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nigeプロの競馬予想｜優駿牝馬 G1 - 2022年5月22日東京11R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 18 | スターズオンアース | 6.5 | 牝3 | 55.0 | C.ルメー | ||
| 2 | 1 | 2 | スタニングローズ | 28.2 | 牝3 | 55.0 | D.レーン | ||
| 3 | 4 | 8 | ○ | ナミュール | 7.1 | 牝3 | 55.0 | 横山武史 | チューリップ賞の影響を感じた前走内容 |
| 4 | 7 | 15 | ピンハイ | 51.5 | 牝3 | 55.0 | 高倉稜 | ||
| 5 | 8 | 16 | × | プレサージュリフト | 14.8 | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭太 | 差し切るまでは展開の助け欲しいが |
| 6 | 2 | 4 | ◎ | ルージュエヴァイユ | 11.2 | 牝3 | 55.0 | 池添謙一 | 不完全燃焼のレースからの巻き返し期待 |
| 7 | 2 | 3 | アートハウス | 6.5 | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 | ||
| 8 | 8 | 17 | ニシノラブウインク | 132.0 | 牝3 | 55.0 | 三浦皇成 | ||
| 9 | 5 | 9 | エリカヴィータ | 11.5 | 牝3 | 55.0 | 福永祐一 | ||
| 10 | 6 | 11 | △ | ベルクレスタ | 18.8 | 牝3 | 55.0 | 吉田隼人 | 東京に替わるのが魅力 |
| 11 | 6 | 12 | ライラック | 42.4 | 牝3 | 55.0 | 横山和生 | ||
| 12 | 3 | 6 | ▲ | サークルオブライフ | 3.2 | 牝3 | 55.0 | M.デムー | 距離延長で追走が楽になるのはプラス |
| 13 | 1 | 1 | ウォーターナビレラ | 13.3 | 牝3 | 55.0 | 武豊 | ||
| 14 | 7 | 14 | シーグラス | 159.4 | 牝3 | 55.0 | 松岡正海 | ||
| 15 | 5 | 10 | ラブパイロー | 187.0 | 牝3 | 55.0 | 野中悠太 | ||
| 16 | 7 | 13 | パーソナルハイ | 38.5 | 牝3 | 55.0 | 吉田豊 | ||
| 17 | 4 | 7 | ホウオウバニラ | 156.3 | 牝3 | 55.0 | 横山典弘 | ||
| 除外 | 3 | 5 | -- | 牝3 | 55.0 | 石橋脩 |
【注意】05サウンドビバーチェの出走取消により、5を含む買い目は無効になっています。（枠連は場合によって無効）
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 通常 | 4 - 8 | 2,000円 |
| ながし | 6 - 48 | 各1,700円 | |
| 4 - 1116 | 各500円 | ||
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 468 - 4681116 - 4681116 | 各100円 |
| 合計 | 41通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 0円 | -10,000円 | 0% |
nigeのコメント
【全馬評価あり】負けたが収穫あり！最速上がりになる可能性がある馬を中心に狙う！
＜予想＞
◎：ルージュエヴァイユ
不完全燃焼のレースからの巻き返し期待
○：ナミュール
チューリップ賞の影響を感じた前走内容
▲：サークルオブライフ
距離延長で追走が楽になるのはプラス
△：ベルクレスタ
東京に替わるのが魅力
☆：プレサージュリフト
差し切るまでは展開の助け欲しいが
＜展開＞
逃げたいのは、ラブパイロー、パーソナルハイ。
ラブパイローはこのメンバーで逃げるテンの脚はないので、パーソナルハイがハナ。
それに続いて、ウォーターナビレラ、サウンドビバーチェ、スタニングローズ、ラブパイローあたりが追走。
どの馬も距離不安があるのでパーソナルハイを追いかけずに、少し後続を離してやや遅めの流れを想定。
＜予想詳細＞
本命は、ルージュエヴァイユ
前走のフローラSは、少し押していたが行き脚が速くないので、後方4番手から追走。
直線に入って外に出そうとしていたが、外にホウオウバニラがいて出せず。それに前のヴァンルーラーも伸びを欠いていて待たされる形。
残り300mでヴァンルーラーの内に入れようとしたが、その前にいた馬の手応えが怪しく、再度外に切り替えて前に進路ができたのが残り200m。
そこから前との差を縮めたが、差が大きくて間に合わず5着。
内・前有利の展開で、残り200mしかまともに追えていないので仕方ない凡走。あんなレースで上がり2位より0.3秒速い上がり3F33.6秒で走っているので、負けて強しの内容だった。
フローラSの予想では、本命にして「ここで結果を出せばオークスでも買いたいと思っている馬」と書いていた。抽選だと出走枠に入れてもいい騎手の確保が難しいだろうなと思っていた。それが、、抽選なして出走枠に入れて、GⅠで池添騎手に乗り替わりになった。これは「運」がある。
この馬の長所は、トップスピードになってからそのスピードを長く維持できる持続力。
ただ、中山での連勝だったので、前走時は「速い上がりになった時の対応」を課題として挙げていた。この点は、中山で33秒台の上がりを出せるようなレースでないから速い上がりで勝っていないだけ。速い上がりを出せるレース条件なら対応できると考えていたことが、正しかった走りを前走で見せた。これは大きな収穫。
2400mへの距離延長は、当然走ってみないと分からないが、追走が楽になるのは魅力。
行き脚が遅くて位置取りが悪くなっているので、追走に脚を使わないともっといい末脚が使える可能性がある。
ロスなく立ち回れる枠に入ったので、スムーズに直線で外に出せれば差し切っていいと考えている。フローラS5着馬だが、今年の混戦模様のメンバーなら魅力十分なので期待する。
対抗は、ナミュール
前走の桜花賞は、スタートを出て出たなりで、中団やや後ろの外から追走。
馬群が凝縮した3～4コーナーで少し位置を上げて、直線で外へ。そこからなかなか差が縮まらず、外からサークルオブライフ、ベルクレスタに交わされて10着。
ロスがあっても外枠でスムーズなら差し切れると考えていたので、案外の走り。
この馬の末脚を考えたら33秒台前半が使える流れと馬場。賞金加算が必須だったチューリップ賞からの中4週の影響があった可能性がある。それに加えて、大型馬が強い桜花賞で、高速過ぎる馬場もマイナスになった印象。
今回は、東京替わりが大きな魅力。
東京は、赤松賞で勝っていて、このレースが好内容。
このレースでは、少し出遅れて外の馬と接触して、スタート直後は後方2番手。そこから少し位置を上げて中団外で3コーナーへ。直線で外に出して残り300mから前の馬との差を縮めだして、あっさり前を交わして勝利。
新馬戦から1000m通過が5.9秒も速くなったのに、上がりはさらに速い33.0秒。超スローだった新馬戦では、ラスト3F11.9 - 10.8 - 10.7で勝って素質は見せていたが、想像以上の走りを見せた。この時点で「順調ならオークスまでこの馬でいい」と感じた走りだった。そこまで思わせた東京競馬場に替わるのは大きな魅力になる。
状態については「レース後の回復が早くて、前回よりいい状態で送り出せる。」とコメントされているので、良化が期待できる。
距離は走ってみないと分からないが、距離は短くなるよりは長くなった方がいいと感じるし、芝では産駒が2014年からずっと1800m以上（1815～1940m）の平均距離で好走しているハービンジャー産駒でもある。
対抗にしたのは、前走の走りが想定より物足りなかったからで、ほぼ同等の本命。
単穴は、サークルオブライフ
前走の桜花賞は、中団やや後ろのナミュールの内で追走。
直線に入る所でコーナーで1列前に出ていたナミュールを追いかけるように外に切り替えて、坂に入って一気に浮上してきたが0.1秒差4着まで。
結果的に、前・内が有利なレースだったので、外から差し切るまで持っていくのは厳しかった。最速上がりで0.1秒差なので、負けて強しの内容。
ただ、すっと加速できる馬ではないので極端な内枠だったら逆に着順が悪くなっていた可能性もある。
この馬は、トップスピードの速さはそこまでないが、ラスト1Fの減速が少ない長くいい脚が使えるタイプ。
この長所なので、東京の直線の長さはプラス。アルテミスSで、残り200mではもう間に合わないと思うところから差し切っている。
距離に関しても、新馬戦を1800mから使い出しているように、追走が楽になる距離延長は桜花賞を走った馬の中では魅力がある。
差し有利のオークスで安定して上位の上がりを使える末脚は魅力。桜花賞で差し届かずの馬がオークスで巻き返すのが定番でもあるので、4着でも1番人気になりそうなことは納得できる。
※オークスで最速上がり（最速上がりタイも含む）の馬の成績は（7.3.1.2）で、単勝回収率386％、複勝回収率181%。
上位評価3頭の中では一番安定して走りそうだが、オッズ面と条件替わりでのプラスを考えて3番手評価とした。
4番手は、ベルクレスタ
前走の桜花賞は、中団やや後ろの馬群の中から追走。
直線に入って馬群に入れようとしたがばらけそうになかったので、外に徐々に出して外で伸びていたナミュールの後ろへ。
そこから外のサークルオブライフと一緒に伸びてきて7着。
上手く内に入れて走らせていたが、直線で外に出すとあそこまでが精一杯。0.2秒差までよく持ってきたという走りだった。
今回は、東京に替わるのが魅力。
G1の阪神で負けているので、左回りがプラスになるかは微妙だが、結果が出ている左回り。
東京では、アルテミスSで先行してサークルオブライフとクビ差2着。クイーンCでは、内枠で前の馬が下がってきて位置取りを悪くして、直線でも前が壁で少し待たされながら最速上がりで2着。
積極的に動いた阪神JFで坂でバタッと脚が止まっているので、脚を溜めて我慢させてどこまで持ってこれるかのレースになるが馬券圏内なら十分可能性がある。相手には押さえておきたい。
5番手は、プレサージュリフト
前走の桜花賞は、出遅れて最後方から追走。
直線で大外に出して伸びてきたが、0.5秒差11着。
無敗馬で4番人気になっていたが、前・内有利のレースであの進路取りではお手上げ。0.5秒差まで持ってきたので力は見せた。
今回は、東京に替わることとオークスが勝負のローテと感じるところが魅力。
東京は、1600mの新馬とクイーンCで勝利して適性の高さを見せている。
クイーンCを勝って桜花賞にぶっつけは、分かりやすい東京のオークス勝負のローテ。
後方から外しかない馬で、外枠が好きで結果も出ている戸崎騎手なので外枠も歓迎。
差し切るまでは展開の助けに加えて、パフォーマンスも上げてこないと難しいが、今の走りでも東京なら馬券圏内まで持ってこれる脚があるので相手に入れておく。
※以下は、買わない馬の評価。
ウォーターナビレラ
前走の桜花賞は、内からポンと出たカフジテトラゴンの外をすんなり取って、実質ペースを作っているような2番手から追走。直線で内からナムラクレアに並びかけられたが、坂に入って前に出て押し切れそうなところをスターズオンアースに差されて2着。
馬場で内有利に加えて、展開で前有利のレースを作り出した。前哨戦の武豊騎手らしい試すレースから勝つレースに切り替えて100点のレース内容。これをして負けたのは、脚を溜めたところでそんなにいい脚が使えないスピードが勝っているタイプだから。さらに直線が伸びて、距離まで伸びるのはかなり厳しい条件替わり。ファンタジーSの好内容から1400mの方が適性が高い可能性があって、1600mでも広い阪神より中山の方が適性が合いそうと考えている。東京2400mでは消し。
スタニングローズ
前走のフラワーCは、出遅れたが行き脚が速くて、内枠でもあったので楽にカバーして逃げ馬の後ろ3番手から追走。その位置でじっとして、勢いを付けながら直線に入る所で前の2頭の外に出して差し切り勝ち。前有利の流れを、川田騎手が内枠を活かした完璧なレースをしての勝利。2番手からニシノラブウインクがそのまま残る展開は恵まれている。パーソナルハイが出遅れていなかったら同じ結果になっていたとは思えない。
東京はサウジアラビアRC3着があるが、このレースはペースが遅すぎる低レベル戦。超スローだったこぶし賞と同じようなレース。超スローになったらこの脚は不気味だが、積極的に買いたくなる内容ではない。
アートハウス
前走の忘れな草賞は、8頭立てだったので中団の4番手から追走。3コーナーに入る所で一団になって、直線に入って逃げ馬と2番手の馬の間から抜け出して3馬身差完勝。ラスト3F11.7 - 11.6 - 11.1でまだ余裕のある勝ち方。ただ、時計は高速馬場だったのでかなり遅いし、倒した相手も弱い。エリカ賞で牝馬（次走1勝クラス4着のラスマドレス、チューリップ賞2.1秒差13着のジャマン）に先着されているのも嫌な材料。休んで成長は感じるし、伸びしろもありそうだが、現時点での完成度だとG1では厳しい。
桜花賞馬サークルオブライフではなくアートハウスを選んだ理由については、パールコード（アートハウスの母）を重賞を勝たせられなかったから、お母さんの代わりにG1を勝たせてあげたいという「パールコードへの思い」を優先させてもらったと川田騎手が会見で語っていた。この気持ちは応援したいが、馬券的には素質に期待する面がかなり強くて、人気が全くないなら穴で押さえてもとなるが、現状のパフォーマンスに見合わない人気になりそうなので消し。
サウンドビバーチェ
前走のチューリップ賞は、2番手から直線で先頭に出たが、残り200mに入ってから差を縮められだして差されて4着。完璧なレースをしていたので力負け。
中山1600mの菜の花賞（上がり3F35.7）、雨の影響があった中京1600mの未勝利戦（上がり3F36.3）で勝っていて、一定ラップで上がりのかかる展開の方が合う。東京になるのはマイナスで、単純に相手も強くなるので厳しい。
ホウオウバニラ
前走のフローラSは、中団やや後ろからスムーズに外に出して7着。前・内有利のレースではあったが、普通に力負けの内容。別馬レベルに変わらないと厳しい。
エリカヴィータ
前走のフローラSは、内枠から少し出して好位内の4番手から追走。パーソナルハイがすぐペースを落としたので、少し行きたがったがシンシアウィッシュのデムーロ騎手が外から前に行かせたことで、前にスペースができて走りやすい位置になった。
それで中盤かなり緩んで直線へ。直線で進路を探していた時に内からマイシンフォニーに前に出られたが、残り400mで前に進路ができてからしっかり伸びて差し切り勝ち。
残り1200～600mが「12.5 - 12.6 - 12.8」でかなり緩んて、ラスト3F「11.6 - 11.4 - 11.8」。この流れで隊列が長いまま直線に入っていたので前・内有利の流れ。展開にピッタリの枠と位置取りで完璧に乗っていたレース。成長と距離適性は見せたが、さらにいい走りは期待しにくい。去年のユーバーレーベンのように、前・内有利で展開不向きだったルージュエヴァイユの方を狙うので恵まれていた馬は軽視する（ちなみに、去年のオークスでも展開に恵まれていた1着クールキャット・2着スライリーを消して、3着ユーバーレーベンは3番手評価にしていた。）。
ラブパイロー
前走は、行く馬がいなかったのでハナを取りに行って逃げる競馬。平均ペースにして押し切って勝利。メンバーレベルが低くて、ダートで勝ち上がった馬なので上がりのかかる馬場もあっていた。このメンバーだとかなり押しても好位が取れたら上出来。逃げられたとしても、東京だと上がりの対応が厳しいので消し。
ライラック
前走の桜花賞は、出遅れて後方から追走。直線で徐々に外に出して前を追ったが、ロスがあった外の馬の方が勢いがあってそのまま16着。流れに乗れなかったし、速い上がりにも対応できなかった。
フェアリーSの中山1600mで、あれだけ外を走って差し切れる馬。ペースが流れやすくて、上がりのかかる条件がいい。新馬戦で東京を勝っているが、東京は向かないと考えているので消し。
パーソナルハイ
前走のフローラSは、内枠から楽にハナを取っての逃げ。ペースを落としすぎてシンシアウィッシュが絡んできたが、中盤はしっかりペースを落として直線へ。最後までしぶとく粘って3/4馬身差2着。縦長のまま直線に入ったがペースは落とせていたので、直線で我慢できた。やっぱり逃げたら粘りが増す走りを見せた。
今回も逃げられそうではあるが、オークスで逃げて残るのはかなり難しい。過去10年の逃げた馬は（0.0.0.10）で、差し有利のオークスを表している。溜め逃げしたところで、このメンバーで上位の上がりを使うのは無理。好走するとしたら超スローペースまで落とせて、完全に前にいないと勝負にならないようなレースにできた場合くらい。条件が厳しい。
シーグラス
小倉2000mで連勝して挑んだ忘れな草賞で、1.0秒差の完敗。相手に恵まれての連勝でもあったので低レベルの前走の相手でも強かった。それに加えて、高速馬場に対応できなかった。かなりの相手強化になって、東京にもなるので、条件・相手ともに厳しい。
ピンハイ
前走の桜花賞は、出たなりで控えて中団やや後の最内で追走。直線で前のアルーリングウェイ、ナムラクレアが少し外に出したので、内から差を縮めて直線中盤でナムラクレアの後ろへ。ただ、残り200mでナムラクレアとウォーターナビレラの間に入れようとしたときに、ナムラクレアが外によれたのでそれを避けるように外に行ってパーソナルハイに思いっきりタックルする形になってしまった（パーソナルハイ・アルーリングウェイ・スターズオンアースが被害馬）。その後もパーソナルハイとの進路の取り合いで、何度かぶつかって前との差が縮まらずに5着。
もし、ナムラクレアが外によれていなかったらきわどい結果になっていた可能性はある。ただ、内有利のレースに合った進路取りではあった。
ここ2戦は、内差しが向くレースで結局勝てていない。それに、血統をあまり気にしないのだが、芝の馬は1400m以下に出ている父ミッキーアイルというのはさすがに距離が気になる。優先順位を付けると他の馬の方が買いたい要素があるので消し。
ニシノラブウインク
前走のフラワーCは、2番手追走から追い出しを待って直線で先頭に出たが、スタニングローズに差されて2着。展開に恵まれて完璧なレースをして負けてしまった。東京は未勝利戦で勝っているが、かなり平凡なレース内容。相手強化に東京替わりも微妙で強調材料がない。
スターズオンアース
前走の桜花賞は、半馬身ほど遅れたが押して位置を取りに行って中団馬群の内で追走。直線で前を追いかけながら進路ができるのを待って、残り300mくらいで進路ができてじわじわ差を縮めていたところを内からぶつけられる不利。それでも、そこから最後までじわじわ差を縮めてウォーターナビレラを交わして勝利。
外すぎない枠、出遅れからすぐに盛り返したカバーの仕方、内にこだわった進路取りの川田騎手の騎乗、ペースが上がらなかった展開、不利を受けてた時にぶつかってきた馬より少し前に出ていて不利を受けたタイミングが悪くなかったなどいろいろ重なっての勝利。力が抜けていたという内容ではない。
今回の桜花賞に出走していた馬では、レースに合わなかった外枠の差し馬の巻き返しを狙うので、内差しが決まったこの馬の優先順位は自然と下がる。
また、オークスが桜花賞と求められる適性が違うことは、過去10年で桜花賞・オークスを連勝したのがジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトだけなことが表している。スターズオンアースが、この馬たちのようにその後に牡馬トップクラスと互角に戦えるバケモノ級とは思えない（バケモノ級の可能性がわずかでもあるのなら、川田騎手がパールコードへの思いを優先させて乗り替わることもないはず）。
桜花賞のレースレベルが高くないので、結果的に世代レベルが高くなくて勝ったこの馬がそのまま好走してしまう可能性はあるが、人気で買いたいパフォーマンスではないので消す選択になった。
■ GⅠ参考データ
19年：24戦10的中（回収率195.6%）
20年：24戦 5的中（回収率151.6%）
21年：24戦 2的中（回収率131.2%）
19～21年で3年連続プラス継続中（全て公開した予想）。
■ 22年GⅠ結果：8戦1的中
購入：80000円
回収：89250円
（回収率111.6%）
フェブラリーS：◎→消→消
◎カフェファラオ（2人気1着）
高松宮記念：消→◎→消
◎ロータスランド（5人気2着）
大阪杯：△→▲→消
◎アカイイト（4人気10着）
桜花賞：消→消→☆
◎ナミュール（1人気10着）
皐月賞：◎→〇→消
◎ジオグリフ（5人気1着）
馬連35.7倍×2000円的中!!
天皇賞・春：▲→◎→消
◎ディープボンド（1人気2着）
NHKマイルC：消→消→消
◎アルーリングウェイ（5人気9着）
ヴィクトリアマイル：消→〇→消
◎レイパパレ（1人気12着）
＜予想＞
◎：ルージュエヴァイユ
不完全燃焼のレースからの巻き返し期待
○：ナミュール
チューリップ賞の影響を感じた前走内容
▲：サークルオブライフ
距離延長で追走が楽になるのはプラス
△：ベルクレスタ
東京に替わるのが魅力
☆：プレサージュリフト
差し切るまでは展開の助け欲しいが
＜展開＞
逃げたいのは、ラブパイロー、パーソナルハイ。
ラブパイローはこのメンバーで逃げるテンの脚はないので、パーソナルハイがハナ。
それに続いて、ウォーターナビレラ、サウンドビバーチェ、スタニングローズ、ラブパイローあたりが追走。
どの馬も距離不安があるのでパーソナルハイを追いかけずに、少し後続を離してやや遅めの流れを想定。
＜予想詳細＞
本命は、ルージュエヴァイユ
前走のフローラSは、少し押していたが行き脚が速くないので、後方4番手から追走。
直線に入って外に出そうとしていたが、外にホウオウバニラがいて出せず。それに前のヴァンルーラーも伸びを欠いていて待たされる形。
残り300mでヴァンルーラーの内に入れようとしたが、その前にいた馬の手応えが怪しく、再度外に切り替えて前に進路ができたのが残り200m。
そこから前との差を縮めたが、差が大きくて間に合わず5着。
内・前有利の展開で、残り200mしかまともに追えていないので仕方ない凡走。あんなレースで上がり2位より0.3秒速い上がり3F33.6秒で走っているので、負けて強しの内容だった。
フローラSの予想では、本命にして「ここで結果を出せばオークスでも買いたいと思っている馬」と書いていた。抽選だと出走枠に入れてもいい騎手の確保が難しいだろうなと思っていた。それが、、抽選なして出走枠に入れて、GⅠで池添騎手に乗り替わりになった。これは「運」がある。
この馬の長所は、トップスピードになってからそのスピードを長く維持できる持続力。
ただ、中山での連勝だったので、前走時は「速い上がりになった時の対応」を課題として挙げていた。この点は、中山で33秒台の上がりを出せるようなレースでないから速い上がりで勝っていないだけ。速い上がりを出せるレース条件なら対応できると考えていたことが、正しかった走りを前走で見せた。これは大きな収穫。
2400mへの距離延長は、当然走ってみないと分からないが、追走が楽になるのは魅力。
行き脚が遅くて位置取りが悪くなっているので、追走に脚を使わないともっといい末脚が使える可能性がある。
ロスなく立ち回れる枠に入ったので、スムーズに直線で外に出せれば差し切っていいと考えている。フローラS5着馬だが、今年の混戦模様のメンバーなら魅力十分なので期待する。
対抗は、ナミュール
前走の桜花賞は、スタートを出て出たなりで、中団やや後ろの外から追走。
馬群が凝縮した3～4コーナーで少し位置を上げて、直線で外へ。そこからなかなか差が縮まらず、外からサークルオブライフ、ベルクレスタに交わされて10着。
ロスがあっても外枠でスムーズなら差し切れると考えていたので、案外の走り。
この馬の末脚を考えたら33秒台前半が使える流れと馬場。賞金加算が必須だったチューリップ賞からの中4週の影響があった可能性がある。それに加えて、大型馬が強い桜花賞で、高速過ぎる馬場もマイナスになった印象。
今回は、東京替わりが大きな魅力。
東京は、赤松賞で勝っていて、このレースが好内容。
このレースでは、少し出遅れて外の馬と接触して、スタート直後は後方2番手。そこから少し位置を上げて中団外で3コーナーへ。直線で外に出して残り300mから前の馬との差を縮めだして、あっさり前を交わして勝利。
新馬戦から1000m通過が5.9秒も速くなったのに、上がりはさらに速い33.0秒。超スローだった新馬戦では、ラスト3F11.9 - 10.8 - 10.7で勝って素質は見せていたが、想像以上の走りを見せた。この時点で「順調ならオークスまでこの馬でいい」と感じた走りだった。そこまで思わせた東京競馬場に替わるのは大きな魅力になる。
状態については「レース後の回復が早くて、前回よりいい状態で送り出せる。」とコメントされているので、良化が期待できる。
距離は走ってみないと分からないが、距離は短くなるよりは長くなった方がいいと感じるし、芝では産駒が2014年からずっと1800m以上（1815～1940m）の平均距離で好走しているハービンジャー産駒でもある。
対抗にしたのは、前走の走りが想定より物足りなかったからで、ほぼ同等の本命。
単穴は、サークルオブライフ
前走の桜花賞は、中団やや後ろのナミュールの内で追走。
直線に入る所でコーナーで1列前に出ていたナミュールを追いかけるように外に切り替えて、坂に入って一気に浮上してきたが0.1秒差4着まで。
結果的に、前・内が有利なレースだったので、外から差し切るまで持っていくのは厳しかった。最速上がりで0.1秒差なので、負けて強しの内容。
ただ、すっと加速できる馬ではないので極端な内枠だったら逆に着順が悪くなっていた可能性もある。
この馬は、トップスピードの速さはそこまでないが、ラスト1Fの減速が少ない長くいい脚が使えるタイプ。
この長所なので、東京の直線の長さはプラス。アルテミスSで、残り200mではもう間に合わないと思うところから差し切っている。
距離に関しても、新馬戦を1800mから使い出しているように、追走が楽になる距離延長は桜花賞を走った馬の中では魅力がある。
差し有利のオークスで安定して上位の上がりを使える末脚は魅力。桜花賞で差し届かずの馬がオークスで巻き返すのが定番でもあるので、4着でも1番人気になりそうなことは納得できる。
※オークスで最速上がり（最速上がりタイも含む）の馬の成績は（7.3.1.2）で、単勝回収率386％、複勝回収率181%。
上位評価3頭の中では一番安定して走りそうだが、オッズ面と条件替わりでのプラスを考えて3番手評価とした。
4番手は、ベルクレスタ
前走の桜花賞は、中団やや後ろの馬群の中から追走。
直線に入って馬群に入れようとしたがばらけそうになかったので、外に徐々に出して外で伸びていたナミュールの後ろへ。
そこから外のサークルオブライフと一緒に伸びてきて7着。
上手く内に入れて走らせていたが、直線で外に出すとあそこまでが精一杯。0.2秒差までよく持ってきたという走りだった。
今回は、東京に替わるのが魅力。
G1の阪神で負けているので、左回りがプラスになるかは微妙だが、結果が出ている左回り。
東京では、アルテミスSで先行してサークルオブライフとクビ差2着。クイーンCでは、内枠で前の馬が下がってきて位置取りを悪くして、直線でも前が壁で少し待たされながら最速上がりで2着。
積極的に動いた阪神JFで坂でバタッと脚が止まっているので、脚を溜めて我慢させてどこまで持ってこれるかのレースになるが馬券圏内なら十分可能性がある。相手には押さえておきたい。
5番手は、プレサージュリフト
前走の桜花賞は、出遅れて最後方から追走。
直線で大外に出して伸びてきたが、0.5秒差11着。
無敗馬で4番人気になっていたが、前・内有利のレースであの進路取りではお手上げ。0.5秒差まで持ってきたので力は見せた。
今回は、東京に替わることとオークスが勝負のローテと感じるところが魅力。
東京は、1600mの新馬とクイーンCで勝利して適性の高さを見せている。
クイーンCを勝って桜花賞にぶっつけは、分かりやすい東京のオークス勝負のローテ。
後方から外しかない馬で、外枠が好きで結果も出ている戸崎騎手なので外枠も歓迎。
差し切るまでは展開の助けに加えて、パフォーマンスも上げてこないと難しいが、今の走りでも東京なら馬券圏内まで持ってこれる脚があるので相手に入れておく。
※以下は、買わない馬の評価。
ウォーターナビレラ
前走の桜花賞は、内からポンと出たカフジテトラゴンの外をすんなり取って、実質ペースを作っているような2番手から追走。直線で内からナムラクレアに並びかけられたが、坂に入って前に出て押し切れそうなところをスターズオンアースに差されて2着。
馬場で内有利に加えて、展開で前有利のレースを作り出した。前哨戦の武豊騎手らしい試すレースから勝つレースに切り替えて100点のレース内容。これをして負けたのは、脚を溜めたところでそんなにいい脚が使えないスピードが勝っているタイプだから。さらに直線が伸びて、距離まで伸びるのはかなり厳しい条件替わり。ファンタジーSの好内容から1400mの方が適性が高い可能性があって、1600mでも広い阪神より中山の方が適性が合いそうと考えている。東京2400mでは消し。
スタニングローズ
前走のフラワーCは、出遅れたが行き脚が速くて、内枠でもあったので楽にカバーして逃げ馬の後ろ3番手から追走。その位置でじっとして、勢いを付けながら直線に入る所で前の2頭の外に出して差し切り勝ち。前有利の流れを、川田騎手が内枠を活かした完璧なレースをしての勝利。2番手からニシノラブウインクがそのまま残る展開は恵まれている。パーソナルハイが出遅れていなかったら同じ結果になっていたとは思えない。
東京はサウジアラビアRC3着があるが、このレースはペースが遅すぎる低レベル戦。超スローだったこぶし賞と同じようなレース。超スローになったらこの脚は不気味だが、積極的に買いたくなる内容ではない。
アートハウス
前走の忘れな草賞は、8頭立てだったので中団の4番手から追走。3コーナーに入る所で一団になって、直線に入って逃げ馬と2番手の馬の間から抜け出して3馬身差完勝。ラスト3F11.7 - 11.6 - 11.1でまだ余裕のある勝ち方。ただ、時計は高速馬場だったのでかなり遅いし、倒した相手も弱い。エリカ賞で牝馬（次走1勝クラス4着のラスマドレス、チューリップ賞2.1秒差13着のジャマン）に先着されているのも嫌な材料。休んで成長は感じるし、伸びしろもありそうだが、現時点での完成度だとG1では厳しい。
桜花賞馬サークルオブライフではなくアートハウスを選んだ理由については、パールコード（アートハウスの母）を重賞を勝たせられなかったから、お母さんの代わりにG1を勝たせてあげたいという「パールコードへの思い」を優先させてもらったと川田騎手が会見で語っていた。この気持ちは応援したいが、馬券的には素質に期待する面がかなり強くて、人気が全くないなら穴で押さえてもとなるが、現状のパフォーマンスに見合わない人気になりそうなので消し。
サウンドビバーチェ
前走のチューリップ賞は、2番手から直線で先頭に出たが、残り200mに入ってから差を縮められだして差されて4着。完璧なレースをしていたので力負け。
中山1600mの菜の花賞（上がり3F35.7）、雨の影響があった中京1600mの未勝利戦（上がり3F36.3）で勝っていて、一定ラップで上がりのかかる展開の方が合う。東京になるのはマイナスで、単純に相手も強くなるので厳しい。
ホウオウバニラ
前走のフローラSは、中団やや後ろからスムーズに外に出して7着。前・内有利のレースではあったが、普通に力負けの内容。別馬レベルに変わらないと厳しい。
エリカヴィータ
前走のフローラSは、内枠から少し出して好位内の4番手から追走。パーソナルハイがすぐペースを落としたので、少し行きたがったがシンシアウィッシュのデムーロ騎手が外から前に行かせたことで、前にスペースができて走りやすい位置になった。
それで中盤かなり緩んで直線へ。直線で進路を探していた時に内からマイシンフォニーに前に出られたが、残り400mで前に進路ができてからしっかり伸びて差し切り勝ち。
残り1200～600mが「12.5 - 12.6 - 12.8」でかなり緩んて、ラスト3F「11.6 - 11.4 - 11.8」。この流れで隊列が長いまま直線に入っていたので前・内有利の流れ。展開にピッタリの枠と位置取りで完璧に乗っていたレース。成長と距離適性は見せたが、さらにいい走りは期待しにくい。去年のユーバーレーベンのように、前・内有利で展開不向きだったルージュエヴァイユの方を狙うので恵まれていた馬は軽視する（ちなみに、去年のオークスでも展開に恵まれていた1着クールキャット・2着スライリーを消して、3着ユーバーレーベンは3番手評価にしていた。）。
ラブパイロー
前走は、行く馬がいなかったのでハナを取りに行って逃げる競馬。平均ペースにして押し切って勝利。メンバーレベルが低くて、ダートで勝ち上がった馬なので上がりのかかる馬場もあっていた。このメンバーだとかなり押しても好位が取れたら上出来。逃げられたとしても、東京だと上がりの対応が厳しいので消し。
ライラック
前走の桜花賞は、出遅れて後方から追走。直線で徐々に外に出して前を追ったが、ロスがあった外の馬の方が勢いがあってそのまま16着。流れに乗れなかったし、速い上がりにも対応できなかった。
フェアリーSの中山1600mで、あれだけ外を走って差し切れる馬。ペースが流れやすくて、上がりのかかる条件がいい。新馬戦で東京を勝っているが、東京は向かないと考えているので消し。
パーソナルハイ
前走のフローラSは、内枠から楽にハナを取っての逃げ。ペースを落としすぎてシンシアウィッシュが絡んできたが、中盤はしっかりペースを落として直線へ。最後までしぶとく粘って3/4馬身差2着。縦長のまま直線に入ったがペースは落とせていたので、直線で我慢できた。やっぱり逃げたら粘りが増す走りを見せた。
今回も逃げられそうではあるが、オークスで逃げて残るのはかなり難しい。過去10年の逃げた馬は（0.0.0.10）で、差し有利のオークスを表している。溜め逃げしたところで、このメンバーで上位の上がりを使うのは無理。好走するとしたら超スローペースまで落とせて、完全に前にいないと勝負にならないようなレースにできた場合くらい。条件が厳しい。
シーグラス
小倉2000mで連勝して挑んだ忘れな草賞で、1.0秒差の完敗。相手に恵まれての連勝でもあったので低レベルの前走の相手でも強かった。それに加えて、高速馬場に対応できなかった。かなりの相手強化になって、東京にもなるので、条件・相手ともに厳しい。
ピンハイ
前走の桜花賞は、出たなりで控えて中団やや後の最内で追走。直線で前のアルーリングウェイ、ナムラクレアが少し外に出したので、内から差を縮めて直線中盤でナムラクレアの後ろへ。ただ、残り200mでナムラクレアとウォーターナビレラの間に入れようとしたときに、ナムラクレアが外によれたのでそれを避けるように外に行ってパーソナルハイに思いっきりタックルする形になってしまった（パーソナルハイ・アルーリングウェイ・スターズオンアースが被害馬）。その後もパーソナルハイとの進路の取り合いで、何度かぶつかって前との差が縮まらずに5着。
もし、ナムラクレアが外によれていなかったらきわどい結果になっていた可能性はある。ただ、内有利のレースに合った進路取りではあった。
ここ2戦は、内差しが向くレースで結局勝てていない。それに、血統をあまり気にしないのだが、芝の馬は1400m以下に出ている父ミッキーアイルというのはさすがに距離が気になる。優先順位を付けると他の馬の方が買いたい要素があるので消し。
ニシノラブウインク
前走のフラワーCは、2番手追走から追い出しを待って直線で先頭に出たが、スタニングローズに差されて2着。展開に恵まれて完璧なレースをして負けてしまった。東京は未勝利戦で勝っているが、かなり平凡なレース内容。相手強化に東京替わりも微妙で強調材料がない。
スターズオンアース
前走の桜花賞は、半馬身ほど遅れたが押して位置を取りに行って中団馬群の内で追走。直線で前を追いかけながら進路ができるのを待って、残り300mくらいで進路ができてじわじわ差を縮めていたところを内からぶつけられる不利。それでも、そこから最後までじわじわ差を縮めてウォーターナビレラを交わして勝利。
外すぎない枠、出遅れからすぐに盛り返したカバーの仕方、内にこだわった進路取りの川田騎手の騎乗、ペースが上がらなかった展開、不利を受けてた時にぶつかってきた馬より少し前に出ていて不利を受けたタイミングが悪くなかったなどいろいろ重なっての勝利。力が抜けていたという内容ではない。
今回の桜花賞に出走していた馬では、レースに合わなかった外枠の差し馬の巻き返しを狙うので、内差しが決まったこの馬の優先順位は自然と下がる。
また、オークスが桜花賞と求められる適性が違うことは、過去10年で桜花賞・オークスを連勝したのがジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトだけなことが表している。スターズオンアースが、この馬たちのようにその後に牡馬トップクラスと互角に戦えるバケモノ級とは思えない（バケモノ級の可能性がわずかでもあるのなら、川田騎手がパールコードへの思いを優先させて乗り替わることもないはず）。
桜花賞のレースレベルが高くないので、結果的に世代レベルが高くなくて勝ったこの馬がそのまま好走してしまう可能性はあるが、人気で買いたいパフォーマンスではないので消す選択になった。
■ GⅠ参考データ
19年：24戦10的中（回収率195.6%）
20年：24戦 5的中（回収率151.6%）
21年：24戦 2的中（回収率131.2%）
19～21年で3年連続プラス継続中（全て公開した予想）。
■ 22年GⅠ結果：8戦1的中
購入：80000円
回収：89250円
（回収率111.6%）
フェブラリーS：◎→消→消
◎カフェファラオ（2人気1着）
高松宮記念：消→◎→消
◎ロータスランド（5人気2着）
大阪杯：△→▲→消
◎アカイイト（4人気10着）
桜花賞：消→消→☆
◎ナミュール（1人気10着）
皐月賞：◎→〇→消
◎ジオグリフ（5人気1着）
馬連35.7倍×2000円的中!!
天皇賞・春：▲→◎→消
◎ディープボンド（1人気2着）
NHKマイルC：消→消→消
◎アルーリングウェイ（5人気9着）
ヴィクトリアマイル：消→〇→消
◎レイパパレ（1人気12着）
払戻金
| 単勝 | 18 | 650円 | 3番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 18 | 230円 | 2番人気 |
| 2 | 730円 | 10番人気 | |
| 8 | 340円 | 4番人気 | |
| 枠連 | 1 - 8 | 1,420円 | 6番人気 |
| 馬連 | 2 - 18 | 8,150円 | 29番人気 |
| ワイド | 2 - 18 | 2,890円 | 34番人気 |
|---|---|---|---|
| 8 - 18 | 1,210円 | 10番人気 | |
| 2 - 8 | 3,850円 | 42番人気 | |
| 馬単 | 18 - 2 | 12,750円 | 48番人気 |
| ３連複 | 2 - 8 - 18 | 19,360円 | 62番人気 |
| ３連単 | 18 - 2 - 8 | 119,010円 | 390番人気 |
プロ予想家の的中情報
馬場：不良
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