藤沢雄二さんの競馬日記

シルクロードS展望

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シルクロードSを考えてみる。

荒れ馬場のフルゲートで芝6Fのハンデ戦。
シチュエーション的にはどう考えてもまともに収まりそうにはない。
「どこからでも入れる」ならサイコロを振ったり、子供やペットに決めてもらったりした方がいいんじゃないかとさえ思えてくる。

だが、しかし…。

過去10年の勝ち馬像を見てみると、ハンデの平均は牡馬換算で57.3kg。単勝は453円と、おおよそハンデ戦のイメージとは程遠い。馬連万馬券すら1回もないどころか馬連1,000円未満の配当だったのが2回ある。

2012年には単勝1.4倍のロードカナロアが勝って、2着も2番人気のエーシンダックマンだったのに、3着には最低人気のケンブリッジエルが飛び込んで3連単は7万3,940円だった。
2014年は2番人気のストレートガールが勝って、2着は1番人気のレディオブオペラで馬連380円にもかかわらず、3着が13番人気のリトルゲルダで3連単は4万6,380円。
3連単になると最低でも4万円台の配当なのだ。
要は3着に伏兵が飛び込んでくる可能性が高いのである。

その辺を勘案して◎はモズスーパーフレアに着地した。
音無調教師が「4角では一人旅のレースを」とのコメントを出している点を重視してみた。
配当から逆算すると、モズスーパーフレアのこの形が成就すれば3着の穴を狙いやすい。
また、他の上位人気馬の頭を考えた時にどんな展開になるかをシミュレートすると複数の可能性があって馬券を絞りにくい。
松若に手が戻ればスプリンターズSのイメージで乗るだろう。それなら、モズスーパーフレアを追いかけた組は苦しくなってそのチョイ後ろの組が浮上すると読んでみた。
まあ芝1200mと考えるから難しいのであって、稍重のダート1200mぐらいに思っていたらいいんじゃないかと。

一応、〇はアウィルアウェイにしてみたのだが、川田頼みがかなりのウェートを占める。

問題は▲というより★の存在なのだが、狙ってみたいのは朝の時点で16番人気のダイシンバルカン。
京阪杯は大外枠から0.6秒差の6着。モズスーパーフレアには先着していて、アウィルアウェイとは0.1秒差。
3走前のみちのくSではラチ沿いをスルスルと抜け出して快勝を収めている。
この競馬ができれば頭はなくとも馬券圏内のチャンスはあるハズだ。

とりあえず3連複で③ー⑧⑤ー全の組み合わせは仕込んでおくとして、③ー⑤ー⑧の3連複と③→⑧⇄⑤の3連単は分厚く買いたい。
オッズを見たら予想以上に高かったのでレースが非常に楽しみです。

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