藤沢雄二さんの競馬日記

ラストドラフトにだけは勝たれちゃダメだったのに…~POG第33節~

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先週のPOG戦線は、3日間開催の最終日に2頭が出走しましたが、どうやらキングカメハメハ産駒には厳しい馬場コンディションだったようです。
それでも京成杯は勝ちたかったのだけど…

【出走結果】
・1月14日 中山5R
☆クイーンズテイスト 7着 1.35.6・良(1着馬とのタイム差+1.3)
単勝オッズ 12.5倍(5番人気)
【採点:4.5】
《ラップタイム》12.4-10.9-11.2-11.6-11.9-12.1-12.0-12.2

牝馬限定の芝の未勝利戦に出走したクイーンズテイストは7着でした。

《菊沢隆徳調教師》
テンションが高いのはいつものことですし、ノドの方も問題はありませんでした。
ただ、今日は久々でしたから、その辺りがレースで出たようです。
あと、芝で瞬発力を要求されるよりも、現状はダートの方がいいかもしれません。

土曜日(12日)のフェアリーSが48.3-47.7、前日の未勝利戦が47.4-48.1だったのと比べるとこの未勝利戦は46.1-48.2だったので、上位馬のレベルが高かったですね。
単純な時計比較なら前日の未勝利戦なら2着相当なので、決して芝がダメではないとは思うけど、踏ん切りをつけるという意味ではこの7着という結果はポジティブに捉えることができそうです。
ちなみに土曜日の4歳以上500万下は48.0-46.7で、決着時計はこの牝馬限定の未勝利戦より遅かったんですよね。そう考えるとやはり敗因は久々なのかもしれませんね。

で、この後は短期放牧を挟んで1回東京最終週のダート戦を目指すそうなので、おそらくフェブラリーS当日の牝馬限定のダート1600mが目標になると思われるのですけど、中4週で果たして節は足りるのかしら?

ところで、クイーンズテイストの休養理由はノドの手術だったのですけど、レース後の菊沢調教師のコメントでは「問題なかった」ということでその点は良かったのですけど、某掲示板に「パドックでノドが鳴っていた」という書き込みがあってガセの書き込みに出資者さんが憤慨していたという一幕があったのですけど、実際問題、ノド鳴りの症状というのはパドックで一般のファンがわかるものなんですかね?それは後学のために聞いてみたいものですが。


・1月14日 中山11R 京成杯
☆ランフォザローゼス 2着 2.01.4・良(1着馬とのタイム差+0.2)
単勝オッズ 3.7倍(2番人気)
【採点:6.0】
《ラップタイム》12.8-10.9-12.5-12.0-12.9-13.0-11.8-11.8-11.4-12.1

中山の京成杯に出走したランフォザローゼスは2着でした。

《オイシン・マーフィー騎手》
完璧なレースができました。
今日のところは勝ち馬が強かったです。ただ、この馬もこれからどんどん成長するでしょう。
本領発揮するのは2400m以上だと思います。能力のある馬で、また乗りたいですね。


悔しい。とにかく悔しい。
その理由は後述するとして、レースの流れには乗れていたとは思うけど、ラストドラフトに突き放されたところは直線のスタンドの影に入るところだったと思うのよね。あそこで外にふくれなければ、まあ勝っていたとは言わないけどさ、馬体は併せられただろうから、仮に2着でももっと際どい勝負にはなっていたと思うのよね。
それとやっぱりルメールの後ろで競馬をしたことが、マーフィーの言う「完璧な」という言葉に対しての疑問符がつくわけで。
いや、マーフィーが道中3番手の競馬をしたことは、むしろ良かったと思う。その点は番手の競馬を敢行したルメールを褒めるべきだとは思う。
ただね、マーフィーの競馬を見ていて、ルメールの後ろからレースを運んでルメールに先着した試しがあるか?と言うことについては小一時間問い詰めたい。
現状は「前に行ってナンボ」の人という評価しかできないので、そういう意味ではマーフィーの競馬の幅が狭いのに、どうやったら「完璧な」という言葉が出てくるのか?と文句の一つも言ってみたい。

とはいえ賞金を加算できたのは悪いことではないので、その点は前を向きたいところ。
で、マーフィーの言うとおりに「本領発揮するのは2400m以上」というのであれば青葉賞は楽しみということになるのだけど、陣営にはその言葉を鵜呑みにしないでせめて弥生賞は使ってほしい。どれだけ相手が強かろうが、まずは弥生賞→皐月賞→ダービーという路線を基本線として考えてもらって、青葉賞はあくまでもオプションの一つぐらいに思ってもらいたいところです。
現状は「目指せサニーブライアン」ということでいってほしいですね。


※第33節終了時
13-18-9-25/65
《指名馬の騎手成績》
クリストフ・ルメール:3-3-0-1
福永祐一:2-1-1-1
川田将雅:2-0-0-0
戸崎圭太:1-3-1-5
田辺裕信:1-2-0-0
内田博幸:1-1-1-1
北村友一:1-0-0-4
荻野極:1-0-0-1
ミルコ・デムーロ:1-0-0-0
北村宏司:0-2-2-2
ジョアン・モレイラ:0-2-0-1
酒井学:0-1-1-1
オイシン・マーフィー:0-1-1-0
クリスチャン・デムーロ:0-1-0-1
ウィリアム・ビュイック:0-1-0-0
横山典弘:0-0-1-2
岩田康誠:0-0-1-0
ブレントン・アヴドゥラ:0-0-0-1
和田竜二:0-0-0-1
丸山元気:0-0-0-1
津村明秀:0-0-0-1
坂井瑠星:0-0-0-1


《人気度数》
1番人気:8-4-2-3
2番人気:2-7-0-7
3番人気:1-4-4-4
4番人気:0-1-2-3
5番人気:0-0-1-4
6番人気:1-0-0-1
7番人気:0-1-0-1
8番人気:1-1-0-1


スペシャルワールドの順位は重賞2着のおかげで1つ順位を上げて4位になったのですけど、京成杯を勝ったのが今シーズンも首位に立つ昨シーズンの優勝者というのが非常によろしくない。だから悔しいのです。
↓(スペシャルワールド順位表)
https://pog.umanity.jp/ranking/all.php?world=1

いやね、ボクが京成杯を勝っていたところでまだ全然足りないのだけど、今シーズンも走られているという事実が非常に受け入れ難いのよね。

ホープフルSから京成杯までの3週間の間に500万下及び重賞の芝の中距離戦は5レースあったんですよ。
順を追うと…
12月28日 2歳500万下(阪神芝1800m)
12月28日 ホープフルS(中山芝2000m)
1月5日 3歳500万下(中山芝2000m)
1月5日 福寿草特別(京都芝2000m)
1月14日 京成杯(中山芝2000m)

ほんでこの5レースのうち、出走のなかった福寿草特別以外の4レースを勝つって尋常じゃない。単純に指名馬がバラけて使うだけでも、さすがに指名時にそこまで考えられるわけではないのでスゴいことなんだけど、出たレースを全部勝つなんて鮮やかを通り越して、タイムマシンで結果を知っているんじゃないかというような怖さがある。
しかも京成杯なんて「新馬勝ち直後の馬が勝つのは史上初」だって言うじゃない。サートゥルナーリアのホープフルSのように勝つべくして勝たれたのならともかく、普通じゃない勝ち方を連発されると、ちょっとね…。

だってさ、ダノンファンタジーの阪神ジュベナイルフィリーズだって、レースそのものは妥当かもしれないけど、グランアレグリアが朝日杯に駒を進めるという幸運は否定できないわけだし、昨シーズンだって、序盤からダノンプレミアムとワグネリアンを握られていたから目立たなかったけど、アーモンドアイのローテーションも大概だったと思うよ。
「えっ、関東馬なのに未勝利勝ちの次がシンザン記念なの?」
「えっ、桜花賞直行するの?」
これで勝っちゃうんだもの。
そりゃ、今だからアーモンドアイならさもありなんと思うかもしれないけど、桜花賞まではアーモンドアイのローテーションは半信半疑どころか疑いしかなかったものね。
だから前例のない勝ち方をポンポンとやられると、得体の知れない何かと戦っているみたいで気味が悪いのよ。

彼のマイページを拝見させてもらったところ、日記は2011年から書いていないからPOGに対する考え方というのは列記されていない。せいぜい昨シーズンの優勝コメントぐらいで、とにかく行間すら読めない。
そして最も疑問に思うのは、昨シーズンにあれだけの大楽勝を演じて達成感はないのか?ということ。

これがプロのスポーツ選手とかなら、「またビールかけをやりたい」とか「また優勝パレードをしたい」とか、いやもっと根本的なところで結果が出たから年俸アップとか、とにかく「また優勝しよう」というモチベーションは湧いてくるものではあるけど、これがスペシャルワールドの優勝者にはサンケイスポーツから賞金100万円というのであれば、今シーズンの再度の独走劇も納得できる話ではあるけど、せいぜい翌シーズンへのアドバンテージになるかならないか程度の景品しかないんですよ。
それに昨シーズンの成績は、もう塗り替えることはできないだろうと思えるようなパーソナルベストですよ。それでいて、なんで今シーズンも独走劇ができるの?

これはかれこれ25年ぐらい前の大学生の頃の話なんだけど、大学の寮の先輩の中でも指折りの麻雀の上手い人がいたんですよ。
見た目は正直言って地味な人で、確実にマンガよりは文庫本の小説の方が似合うような人だったのですけど、まあ手堅い麻雀を打つ人で、こっちが先制リーチをしようものならまず当たり牌が出てこない、いやヤミテンに構えてもなかなか当たり牌が出てくることはない、そんな人がいました。
ある日、その人と一緒に卓を囲んだのですけど、珍しくその人が東1局からリーチをしてきたんですよ。とにかく手堅い麻雀の人だから、なかなか先に仕掛けることもないので「大物手?」と警戒はしていたんですよ。
するとリーチの数巡後に手牌を暗槓。次の巡目でまた暗槓。卓がザワつく中、さらに暗槓w
リーチ後に槓を3回した人は後にも先にもこの時しかないのだけど、「えっ、三暗刻三槓子確定!?」と思うか思わないかのうちに、リンシャン牌を叩きつけて四暗刻のツモ上がり!
ずいぶん派手な役満が炸裂して、普段は冷静な人の顔がスゴく紅潮していたわけですよ。
で、手堅い麻雀の人が役満なんか上がるから、もうこの半荘のトップは無理と思うでしょ?
ところがね、普段は冷静な人でもフワフワしちゃうんですよ。結局、その半荘では南3局にボクがその先輩から親の跳満を直撃して逆転トップw


こんな経験があるから、あんな派手なことをしたら人間そりゃあフワフワするでしょうって思うわけですよ。
ところがわかりやすいニンジンがぶら下がっている訳でもないのに今シーズンも独走って、スゴいことなんだろうけど、なんか人の心が感じられないのが本当に無気味なのよ。

コレがさ指名馬リストはAIで弾き出して、自分はただ入札するだけですからとでもいうのなら、それなら心が通っていなくても納得できるけど、とにかく向こうから発信がない以上はただただ気味が悪いだけである。

先の順位表に話を戻すと、昨シーズンのスペシャルワールドの残留ボーダーが2億9000万円ぐらいだったから、筆頭1.5倍換算の今シーズンの残留ボーダーは4億円ぐらいに踏んでいるところなんですけど、今の順位であれば残留はほぼ大丈夫だろうし、このペースであれば2位争いも抜け出せそうな予感はあるのですけど、じゃあと上を見てみるとやっぱり遠いわけですよ。
せめて順位表をもう少し形にしたいわけで、心が感じられないのであればこっちから揺さぶってやる。


https://pog.umanity.jp/user/?user_id=adcdf7ea8d

これがトップの人の指名馬一覧。
いや普通にPOGのページから閲覧することはできるので、別にここに貼る必要はないのだけど、とりあえず一番勝っている人のリストをお気に入り登録でもしておけば、当たり馬券には近づけますよって話ですよ。
とにかく「馬券が当たらないから困ってます」という人はこの指名馬の馬券を買えばいいw

それと
https://pog.umanity.jp/ranking/all.php?world=2

G1ワールドの順位表を見ると、POGポイントをしこたま持っている人が何人かいそうですね。
昇格した暁には、そのポイントを使ってトップの人とマネーゲームをやってくださいw
てっぺんを取りたかったら頭を叩かないと。それにこっちの持っているポイントじゃとても足りないからね。

この日記へのコメント

藤沢雄二 藤沢雄二|2019年1月19日 9:32 ナイス! (1)

>サウスさん
回答ありがとうございます。

実際に動かしてみないとわからないことを、パドックを見ただけで「ノドが鳴っている」と書き込むような輩は悪質ですね。

勉強になりました。

サウス サウス|2019年1月19日 9:02 ナイス! (2)

>ノド鳴りの症状というのはパドックで一般のファンがわかるものなんですかね?

速いところ走らせないとわからないですね

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