銀色のサムライさんの競馬日記

2歳勝ち上がり通信簿(7/25,26)

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暑い日が続いてますね…。
今の時期が1年で一番暑いのは分かってるんですけど、
さすがにしんどいです(> <)

アツい、と言えば、高校野球の地方予選も熱い戦いを見せていますが、
前年優勝の大阪桐蔭が大阪大会の準々決勝で敗れる、という“波乱”が起きました。

これは“まさか”ですね…。
順当に勝ち上がってくると思ってたんですが。


今日は2歳勝ち上がり通信簿と、
7月の競馬が終わりましたので、7月中に勝ち上がった馬を対象にした番付表も掲載します。

まずは、先週勝ち上がった馬たちをご紹介します。


【7月25日】

(オープン 中京2歳ステークス 中京芝1600m)

●シュウジ<評価:B>
(父・キンシャサノキセキ、母・カストリア、母父・Kingmambo)

ハナを奪って、マイペースで逃げて、直線で鞭を振るう事なく、後続を完封。
2着が未勝利馬でしたから、他馬が弱かっただけ、という見方が妥当なんでしょうけど、
まだ本気で走ってる感じはありませんし、血統的にも奥がある馬なので、今後がとても楽しみです。

(新馬 中京芝1400m)

●ワントゥワン<評価:B>
(父・ディープインパクト、母・ワンカラット、母父・ファルブラヴ)

重賞4勝馬で、3歳時にフィリーズレビューを勝っているワンカラットの初仔。
416kg、という小柄な馬体なのが非常に気になるんですが、
中京の急坂でもしっかりと脚を伸ばしていましたし、今後の成長次第では重賞でも期待できる存在だと思います。

(新馬 福島芝1800m)

●ゲッカコウ<評価:D>
(父・ロージズインメイ、母・チューベローズ、母父・シンボリクリスエス)

スタートの出は良かったんですが、そこからダッシュがつかず後方から。
向正面で前に進出して先頭に立ち、そのまま押し切りました。
叩き合いになっても怯まない勝負根性は評価しますが、相手がそこまで強くなかったので「D」としました。

(新馬 福島芝1200m)

●ミキノドラマー<評価:D>
(父・ショウナンカンプ、母・ケイアイミサイル、母父・スペシャルウィーク)

レース序盤は2番手追走で、残り600mを過ぎてから先頭。
ショウナンカンプ産駒らしい良いスピードを持った馬です。
南田厩舎は、2009年6月以来の新馬戦勝利となりました。

(未勝利 函館芝1800m)

●クロコスミア<評価:C>
(父・ステイゴールド、母・デヴェロッペ、母父・ボストンハーバー)

3戦目での勝ち上がり。
過去2走は1200mだったんですが、1800mへ距離を伸ばして結果を出しました。
中団待機からの差し切り勝ち。最後は流す形で、余裕のある勝ち方でした。

(未勝利 中京芝1600m)

●シルバーステート<評価:A>
(父・ディープインパクト、母・シルヴァースカヤ、母父・Silver Howk)

勝ち時計がレコードだった事はあまり強調できないんですが、
上がり3ハロンの時計が2位の馬と0.8秒もの差があった、という事実は大きく評価したいです。
最高評価が「S」なんですけど、
距離が伸びてもっとペースが遅くなった時に折り合いの心配があるので、「A評価」に留めました。


【7月26日】

(新馬 函館芝1800m)

●アフターダーク<評価:B>
(父・ワークフォース、母・エリザベスムーン、母父・ダンスインザダーク)

今年のトレーニングセールで1800万円で落札された馬です。
スローペースで逃げて勝ち切る、という派手さの無い勝ち方でしたが、
鞍上が急遽替わるアクシデントがあった中、評判馬・ヴァンキッシュラン相手に、
直線で詰め寄られたのではなく、突き放して勝った点は◎。
緩んだ馬場が向いていたのは否定しませんけど、勝ちっぷりは非常に良かったと思います。

(新馬 中京芝1600m)

●アオイプリンセス<評価:C>
(父・キングカメハメハ、母・シルバートレイン、母父・シングスピール)

直線手前でデムーロ騎手が内に切れ込んでいくファインプレーもあって勝ち切りました。
折り合いもついていましたし、奥が深そうな馬、という印象を持ちました。
サンデーサイレンスの血が全く入っていない牝馬。こういう血統の馬は希少ですからね。
頑張ってほしいです。

(新馬 福島芝2000m)

●ロジストーム<評価:C>
(父・Unbridled's Song、母・レーヴドフィユ、母父・Storm Cat)

2013年の当歳セレクトセールにて、3885万円で落札された馬です。
終始馬群の外を回る安全策の競馬で見事勝ち切りました。
戦前に、陣営が太め残りである事を示唆していた中で勝ち切ったのは◎。
レースを使っていくにつれて馬がしっかりするのでは?、という印象を持ちました。

(未勝利 函館芝1200m)

●スノードリーム<評価:C>
(父・スウェプトオーヴァーボード、母・マルカジュリエット、母父・サンデーサイレンス)

今年のJRAブリーズアップセールで最高額で落札された馬です(3000万円)。
新馬戦同様、スタートで出遅れたんですが、
徐々に前に取り付いていって、しぶとく脚を使って、ゴール前の接戦を制して勝ち上がりました。
スウェプトオーヴァーボード産駒ですけど、1200mでは忙しい印象があります。

(未勝利 中京ダ1200m)

●バデル<評価:D>
(父・クロフネ、母・ルアシェイア、母父・フジキセキ)

新馬戦は内枠で砂を被って走る気を削がれ、直線で前が壁になって追い出しが遅れる不利がありました。
今回は大外枠からスムーズな競馬をして勝ち上がり。前走から馬体が10kg絞れたのも良かったです。

(未勝利 福島芝1200m)

●クナウ<評価:C>
(父・シンボリクリスエス、母・フラワーブリーズ、母父・フェアジャッジメント)

新馬戦は8枠15番という枠の不利に泣いて3着。
馬体がプラス8kgでしたし、持ち時計も1.3秒詰めていますから、
初戦から上積みがあって、しっかりと勝ち切ったのは◎。

(未勝利 福島芝1800m)

●ウインファビラス<評価:C>
(父・ステイゴールド、母・サマーエタニティ、母父・アドマイヤコジーン)

ファドが勝ち上がった新馬戦で3着。
東京から福島に替わった今回、ジワジワ脚を伸ばして、アタマ差で1着。
お母さんは短距離型だったんですけど、この馬はステイゴールド産駒でもありますし、
中距離で頑張ってくれると思います。



7月に勝ち上がった馬を対象にした番付表が画面右に掲載されています。

牡馬・牝馬の横綱には、
7月11日の中京新馬戦の1・2着を抜擢。
シルバーステートの未勝利戦圧勝で、アドマイヤリードの評判を上げたのは間違いないですし、
2頭とも、来年のクラシックで主役にならなきゃいけない存在だと思います。

牡馬の大関は、今月中に2勝したシュウジ。
牝馬の大関は、悩んだ結果、エスティタートにしました。

関脇の2頭は、札幌2歳Sで直接対決する事になりそう。

小結・前頭勢は、次走以降の上積み次第では大関級になれると思います。

ちなみに、先日の函館2歳Sを勝ったブランボヌールは、
6月中に勝ち上がっていますので、今回は対象外です。
6月の番付では、牝馬の関脇に位置していました。
http://umanity.jp/home/view_diary.php?id=780684b2b8&owner_id=a19269913c


6月に勝ち上がった馬たちもハイレベルだったんですが、
ローカル開催が主になった7月も好素質の馬が数多く勝ち上がりました。

8月は新潟と札幌に評判馬が集まる事になるでしょう。
新潟は関東馬だけじゃなく、関西の有力馬も多数参戦予定ですし、
札幌には札幌2歳Sを目指す馬たちが大挙します。

8月の末には新潟2歳Sが行われます。
アドマイヤリードが参戦予定で、
6月の横綱であるロードクエスト、6月の大関であるヒプノティスト、の2頭も参戦予定。
新潟で勝ち上がった馬も出てくるはずですし、
ハープスターとイスラボニータが激突した、
2年前の新潟2歳S並みのハイレベルな戦いが見られるんじゃないかな、と思ってます。
来月の2歳戦も要チェックです。

この日記へのコメント

銀色のサムライ 銀色のサムライ|2015年7月29日 20:03 ナイス! (0)

>take9174さん

シルバーステートは期待以上の勝ち方をしてくれました。

まずは無事に…という気持ちなんですけど、
大きなタイトル奪取を期待してしまいます(^-^)

take9174 take9174|2015年7月28日 21:19 ナイス! (2)

こんばんわ。
なんといっても
シルバーステート。
とんでもない強さですねぇ。

クラシックに早くも
大物が登場でしょうか。

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