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nigeプロの競馬予想｜マイルチャンピオンシップ G1 - 2020年11月22日阪神11R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 4 | △ | グランアレグリア | 1.6 | 牝4 | 55.0 | C.ルメー | 内枠で力を出し切れるか課題 |
| 2 | 4 | 8 | ◎ | インディチャンプ | 8.8 | 牡5 | 57.0 | 福永祐一 | 今の馬場でこの枠なら |
| 3 | 4 | 7 | × | アドマイヤマーズ | 11.1 | 牡4 | 57.0 | 川田将雅 | 好位でうまく立ち回れば |
| 4 | 6 | 11 | スカーレットカラー | 187.8 | 牝5 | 55.0 | 岩田康誠 | ||
| 5 | 8 | 17 | ○ | サリオス | 4.1 | 牡3 | 56.0 | M.デムー | 条件魅力も極端な枠でどう乗るか |
| 6 | 8 | 16 | ヴァンドギャルド | 68.6 | 牡4 | 57.0 | 戸崎圭太 | ||
| 7 | 8 | 15 | × | ペルシアンナイト | 165.8 | 牡6 | 57.0 | 大野拓弥 | ひと叩きして目標のレース |
| 8 | 1 | 2 | レシステンシア | 9.9 | 牝3 | 54.0 | 北村友一 | ||
| 9 | 1 | 1 | ベステンダンク | 526.4 | 牡8 | 57.0 | 藤岡佑介 | ||
| 10 | 7 | 14 | ▲ | サウンドキアラ | 55.0 | 牝5 | 55.0 | 松山弘平 | 距離・馬場不向きで1600m戻り歓迎 |
| 11 | 3 | 5 | メイケイダイハード | 466.9 | 牡5 | 57.0 | 酒井学 | ||
| 12 | 6 | 12 | アウィルアウェイ | 289.0 | 牝4 | 55.0 | 藤岡康太 | ||
| 13 | 2 | 3 | ケイアイノーテック | 157.7 | 牡5 | 57.0 | 津村明秀 | ||
| 14 | 7 | 13 | タイセイビジョン | 182.4 | 牡3 | 56.0 | 石橋脩 | ||
| 15 | 3 | 6 | ラウダシオン | 32.6 | 牡3 | 56.0 | 武豊 | ||
| 16 | 5 | 10 | ブラックムーン | 648.8 | 牡8 | 57.0 | 幸英明 | ||
| 17 | 5 | 9 | カツジ | 133.7 | 牡5 | 57.0 | 池添謙一 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 通常 | 8 - 17 | 2,000円 |
| ながし | 14 - 817 | 各1,200円 | |
| ３連単 | 1着ながし | 8 - 471417 | 各400円 |
| ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 8 - 471417 - 15 | 各100円 | |
| 8 - 15 - 471417 | 各100円 | ||
| 合計 | 23通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 0円 | -10,000円 | 0% |
nigeのコメント
【全馬評価あり】今の馬場と瞬発力が活きる展開なら魅力！
＜予想＞
◎：インディチャンプ
今の馬場でこの枠なら
○：サリオス
条件魅力も極端な枠でどう乗るか
▲：サウンドキアラ
距離・馬場不向きで1600m戻り歓迎
△：グランアレグリア
内枠で力を出し切れるか課題
☆：アドマイヤマーズ
好位でうまく立ち回れば
注：ペルシアンナイト
ひと叩きして目標のレース
＜展開＞
逃げたいのは、レシステンシア。その外からラウダシオン、アドマイヤマーズ。
それに続いて、ベステンダンク、インディチャンプ、サウンドキアラ、サリオスあたりが追走。
ハナ争いになりそうになく、平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、インディチャンプ
前走の安田記念は、出たなりで中団やや後ろの内から追走。
4コーナーで最内をロスなく走って、直線で進路がないところをこじ開けたが、前の進路にグランアレグリアが入ってきたのでもう1頭分外へ。そこから前を追いかけたが、ラスト1F伸びきれずに3着。
いつもより位置取りが悪く、最後の伸びが思ったほどではなかった。
その点が気になっていたが、ゲートでアーモンドアイが突進したことにつられて出があまり良く、右後肢を落鉄していたとコメントが出て納得した。
この馬の長所は、仕掛けてトップスピードにすぐ乗る瞬発力。
去年のマイルCSでは、好位馬群から直線で前に進路ができると追い出すのを待ってから、追い出すとスッと加速して一気に先頭に立ち勝利。
19年安田記念でも、好位から外に出して進路ができて、追い出すとすぐ外にいたモズアスコットを一気に突き放して、そのまま前を差し切り。東京新聞杯でも、残り400～200mの先頭に出るまでのトップスピードの速さは際立っていた。
内を器用に立ち回れる馬なので、外枠に入らなかったことはプラス。
さらに、今の阪神が高速馬場なのも魅力。
高速馬場の東京の安田記念を勝てる馬なので、軽い馬場適性はかなり高い。
あと他馬と同じ斤量だが57㎏。58㎏で走ることが多いので、プラスと考えている。
休み明けで結果が出ていないのは、1800mでも大丈夫と言って毎日王冠と中山記念で中距離G1で好走できる馬に負けているだけ。
適性差と相手が強いからで、休み明けは苦にしないはず。
来年6歳で積極的に買えるのは今年までと考えているのもあるので、ここは狙いたい！
対抗は、サリオス
前走の毎日王冠は、スタートはよく、行く馬を行かせて4番手から追走。
4コーナーからじわっと差を縮めて、直線で外に出して仕掛けると残り200mで先頭。そのまま差を広げて3馬身差完勝。
距離短縮と3㎏減なら成長がなくても勝てると考えて本命にしていたが、しっかり成長を見せての好内容。文句なしの内容だった。
この馬は、朝日FSで好位から長く脚が使える持続力を見せて、ペースが遅かったらサウジアラビアRCのように33秒台の最速上がりも使える瞬発力・トップスピードの速さもある。
また、皐月賞では内でうまく立ち回って、ダービーでは控えて差す競馬。
レースの上手さも見せて、総合力の高い馬。
ただ、スピード色が強く、距離は前走の走りからも1600～1800mが一番力が出せると感じる。
今回の阪神1600mは、朝日FSで勝っているで力は出せる。
ただ、極端な大外に入ったことと高速馬場は気になる。
好位内で立ち回れる馬なので、それが活きない大外はもったいない。また、高速馬場でそこまでペースが流れないと瞬発力やトップスピードの速さに特化したタイプに負ける可能性は上がる。それに、地味に2㎏増でもある。
勝ってもいいのだが、長所の総合力の高さを最大限に活かせない枠と想定される流れで対抗に。
単穴は、サウンドキアラ
前走のスワンSは、前半で馬場の悪い所をずっと走って、4コーナーから直線に入る所で勝ち馬の後ろの進路に入ったが、前半の消耗で追いかけるだけ。
馬場を考えても案外と思うかもしれないが、1400mはそこまでいい走りは見せていないのであんなもの。京都牝馬Sで1400mを勝っているが、1400mなのに1600mのような前半の入りで、前有利の流れを好位から押し切っただけ。
1600mだと京都金杯を勝って重い馬場巧者と思ったら、阪神牝馬Sで33.7秒の上がりで勝利。さらに前・内有利の流れの助けがあっての3連勝と思ったら、ヴィクトリアマイルで積極的に勝ちに行く走りをさせて2着。
1600mでは、1戦ごとにパフォーマンスを上げて、馬場不問でいい走りを見せている。
距離も馬場も合わなかった前走の凡走で、ここまで人気を落とすのありがたい。内枠だったら最高だったが、買う価値のある1頭。
4番手は、グランアレグリア
前走のスプリンターズSでは、出遅れて、出脚も鈍く後方2番手から追走。
直線で大外に出すと1頭違う脚で伸びてきて2馬身差で勝利。
鮮やかに差し切ったので見落としそうだが、勝ち時計は遅い。
前日の2勝クラスのハンデ戦で、51㎏の軽量の3歳牝馬が勝った時計が1:08.8。1日使って土曜日より多少時計はかかっていたが、ほぼ同じくらいで1:08.3。
ゲート入らず諦めた藤岡佑介騎手（ビアンフェ）の玉砕絡みで前半のペースが流れてこの遅さ。
また、すごくいい脚に見えたグランアレグリアのラスト3Fは33.6秒。最後方から上がり2位の脚で3着まで持って来たアウィルアウェイが33.7秒。0.1秒差しか変わらない。
見た目のインパクトはあったが、評価が上がるレースではない。
当然評価するのは、安田記念で中団から最速上がりで2.1/2馬身差完勝した走り。
軽い馬場・坂も問題なく、前走よりレース条件もいい。
ただ、この馬に内枠は課題。
ハイペースまでペースは上がらないと考えているので、スタートを出ても阪神Cのようにばらけないで、さばけるかの不安。出遅れてしまったら馬場が良くてばらけないので、大外に出す進路取りしかなくなる怖さがある。
そうなった時に、差し切れるかと考えたらそう簡単ではない。凡戦と考えている前走の勝利で人気がさらに上がり、内枠＆出遅れの怖さ。
強いのは間違いないが、この人気で積極的に本命で狙いたいとは感じないのでこの評価。
5番手は、アドマイヤマーズ
前走のスワンSは、すぐに外に進路を変えて3番手から追走。
3コーナーに入る所で2番手に上がって、直線に入って前との差は縮められなかったが最後まで粘って3着。
1600mの緩めの流れを33秒台の上がりで勝ってきた馬で、皐月賞4着馬。1400mに距離短縮なら1800mに距離延長の方がいいと考えて消したが、想像以上の走り。
今回は、距離延長で高速馬場替わりは歓迎。
阪神コースも朝日FSを勝っているので問題ない。
かなり相手が揃っているが、使っての良化が期待できるり、ここ2戦の川田騎手の乗り方がハマりそうな展開なので相手に入れておきたい。
最後に、ペルシアンナイト
前走の毎日王冠は、目標が次と分かっていたがこの相手ならと思って期待したが、人気通りに叩きの内容で4着。
今年は、3年連続好走（17年1着、18年2着、19年3着）した京都1600mではなく、阪神1600m。それもあってか人気は全くない。
札幌記念で2着してまだ力があるところを見せていて、18年大阪杯2着があって高速の阪神コースも問題ない。
かなり相手が揃っているが、ここまで人気がないなら少額で押えられるので相手に。
※以下は、買わない馬の評価。
ベステンダンク
前走のスワンSは、中団やや前から追走。4コーナーでの加速に遅れてしまって、ゴール前で少し差を縮めて8着。1600～1800mのゆったりしたペースを前で粘る馬なので、1400mの流れは厳しかった。
1600mになるのはいいが、G1での平均ペースだと前にいてもトップスピードの速さで劣るので上がりの対応が厳しい。楽に前に行ける1600mのオープン特別・リステッドで狙う馬。
レシステンシア
NHKマイルCでは、スローペースに落としての逃げて2着。チューリップ賞の負け方からスローペースにしないと思ったらスローペースにして好走。ただ、ペースがかなり遅いのに、上がり33秒台だったのが最後方にいたウイングレイテストだけ。
前日の3歳未勝利が1:33.3、それより0.8秒しか速くない1:32.5。風の影響もあったようだが、超高速馬場を考えると遅いのでレースレベルは低いと考えている。
同型馬不在歓迎で逃げられそうだが、高速馬場でこのメンバー相手に逃げ切れる上がりの脚はない。桜花賞の走りから、もっと時計のかかる馬場が理想。距離的にも、上がりのかかりやすい1400mの方が魅力を感じる。
ケイアイノーテック
前走の富士Sは、ベストの東京1600mでG2別定。相手も手薄で、18年NHKマイルC以来の馬券圏内の3着。ただ、ヴァンドギャルドに完敗して、成長して余裕のある仕上げだったラウダシオンにも1.1/4馬身差。
阪神替わりで高速馬場の平均ペースを差す競馬になると、勝負と関係ないところで遅れて差してきて掲示板に載れれば上出来。
メイケイダイハード
3走前の中京記念は、得意の阪神、ペース・進路取りなど全てが上手く行っての勝利。ここ2戦は、普通に戻って完敗続き。中山より阪神になるのはいいが、前崩れまでペースが上がることは考えにくいので難しい。
ラウダシオン
前走の富士Sは、行く馬を行かせて離れた3番手から追走。直線で外に出して、内・外にふらふらしながらも伸びてきて2着。成長がないと全く足りないと考えて人気だったので消していたが、若さを見せながら成長を感じる走りだった。
ただ、重い馬場巧者なので先日の雨が残ってくれた馬場の助けはあった。
高速馬場のNHKマイルCを勝ってはいるが、展開と相手の弱さの恩恵が大きく、時計が少しかかった方がいい走りができると考えている。
使っての良化と考えと違って阪神の高速馬場でパフォーマンスを上げてくる可能性はゼロではないが、人気馬から買うのでここまでは押さえず。
カツジ
スワンSは、ビックリの積極策で逃げ切り。内を空けて走る馬場を平均ペースで逃げて押し切っていて、全て上手く行った感のある勝利。2年前のマイルCS4着馬なので、別に強くなったわけでもない。
高速馬場になって逃げられる相手でもなくなるし、出遅れの課題もある。差す競馬になって、やや足りずの結果に戻ると考えて消し。
ブラックムーン
前走の関屋記念は、超スローペースの上がり勝負に対応できず。完全に差し有利だった中京記念でも、最後脚が鈍っての10着。今年に入って、リステッドでそこそこ走ったが、重賞に戻るとやっぱり完敗。展開がハマっても上位に来れないので厳しい。
スカーレットカラー
前走の天皇賞・春は、後方から追走して33.7秒の脚を使って1.4秒差9着。穴人気していたが、2000mだとパフォーマンスを落とす馬なので、考えていた通りに伸びなかった。
今回は、距離短縮は歓迎だが、ベストの1800mよりさらに短い1600m。折り合えれば、阪神牝馬Sのようにいい脚が使えるが、この相手に阪神牝馬Sのような走りをしたら前は残る。道中が少し流れてくれる1800mの牝馬限定で狙いたい馬。
アウィルアウェイ
前走のスプリンターズSは、完全に展開がハマっての3着。勝ち時計が平凡になってくれて、対応できるレースレベルになったのもプラスになった。
1600mは、桜花賞で惨敗して以来。1200mの時計のかかる馬場がベストとハッキリしているので、高速馬場の阪神1600mは合わない。
タイセイビジョン
前走の富士Sは、自分の時計では走って0.6秒差5着。成長は感じない内容で、使って別馬レベルに変わり身を見せないと、この相手に上位争いは厳しい。素質に期待するしかない。
ヴァンドギャルド
前走の富士Sは、出たなりで中団から追走。直線で外に出すと長く脚を使っていい脚で伸びてきて差し切り勝ち。戦える相手になって、スタートを出て、馬場も高速にならずに、福永騎手が完璧に乗ってくれての勝利。
今回は、相手強化、高速馬場、テン乗りで条件は悪くなる。この馬なりに成長はしているが、まだG1で上位争いできる走りは見せていない。素質に期待するレースで厳しい。
＜予想＞
◎：インディチャンプ
今の馬場でこの枠なら
○：サリオス
条件魅力も極端な枠でどう乗るか
▲：サウンドキアラ
距離・馬場不向きで1600m戻り歓迎
△：グランアレグリア
内枠で力を出し切れるか課題
☆：アドマイヤマーズ
好位でうまく立ち回れば
注：ペルシアンナイト
ひと叩きして目標のレース
＜展開＞
逃げたいのは、レシステンシア。その外からラウダシオン、アドマイヤマーズ。
それに続いて、ベステンダンク、インディチャンプ、サウンドキアラ、サリオスあたりが追走。
ハナ争いになりそうになく、平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、インディチャンプ
前走の安田記念は、出たなりで中団やや後ろの内から追走。
4コーナーで最内をロスなく走って、直線で進路がないところをこじ開けたが、前の進路にグランアレグリアが入ってきたのでもう1頭分外へ。そこから前を追いかけたが、ラスト1F伸びきれずに3着。
いつもより位置取りが悪く、最後の伸びが思ったほどではなかった。
その点が気になっていたが、ゲートでアーモンドアイが突進したことにつられて出があまり良く、右後肢を落鉄していたとコメントが出て納得した。
この馬の長所は、仕掛けてトップスピードにすぐ乗る瞬発力。
去年のマイルCSでは、好位馬群から直線で前に進路ができると追い出すのを待ってから、追い出すとスッと加速して一気に先頭に立ち勝利。
19年安田記念でも、好位から外に出して進路ができて、追い出すとすぐ外にいたモズアスコットを一気に突き放して、そのまま前を差し切り。東京新聞杯でも、残り400～200mの先頭に出るまでのトップスピードの速さは際立っていた。
内を器用に立ち回れる馬なので、外枠に入らなかったことはプラス。
さらに、今の阪神が高速馬場なのも魅力。
高速馬場の東京の安田記念を勝てる馬なので、軽い馬場適性はかなり高い。
あと他馬と同じ斤量だが57㎏。58㎏で走ることが多いので、プラスと考えている。
休み明けで結果が出ていないのは、1800mでも大丈夫と言って毎日王冠と中山記念で中距離G1で好走できる馬に負けているだけ。
適性差と相手が強いからで、休み明けは苦にしないはず。
来年6歳で積極的に買えるのは今年までと考えているのもあるので、ここは狙いたい！
対抗は、サリオス
前走の毎日王冠は、スタートはよく、行く馬を行かせて4番手から追走。
4コーナーからじわっと差を縮めて、直線で外に出して仕掛けると残り200mで先頭。そのまま差を広げて3馬身差完勝。
距離短縮と3㎏減なら成長がなくても勝てると考えて本命にしていたが、しっかり成長を見せての好内容。文句なしの内容だった。
この馬は、朝日FSで好位から長く脚が使える持続力を見せて、ペースが遅かったらサウジアラビアRCのように33秒台の最速上がりも使える瞬発力・トップスピードの速さもある。
また、皐月賞では内でうまく立ち回って、ダービーでは控えて差す競馬。
レースの上手さも見せて、総合力の高い馬。
ただ、スピード色が強く、距離は前走の走りからも1600～1800mが一番力が出せると感じる。
今回の阪神1600mは、朝日FSで勝っているで力は出せる。
ただ、極端な大外に入ったことと高速馬場は気になる。
好位内で立ち回れる馬なので、それが活きない大外はもったいない。また、高速馬場でそこまでペースが流れないと瞬発力やトップスピードの速さに特化したタイプに負ける可能性は上がる。それに、地味に2㎏増でもある。
勝ってもいいのだが、長所の総合力の高さを最大限に活かせない枠と想定される流れで対抗に。
単穴は、サウンドキアラ
前走のスワンSは、前半で馬場の悪い所をずっと走って、4コーナーから直線に入る所で勝ち馬の後ろの進路に入ったが、前半の消耗で追いかけるだけ。
馬場を考えても案外と思うかもしれないが、1400mはそこまでいい走りは見せていないのであんなもの。京都牝馬Sで1400mを勝っているが、1400mなのに1600mのような前半の入りで、前有利の流れを好位から押し切っただけ。
1600mだと京都金杯を勝って重い馬場巧者と思ったら、阪神牝馬Sで33.7秒の上がりで勝利。さらに前・内有利の流れの助けがあっての3連勝と思ったら、ヴィクトリアマイルで積極的に勝ちに行く走りをさせて2着。
1600mでは、1戦ごとにパフォーマンスを上げて、馬場不問でいい走りを見せている。
距離も馬場も合わなかった前走の凡走で、ここまで人気を落とすのありがたい。内枠だったら最高だったが、買う価値のある1頭。
4番手は、グランアレグリア
前走のスプリンターズSでは、出遅れて、出脚も鈍く後方2番手から追走。
直線で大外に出すと1頭違う脚で伸びてきて2馬身差で勝利。
鮮やかに差し切ったので見落としそうだが、勝ち時計は遅い。
前日の2勝クラスのハンデ戦で、51㎏の軽量の3歳牝馬が勝った時計が1:08.8。1日使って土曜日より多少時計はかかっていたが、ほぼ同じくらいで1:08.3。
ゲート入らず諦めた藤岡佑介騎手（ビアンフェ）の玉砕絡みで前半のペースが流れてこの遅さ。
また、すごくいい脚に見えたグランアレグリアのラスト3Fは33.6秒。最後方から上がり2位の脚で3着まで持って来たアウィルアウェイが33.7秒。0.1秒差しか変わらない。
見た目のインパクトはあったが、評価が上がるレースではない。
当然評価するのは、安田記念で中団から最速上がりで2.1/2馬身差完勝した走り。
軽い馬場・坂も問題なく、前走よりレース条件もいい。
ただ、この馬に内枠は課題。
ハイペースまでペースは上がらないと考えているので、スタートを出ても阪神Cのようにばらけないで、さばけるかの不安。出遅れてしまったら馬場が良くてばらけないので、大外に出す進路取りしかなくなる怖さがある。
そうなった時に、差し切れるかと考えたらそう簡単ではない。凡戦と考えている前走の勝利で人気がさらに上がり、内枠＆出遅れの怖さ。
強いのは間違いないが、この人気で積極的に本命で狙いたいとは感じないのでこの評価。
5番手は、アドマイヤマーズ
前走のスワンSは、すぐに外に進路を変えて3番手から追走。
3コーナーに入る所で2番手に上がって、直線に入って前との差は縮められなかったが最後まで粘って3着。
1600mの緩めの流れを33秒台の上がりで勝ってきた馬で、皐月賞4着馬。1400mに距離短縮なら1800mに距離延長の方がいいと考えて消したが、想像以上の走り。
今回は、距離延長で高速馬場替わりは歓迎。
阪神コースも朝日FSを勝っているので問題ない。
かなり相手が揃っているが、使っての良化が期待できるり、ここ2戦の川田騎手の乗り方がハマりそうな展開なので相手に入れておきたい。
最後に、ペルシアンナイト
前走の毎日王冠は、目標が次と分かっていたがこの相手ならと思って期待したが、人気通りに叩きの内容で4着。
今年は、3年連続好走（17年1着、18年2着、19年3着）した京都1600mではなく、阪神1600m。それもあってか人気は全くない。
札幌記念で2着してまだ力があるところを見せていて、18年大阪杯2着があって高速の阪神コースも問題ない。
かなり相手が揃っているが、ここまで人気がないなら少額で押えられるので相手に。
※以下は、買わない馬の評価。
ベステンダンク
前走のスワンSは、中団やや前から追走。4コーナーでの加速に遅れてしまって、ゴール前で少し差を縮めて8着。1600～1800mのゆったりしたペースを前で粘る馬なので、1400mの流れは厳しかった。
1600mになるのはいいが、G1での平均ペースだと前にいてもトップスピードの速さで劣るので上がりの対応が厳しい。楽に前に行ける1600mのオープン特別・リステッドで狙う馬。
レシステンシア
NHKマイルCでは、スローペースに落としての逃げて2着。チューリップ賞の負け方からスローペースにしないと思ったらスローペースにして好走。ただ、ペースがかなり遅いのに、上がり33秒台だったのが最後方にいたウイングレイテストだけ。
前日の3歳未勝利が1:33.3、それより0.8秒しか速くない1:32.5。風の影響もあったようだが、超高速馬場を考えると遅いのでレースレベルは低いと考えている。
同型馬不在歓迎で逃げられそうだが、高速馬場でこのメンバー相手に逃げ切れる上がりの脚はない。桜花賞の走りから、もっと時計のかかる馬場が理想。距離的にも、上がりのかかりやすい1400mの方が魅力を感じる。
ケイアイノーテック
前走の富士Sは、ベストの東京1600mでG2別定。相手も手薄で、18年NHKマイルC以来の馬券圏内の3着。ただ、ヴァンドギャルドに完敗して、成長して余裕のある仕上げだったラウダシオンにも1.1/4馬身差。
阪神替わりで高速馬場の平均ペースを差す競馬になると、勝負と関係ないところで遅れて差してきて掲示板に載れれば上出来。
メイケイダイハード
3走前の中京記念は、得意の阪神、ペース・進路取りなど全てが上手く行っての勝利。ここ2戦は、普通に戻って完敗続き。中山より阪神になるのはいいが、前崩れまでペースが上がることは考えにくいので難しい。
ラウダシオン
前走の富士Sは、行く馬を行かせて離れた3番手から追走。直線で外に出して、内・外にふらふらしながらも伸びてきて2着。成長がないと全く足りないと考えて人気だったので消していたが、若さを見せながら成長を感じる走りだった。
ただ、重い馬場巧者なので先日の雨が残ってくれた馬場の助けはあった。
高速馬場のNHKマイルCを勝ってはいるが、展開と相手の弱さの恩恵が大きく、時計が少しかかった方がいい走りができると考えている。
使っての良化と考えと違って阪神の高速馬場でパフォーマンスを上げてくる可能性はゼロではないが、人気馬から買うのでここまでは押さえず。
カツジ
スワンSは、ビックリの積極策で逃げ切り。内を空けて走る馬場を平均ペースで逃げて押し切っていて、全て上手く行った感のある勝利。2年前のマイルCS4着馬なので、別に強くなったわけでもない。
高速馬場になって逃げられる相手でもなくなるし、出遅れの課題もある。差す競馬になって、やや足りずの結果に戻ると考えて消し。
ブラックムーン
前走の関屋記念は、超スローペースの上がり勝負に対応できず。完全に差し有利だった中京記念でも、最後脚が鈍っての10着。今年に入って、リステッドでそこそこ走ったが、重賞に戻るとやっぱり完敗。展開がハマっても上位に来れないので厳しい。
スカーレットカラー
前走の天皇賞・春は、後方から追走して33.7秒の脚を使って1.4秒差9着。穴人気していたが、2000mだとパフォーマンスを落とす馬なので、考えていた通りに伸びなかった。
今回は、距離短縮は歓迎だが、ベストの1800mよりさらに短い1600m。折り合えれば、阪神牝馬Sのようにいい脚が使えるが、この相手に阪神牝馬Sのような走りをしたら前は残る。道中が少し流れてくれる1800mの牝馬限定で狙いたい馬。
アウィルアウェイ
前走のスプリンターズSは、完全に展開がハマっての3着。勝ち時計が平凡になってくれて、対応できるレースレベルになったのもプラスになった。
1600mは、桜花賞で惨敗して以来。1200mの時計のかかる馬場がベストとハッキリしているので、高速馬場の阪神1600mは合わない。
タイセイビジョン
前走の富士Sは、自分の時計では走って0.6秒差5着。成長は感じない内容で、使って別馬レベルに変わり身を見せないと、この相手に上位争いは厳しい。素質に期待するしかない。
ヴァンドギャルド
前走の富士Sは、出たなりで中団から追走。直線で外に出すと長く脚を使っていい脚で伸びてきて差し切り勝ち。戦える相手になって、スタートを出て、馬場も高速にならずに、福永騎手が完璧に乗ってくれての勝利。
今回は、相手強化、高速馬場、テン乗りで条件は悪くなる。この馬なりに成長はしているが、まだG1で上位争いできる走りは見せていない。素質に期待するレースで厳しい。
払戻金
| 単勝 | 4 | 160円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 4 | 110円 | 1番人気 |
| 8 | 190円 | 3番人気 | |
| 7 | 200円 | 4番人気 | |
| 枠連 | 2 - 4 | 370円 | 2番人気 |
| 馬連 | 4 - 8 | 620円 | 2番人気 |
| ワイド | 4 - 8 | 280円 | 2番人気 |
|---|---|---|---|
| 4 - 7 | 320円 | 3番人気 | |
| 7 - 8 | 830円 | 9番人気 | |
| 馬単 | 4 - 8 | 790円 | 2番人気 |
| ３連複 | 4 - 7 - 8 | 1,610円 | 4番人気 |
| ３連単 | 4 - 8 - 7 | 4,480円 | 10番人気 |
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