山崎エリカさんの競馬日記

本日の見所(ダイヤモンドSなど)

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2021年 京都牝馬S・ダイヤモンドS
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●京都牝馬ステークス

1回京都開催最終週の芝1600mから、2回京都開催最終週の芝1400m戦に生まれ変わって今年で5年目。今年は阪神芝1400mに舞台変更して行われます。近年はエリザベス女王杯や秋華賞組は1月の愛知杯へ、高松宮記念やヴィクトリアマイルを目指す、スプリント~マイル路線馬は京都牝馬Sへという形ですっかり定着。今年も全頭、前走がマイル以下にレースに出走していた快速馬ばかりです。

こうなると当然、前半ペースが上がるでしょう。今年も逃げ馬イベリス、楽にハナへ行ければ行くカリオストロ、アンリミット、ビッククインバイオ、メイショウショウブと逃げ、先行勢が揃っています。また、阪神芝1400mは前半上り坂の京都芝1400mよりも、スローペースになりにくいコース形態ということもあり、超高速馬場を考慮しても、前から押し切るのはそんなに楽ではないはず。

前半3F33秒台半ばまでペースが上がって、中団辺りが好ポジションとなると見て予想を組み立てたいです。近走成績が悪い馬が多いメンバーだけに、想定外の高配当を拾うこともありそうです(^▽^)/


●ダイヤモンドステークス

長距離の重賞路線は、ステイヤーズS→(万葉S)→ダイヤモンドS→阪神大賞典→天皇賞・春という流れ。しかし、近2年の天皇賞・春の出走馬は、パフォーマープロミスとメイショウテンゲンのみ。しかし、それらは昨秋の2戦がひと息で、昨年のステイヤーズS組、万葉S組vs新興勢力の対決となりました。

このレースは芝3000m以上のレース経験がある方が有利で、前走ステイヤーズSや万葉Sの上位馬が活躍が目立ちます。その一方、昨年は16頭立ての16番人気馬ミライヘノツバサがアドバルーンを打ち上げたように、超絶人気薄が勝ち負けすることもあります。

しかし、ミライヘノツバサがフロックだったのかというと、けっしてそうではなく、ジェケトラが優勝した2017年のハイレベルな日経賞で2着の実績がありました。その後、骨折により長期間休養していたこと、復帰してからも順調さを欠いて、何度も休養させていたことや芝3000m以上が未経験だったことで、人気の盲点となっただけです。

このように、このレースで穴を開けているのは、「芝3000以上が未経験だっただけで、実はステイヤーだった」という馬ばかりです。2012年に16頭立ての15番人気で優勝した、ケイアイドウソジンもまさにこのタイプで、距離が長くなったことで自分型の競馬、ハナを主張できたことで、持久力にモノを言わせて逃げ切ったのです。

このような隠れステイヤーがいるかいないかを吟味するのが、このレースの醍醐味であり、重要ポイントとなります。距離を延ばして、成績(指数)を上昇上昇させた馬は、その距離よりも長い適性がある馬が多いので、そこを中心に狙いましょう。基本的に距離が長くなるほど、フロックが利かないし、軽ハンデのアドバンテージも大きくないので、慎重に吟味していけば、的中に近づけるはずです。


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