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府中5週連続G1もラストの安田記念を迎えました。府中マイルのG1はNHKマイルC、ヴィクトリアマイル、そしてこの安田記念ですが、レースによって違うというよりは構成されるラップによって求められる質が異なってきます。近年はどのレースも道中で断続的に速いラップが刻まれることが多かったのですが、ここ1〜2年は少し傾向が変わってきていて、というのも今開催は雨の影響もあったとはいえ、一旦緩んでからの瞬発力勝負がNHKマイルC→ヴィクトリアマイルと続いており昨年の安田記念もこのパターンでした。
ただ今回はある程度ペースを締めて逃げたい(=瞬発力勝負に持ち込みたくない)ウインカーネリアン・ジャックドールがいるので過去傾向に沿った断続的に速いラップが刻まれる構成になる可能性もあります。
というわけで、週中の考察ではパターン別に買う馬を決めておいて枠や天気によって週末に再考することが得策だと思います。
シュネルマイスターは東京向きのキレ味があるイメージですが昨年のマイルG1では瞬発型マイラーのソングライン、セリフォスに敗れていることやペースが流れたNHKマイルCを勝っていることを考えると案外速いラップを刻むタフな流れ向きのマイラーなのではと考えています。どちらでも高いパフォーマンスを発揮できるので軸向きという意味では狙いやすいかもしれません。
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