3F34.4秒。
例年のペースの流れる目黒記念に戻れば、この馬向きの34秒台後半～35秒前半の上がりで上位に持ってこれるレースになる。
想定する流れになったら勝てる力はある。巻き返しに期待する。
対抗は、ボッケリーニ
前走の日経賞は、位置を取りに行って逃げたタイトルホルダーの後ろで追走。
その位置でじっとして、直線で内からタイトルホルダーに迫ったがクビ差2着。
浜中騎手がタイトルホルダーをマークするレースをして、交わせば勝てるというレースに持ち込んだが楽すぎるペースで逃げていたので残られてしまった。タイトルホルダーが緩いペースがいい馬ではないし、中間が順調ではなかったからあの着差だったとは思うが、能力は見せた。
今回は、直線が長いコースに替わるのが魅力。
この馬は、4コーナーでもたつくところがあるので、小回りだとAJCCのように外差しができるような馬場が理想。その点で、直線の長さがあればもたついても盛り返せるので、力を出し切りやすい。
あと、想定する少し上がりのかかる展開も合う。
中日新聞杯を最速上がり（33.5秒）で勝っているが、レースレベルが低かったからこの馬が最速上がりになって勝てたレース。その後の重賞で好走した時の上がりは、34.6～35.5秒。本命馬と同じで少し上がりのかかるレース条件で結果を出している。
想定よりペースが遅くなったら、本命馬より好走が期待できる可能性がある。ここも内を上手く立ち回っての好走を期待する。
単穴は、パラダイスリーフ
前走のサンシャインS(3勝クラス)は、最内だったので少し押して位置を取りに行って3番手から追走。
逃げた馬が大逃げしていたが、2番手以降は一団でやや遅めのペース。残り1000mから徐々に差を縮めて、残り400mの少し前で逃げ馬が失速して一団で直線へ。
直線で馬場のいい外に出して、追い出したら2番手の馬をしっかり交わして勝利。
ラスト2F11.5 - 11.6で、前にいた馬も坂で少しだけ鈍っただけなところを、ラスト2Fほぼ同じラップで走り切っている（残り400mで先頭の馬と約1馬身半差、残り200mで3/4馬身差くらいなので、レースラップと上がりタイムから推定ラスト3Fは11.6 - 11.4 - 11.5）。
着差よりかなり余裕を感じる勝ち方だった。
屈腱炎で2年2ヶ月も休養があった馬だが、前走でガラッと変わって一気にパフォーマンスを上げてきた。
イクイノックスでの日本ダービー後で、ルメール騎手のやる気の問題（去年は酷かった）があるが、まだ伸びしろがあって東京コースも問題ない。
さらに、勢いの付いたディープインパクト産駒の怖さまであるので、高い評価にした。
4番手は、マカオンドール
前走の天皇賞・春は、中団やや後ろから追走。
2周目の3コーナーに入って外から動いて中団の外で直線に入ったが、そこでもう脚が鈍って失速。
馬場が悪くなって上がりがかかることがプラスになると考えていたが、馬場が悪くなっての3200mに対応する距離的スタミナがなかった。
この馬は、過去の内容から2000m以下だと速い上がりに対応できていないところを見せていた。それが、距離を伸ばして道中の追走が楽になる2200m以上だと速い上がりにも対応できている。
ただ、トップスピードの速さが速い馬ではないので、上がりがかかって持続力が活きる流れの方が期待できる。
今回は、2500mで少し上がりのかかる展開を想定。
前走の走りを見ると長すぎない2500mの距離は、追走スピード・上がりの速さどちらも対応しやすい条件で馬の適性には合う。
天皇賞・春が勝負だったと思うので、中3週で力通り走れるのかの不安はあるが、普通に走れる状態なら上位争いに加われていい。
5番手は、アリストテレス
前走の有馬記念は、後方2番手から追走。
2周目の3コーナーからじわっと進出を開始して、前のエフフォーリア・ステラヴェローチェが進路を作ってくれる狙いで追いかけて、最後までじわじわ伸びて6着。
レース前に気が入り過ぎていたから極端なレースをしたようで、ジャパンCと着差は0.1秒しか変わらないが、かなり内容はよかった。
ジャパンCの予想で「条件的には、有馬記念の方が魅力を感じる。」と書いたが、やっぱり上がりのかかる条件の方が力が出せる。
今回は、G2になるのがプラス材料。
G1では菊花賞2着以降結果が出ていないが、G2ではAJCC1着、阪神大賞典7着、京都大賞典2着。3戦2戦で2着以内に走っている。
出走馬の中で近走一番強い相手と戦ってきたのは間違いないので、相手は楽になる。
日経賞を予定していたが外傷で再放牧して一頓挫あって割引材料はあるが、想定する展開でこの相手のG2ならあっさり勝ってもいいので相手に入れておきたい。
最後に、穴でランフォザローゼス
藤沢和雄厩舎解散直前のダイヤモンドSで、11番人気で2着に好走。
解散前の勝負仕上げ感はなかったが、19年の青葉賞以来の馬券圏内で久しぶりにこの馬らしい走りを見せた。
過去の実績から、東京の2400m以上は不気味。
前走のダイヤモンドSの2着、3歳時の青葉賞2着。あと、日本ダービーでの0.7秒差7着もいい内容。距離不足感のある1800ｍの毎日王冠でも0.6秒差5着なので、東京がいいのは間違いない。
今回は、東京2500mで、土日が晴れて馬場も回復。ハンデはダイヤモンドSと変わらない。人気は全くないので、少額押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
ゴールドギア
2年前は、ペース流れた展開で後方から上がり2位タイの脚で5着。去年は、超スローペースを後方にいて、3コーナーから動く勝負に出てたが5着。どちらにしても少し足りない結果。スローペースだった去年のメトロポリタンSを勝てているので、単純に能力が重賞では少し足りない印象（重賞では10戦全て馬券圏外）。
バジオウ
前走は、外枠から少し出して先頭に出たが、外から強引に出してくる馬がいたので2番手から追走。7馬身くらい逃げ馬が離していたのを、4コーナーから差を縮めて残り300mで先頭。そこからじわじわ後ろから迫られたが押し切ってハナ差で勝利。
去年のプリンシパルSを勝って、ダービーで0.8秒差9着だったので、これくらいは走れていい。強くなった感はなくて、上手く乗ったというレース。2㎏減になるのはいいが、前走の相手でハナ差でギリギリの勝利なので、相手強化で厳しい。好走するには、まだ見せていない過去最高のパフォーマンスを見せないと厳しい。
ベスビアナイト
前走は、3勝クラスの阪神3200mを勝ったのだが、かなり時計が遅い。他の条件戦で勝った条件も小倉2600m、新潟2400m、中山2500mで、かなりスタミナによりすぎている。
東京2500mで持続力が問われる流れを狙うと言っても、ここまでスピードが問われないレースで勝ち上がっているとこの条件では厳しい。ステイヤーズＳとかならまだ買える要素はあるが。
トラストケンシン
3走前の中日新聞杯で、展開不向きの中で差してきて6着は頑張っている。ただ、レースでベルが下がってくれたから、あそこまで着差が小さくなったとも言える。その後の2連続完敗しているように、低レベルの3勝クラスの勝ち上がりなので、かなりの成長がないと重賞では足りないと考えているので消し。
ダンディズム
前走は、出遅れて後方2番手からの差し切り。ただ、直線で馬群に入れて、かなりスムーズにさばけている。それに、時計は2勝クラスレベル。3㎏減の54㎏でも重いと感じるので消し。
ディアマンミノル
前走の大阪ハンブルクCは、最後方から直線で外に出して、坂に入ってから相手が止まったところを差し切り勝ち。時計は遅いし、2着馬は前走3勝クラス4着だった馬。それに小頭数の一団で、最後方でも先頭との差が小さい状態で直線に入れている。いろいろ条件が揃っての勝利だった。
今回は、相手強化、出走頭数増（10→18）、OP特別を勝って重賞のハンデ斤量増（54→55）で条件が悪化。買うとしても、ペースの流れやすい目黒記念より出走頭数が少ない年が多くて、ペースの緩みやすいアルゼンチン共和国杯向きと感じる。OP特別やリステッドになった時に買う馬と考えている。
モズナガレボシ
前走の新潟大賞典は、中団やや後ろの外から追走。3コーナーに入る前の残り1000mから動いて、好位外の3番手まで上がって直線へ。残り450mくらいで先頭に出て、しぶとく粘っていたが差されて4着。（昔から言っているが）小倉重賞と新潟重賞はコース形態がまったく違うが、平坦コースでラスト1F持続力が重要条件で関連性が強い。小倉記念を勝っている馬なので、14番人気4着で改めて関連性が強いことを感じたレースだった。
今回は、距離は問題ないが、東京だとトップスピードの速さ不足が結果に影響する。小倉・新潟でどこかでもう一度激走があってもと思っているが、東京では買いにくい。
ラストドラフト
前走の新潟大賞典は、後方2番手から直線で外に進路。追い出して鞭を入れたら、内のよれて接触したが、それでも伸びて7着。三浦騎手が主戦になってから、位置取りが下がっていて、トップスピードの速さがそこまである馬ではないので差し届かずが続いている。ソラを使うところがあるのを気にしていそうだが、あそこまで下げて差す脚はない。
今の乗り方だと、東京より相手の脚が止まりやすくて、上がりの時計もかかる中山の方がいい。距離も2500mより2200mがいいと考えているので消し。
アサマノイタズラ
前走の日経賞は、完全に前残りだったのでお手上げ。これは仕方ない。
今回は、初めての東京で左回りも初めて。かなり時計のかかる馬場のスプリングSを勝ててしまう馬なので、東京の良馬場はいいとは思わない。それに、距離も2500m以上だとパフォーマンスが落ちているので、2000m前後がいいと考えている。今後の重賞なら中山のオールカマーやローカルの小回りで買いたいタイプなので消し。
ウインキートス
去年の勝ち馬だが、去年は異常な超スローペースだった特殊なレース。あのレースは今年にはつながらない。その後に好走したオールカマーも、内有利のレースで3列目最内からの好走。重賞での好走は、展開や馬場に合うレースを見事にしているレースだけ。そもそもが、中山や阪神向きと考えているので消し。
フライライクバード
前走は、好位内の4番手から追走。直線に入って残り400mで外に出して、じわじわ前に迫ったがハナ差2着。勝ち馬が残り200mの少し前から徐々に外にふくれて最終的に4頭分くらい外を走っていた。それを外に避けながら追っていたので、勝ちに等しい内容で走っている。ただ、福永騎手が「いい頃に比べると物足りなかったですが」と言っていたように、長良川特別(2勝クラス)の勝ちっぷりがかなり良かったので、物足りない走りが続いている。21年アルゼンチン共和国杯で3着している条件だが、速い上がりが取れるのが嫌なマイネルウィルトスに1㎏軽くて着順・上がりの速さどちらも負けていた。馬券圏内にきてはいるが、いい頃の走りができていないので消し。
＜予想＞
◎：マイネルウィルトス
鞍上強化で35秒台の上がりの勝負になれば
○：ボッケリーニ
直線が長いコースになるのは歓迎
▲：パラダイスリーフ
一気にパフォーマンス上げた前走評価
△：マカオンドール
馬場と距離が凡走理由の前走
☆：アリストテレス
一頓挫あったがG2なら
注：ランフォザローゼス
東京で2400m以上は不気味
＜展開＞
絶対逃げたい馬は、不在。
ボッケリーニ、バジオウ、モズナガレボシ、フライライクバードあたりが前に行って、バジオウがハナに行って、モズナガレボシがその外。
前半は、やや遅めのペースで流れ。中盤を過ぎてから、上がり勝負の嫌なモズナガレボシが前走同様に早めに動いて、少し上がりのかかる展開を想定。
＜予想詳細＞
本命は、マイネルウィルトス
前走の日経新春杯は、出たなりで中団の最内から追走。
1コーナーに入る所でヤシャマルが外から前に入ってきて、少し狭くなった。それで力んでしまった感じで、2コーナーや向正面で少し抑えながら徐々に位置を上げていた。
そんな状況で、さらに3コーナーに入る所でヤシャマルとの位置取り争いでごちゃつきながら好位馬群の中へ。直線に入って外に出したが、伸びきれずに6着。
道中の消耗が大きくて、デムーロ騎手がステラヴェローチェ（1番人気2着）に乗ることで川須騎手に乗り替わっていた影響がかなり出てしまったレースだった。
今回は、デムーロ騎手に戻って、想定している少し上がりのかかる展開が魅力。
3走前に同じ東京2500mのアルゼンチン共和国杯で2着があるが、評価しているのは馬券圏外だった函館記念（0.6秒差8着）、札幌記念（0.4秒差4着）の内容。
福島民報杯の超不良馬場を圧勝する重い馬場巧者だったが、普通の良馬場で勝ち時計の早かった函館記念・札幌記念で0.6秒差以内。この走りは成長を感じる好内容だった。
その後のアルゼンチン共和国杯では、レースレベルは高くないが適性に合わない速い上がりの勝負で2着に好走。成長を結果で証明。
その後の2戦は、2000mの上がりだけの勝負だったチャレンジCは、さすがに対応できず。前走は、上記に書いた理由で凡走理由はハッキリしている。
あと、目黒記念の性質がこの馬にあっている。
同じ東京2500mでも、時期的に頭数が揃いにくいことから上がり勝負になりやすいアルゼンチン共和国杯と違って、ダービー後で頭数が揃うのと騎手の勝ちたい気持ちが強くなるのか目黒記念の方がペースは流れやすい。去年はこれまでと違う異常なスローペースになったが、あれはレアケースだと考えている。
この考えで2年前の目黒記念では、6番人気アイスバブルを本命にして2着。対抗にしていた1番人気1着キングオブコージとの馬連（2,400円x46.3倍）を的中できた。
※去年を除いた過去5年（16～20年）の平均したレース上がり3Fを見ると、目黒記念35.2秒、アルゼンチン共和国杯3F34.4秒。
例年のペースの流れる目黒記念に戻れば、この馬向きの34秒台後半～35秒前半の上がりで上位に持ってこれるレースになる。
想定する流れになったら勝てる力はある。巻き返しに期待する。
対抗は、ボッケリーニ
前走の日経賞は、位置を取りに行って逃げたタイトルホルダーの後ろで追走。
その位置でじっとして、直線で内からタイトルホルダーに迫ったがクビ差2着。
浜中騎手がタイトルホルダーをマークするレースをして、交わせば勝てるというレースに持ち込んだが楽すぎるペースで逃げていたので残られてしまった。タイトルホルダーが緩いペースがいい馬ではないし、中間が順調ではなかったからあの着差だったとは思うが、能力は見せた。
今回は、直線が長いコースに替わるのが魅力。
この馬は、4コーナーでもたつくところがあるので、小回りだとAJCCのように外差しができるような馬場が理想。その点で、直線の長さがあればもたついても盛り返せるので、力を出し切りやすい。
あと、想定する少し上がりのかかる展開も合う。
中日新聞杯を最速上がり（33.5秒）で勝っているが、レースレベルが低かったからこの馬が最速上がりになって勝てたレース。その後の重賞で好走した時の上がりは、34.6～35.5秒。本命馬と同じで少し上がりのかかるレース条件で結果を出している。
想定よりペースが遅くなったら、本命馬より好走が期待できる可能性がある。ここも内を上手く立ち回っての好走を期待する。
単穴は、パラダイスリーフ
前走のサンシャインS(3勝クラス)は、最内だったので少し押して位置を取りに行って3番手から追走。
逃げた馬が大逃げしていたが、2番手以降は一団でやや遅めのペース。残り1000mから徐々に差を縮めて、残り400mの少し前で逃げ馬が失速して一団で直線へ。
直線で馬場のいい外に出して、追い出したら2番手の馬をしっかり交わして勝利。
ラスト2F11.5 - 11.6で、前にいた馬も坂で少しだけ鈍っただけなところを、ラスト2Fほぼ同じラップで走り切っている（残り400mで先頭の馬と約1馬身半差、残り200mで3/4馬身差くらいなので、レースラップと上がりタイムから推定ラスト3Fは11.6 - 11.4 - 11.5）。
着差よりかなり余裕を感じる勝ち方だった。
屈腱炎で2年2ヶ月も休養があった馬だが、前走でガラッと変わって一気にパフォーマンスを上げてきた。
イクイノックスでの日本ダービー後で、ルメール騎手のやる気の問題（去年は酷かった）があるが、まだ伸びしろがあって東京コースも問題ない。
さらに、勢いの付いたディープインパクト産駒の怖さまであるので、高い評価にした。
4番手は、マカオンドール
前走の天皇賞・春は、中団やや後ろから追走。
2周目の3コーナーに入って外から動いて中団の外で直線に入ったが、そこでもう脚が鈍って失速。
馬場が悪くなって上がりがかかることがプラスになると考えていたが、馬場が悪くなっての3200mに対応する距離的スタミナがなかった。
この馬は、過去の内容から2000m以下だと速い上がりに対応できていないところを見せていた。それが、距離を伸ばして道中の追走が楽になる2200m以上だと速い上がりにも対応できている。
ただ、トップスピードの速さが速い馬ではないので、上がりがかかって持続力が活きる流れの方が期待できる。
今回は、2500mで少し上がりのかかる展開を想定。
前走の走りを見ると長すぎない2500mの距離は、追走スピード・上がりの速さどちらも対応しやすい条件で馬の適性には合う。
天皇賞・春が勝負だったと思うので、中3週で力通り走れるのかの不安はあるが、普通に走れる状態なら上位争いに加われていい。
5番手は、アリストテレス
前走の有馬記念は、後方2番手から追走。
2周目の3コーナーからじわっと進出を開始して、前のエフフォーリア・ステラヴェローチェが進路を作ってくれる狙いで追いかけて、最後までじわじわ伸びて6着。
レース前に気が入り過ぎていたから極端なレースをしたようで、ジャパンCと着差は0.1秒しか変わらないが、かなり内容はよかった。
ジャパンCの予想で「条件的には、有馬記念の方が魅力を感じる。」と書いたが、やっぱり上がりのかかる条件の方が力が出せる。
今回は、G2になるのがプラス材料。
G1では菊花賞2着以降結果が出ていないが、G2ではAJCC1着、阪神大賞典7着、京都大賞典2着。3戦2戦で2着以内に走っている。
出走馬の中で近走一番強い相手と戦ってきたのは間違いないので、相手は楽になる。
日経賞を予定していたが外傷で再放牧して一頓挫あって割引材料はあるが、想定する展開でこの相手のG2ならあっさり勝ってもいいので相手に入れておきたい。
最後に、穴でランフォザローゼス
藤沢和雄厩舎解散直前のダイヤモンドSで、11番人気で2着に好走。
解散前の勝負仕上げ感はなかったが、19年の青葉賞以来の馬券圏内で久しぶりにこの馬らしい走りを見せた。
過去の実績から、東京の2400m以上は不気味。
前走のダイヤモンドSの2着、3歳時の青葉賞2着。あと、日本ダービーでの0.7秒差7着もいい内容。距離不足感のある1800ｍの毎日王冠でも0.6秒差5着なので、東京がいいのは間違いない。
今回は、東京2500mで、土日が晴れて馬場も回復。ハンデはダイヤモンドSと変わらない。人気は全くないので、少額押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
ゴールドギア
2年前は、ペース流れた展開で後方から上がり2位タイの脚で5着。去年は、超スローペースを後方にいて、3コーナーから動く勝負に出てたが5着。どちらにしても少し足りない結果。スローペースだった去年のメトロポリタンSを勝てているので、単純に能力が重賞では少し足りない印象（重賞では10戦全て馬券圏外）。
バジオウ
前走は、外枠から少し出して先頭に出たが、外から強引に出してくる馬がいたので2番手から追走。7馬身くらい逃げ馬が離していたのを、4コーナーから差を縮めて残り300mで先頭。そこからじわじわ後ろから迫られたが押し切ってハナ差で勝利。
去年のプリンシパルSを勝って、ダービーで0.8秒差9着だったので、これくらいは走れていい。強くなった感はなくて、上手く乗ったというレース。2㎏減になるのはいいが、前走の相手でハナ差でギリギリの勝利なので、相手強化で厳しい。好走するには、まだ見せていない過去最高のパフォーマンスを見せないと厳しい。
ベスビアナイト
前走は、3勝クラスの阪神3200mを勝ったのだが、かなり時計が遅い。他の条件戦で勝った条件も小倉2600m、新潟2400m、中山2500mで、かなりスタミナによりすぎている。
東京2500mで持続力が問われる流れを狙うと言っても、ここまでスピードが問われないレースで勝ち上がっているとこの条件では厳しい。ステイヤーズＳとかならまだ買える要素はあるが。
トラストケンシン
3走前の中日新聞杯で、展開不向きの中で差してきて6着は頑張っている。ただ、レースでベルが下がってくれたから、あそこまで着差が小さくなったとも言える。その後の2連続完敗しているように、低レベルの3勝クラスの勝ち上がりなので、かなりの成長がないと重賞では足りないと考えているので消し。
ダンディズム
前走は、出遅れて後方2番手からの差し切り。ただ、直線で馬群に入れて、かなりスムーズにさばけている。それに、時計は2勝クラスレベル。3㎏減の54㎏でも重いと感じるので消し。
ディアマンミノル
前走の大阪ハンブルクCは、最後方から直線で外に出して、坂に入ってから相手が止まったところを差し切り勝ち。時計は遅いし、2着馬は前走3勝クラス4着だった馬。それに小頭数の一団で、最後方でも先頭との差が小さい状態で直線に入れている。いろいろ条件が揃っての勝利だった。
今回は、相手強化、出走頭数増（10→18）、OP特別を勝って重賞のハンデ斤量増（54→55）で条件が悪化。買うとしても、ペースの流れやすい目黒記念より出走頭数が少ない年が多くて、ペースの緩みやすいアルゼンチン共和国杯向きと感じる。OP特別やリステッドになった時に買う馬と考えている。
モズナガレボシ
前走の新潟大賞典は、中団やや後ろの外から追走。3コーナーに入る前の残り1000mから動いて、好位外の3番手まで上がって直線へ。残り450mくらいで先頭に出て、しぶとく粘っていたが差されて4着。（昔から言っているが）小倉重賞と新潟重賞はコース形態がまったく違うが、平坦コースでラスト1F持続力が重要条件で関連性が強い。小倉記念を勝っている馬なので、14番人気4着で改めて関連性が強いことを感じたレースだった。
今回は、距離は問題ないが、東京だとトップスピードの速さ不足が結果に影響する。小倉・新潟でどこかでもう一度激走があってもと思っているが、東京では買いにくい。
ラストドラフト
前走の新潟大賞典は、後方2番手から直線で外に進路。追い出して鞭を入れたら、内のよれて接触したが、それでも伸びて7着。三浦騎手が主戦になってから、位置取りが下がっていて、トップスピードの速さがそこまである馬ではないので差し届かずが続いている。ソラを使うところがあるのを気にしていそうだが、あそこまで下げて差す脚はない。
今の乗り方だと、東京より相手の脚が止まりやすくて、上がりの時計もかかる中山の方がいい。距離も2500mより2200mがいいと考えているので消し。
アサマノイタズラ
前走の日経賞は、完全に前残りだったのでお手上げ。これは仕方ない。
今回は、初めての東京で左回りも初めて。かなり時計のかかる馬場のスプリングSを勝ててしまう馬なので、東京の良馬場はいいとは思わない。それに、距離も2500m以上だとパフォーマンスが落ちているので、2000m前後がいいと考えている。今後の重賞なら中山のオールカマーやローカルの小回りで買いたいタイプなので消し。
ウインキートス
去年の勝ち馬だが、去年は異常な超スローペースだった特殊なレース。あのレースは今年にはつながらない。その後に好走したオールカマーも、内有利のレースで3列目最内からの好走。重賞での好走は、展開や馬場に合うレースを見事にしているレースだけ。そもそもが、中山や阪神向きと考えているので消し。
フライライクバード
前走は、好位内の4番手から追走。直線に入って残り400mで外に出して、じわじわ前に迫ったがハナ差2着。勝ち馬が残り200mの少し前から徐々に外にふくれて最終的に4頭分くらい外を走っていた。それを外に避けながら追っていたので、勝ちに等しい内容で走っている。ただ、福永騎手が「いい頃に比べると物足りなかったですが」と言っていたように、長良川特別(2勝クラス)の勝ちっぷりがかなり良かったので、物足りない走りが続いている。21年アルゼンチン共和国杯で3着している条件だが、速い上がりが取れるのが嫌なマイネルウィルトスに1㎏軽くて着順・上がりの速さどちらも負けていた。馬券圏内にきてはいるが、いい頃の走りができていないので消し。
払戻金
| 単勝 | 2 | 490円 | 2番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 2 | 200円 | 1番人気 |
| 8 | 310円 | 5番人気 | |
| 16 | 500円 | 9番人気 | |
| 枠連 | 1 - 4 | 2,680円 | 13番人気 |
| 馬連 | 2 - 8 | 2,720円 | 7番人気 |
| ワイド | 2 - 8 | 1,020円 | 5番人気 |
|---|---|---|---|
| 2 - 16 | 2,020円 | 21番人気 | |
| 8 - 16 | 2,610円 | 28番人気 | |
| 馬単 | 2 - 8 | 4,870円 | 12番人気 |
| ３連複 | 2 - 8 - 16 | 14,640円 | 41番人気 |
| ３連単 | 2 - 8 - 16 | 66,640円 | 195番人気 |
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