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2019年 アルテミスS、スワンS
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公開するのを忘れておりました('◇')ゞ
●アステミスS
阪神ジュベナイルFの前哨戦として創設されて今年で8年目。過去の連対馬からアユサン、レッツゴードンキ、メジャーエンブレム、リスグラシュー、ラッキーライラックと、後のGIホースを多く輩出しており、本番に繋がるという意味でも、注目度の高いレースとなっています。
このレースは本番を意識して、末脚を生かすレースをする馬が多いことがポイント。昨年のライデンシャフトのような、何が何でもハナへ行ってこその馬が出走していない限り、まず、平均ペースよりも遅い流れになります。このため将来のある馬が活躍する一方、一昨年の13番人気馬サヤカチャンのような、前からの一発も決まっています。
キャリアの浅い馬2歳馬は、まだ脚質が定まっていない場合もあり、急な脚質チェンジもありますが、それでも騎手自ら無理に行かせてバテさせるようなレースは基本的にはさせません。将来性を紡ぐことになりかねないからです。だからなおさら、前残りが発生したり、2015年のデンコウアンジュのような末脚特化型の馬が台頭するのでしょう。
個人的にこのレースは、将来性のある馬よりも、この条件なら恵まれる、人気以上に走れるという馬を本命にすることをお薦めします。そのほうが高配当にぶり当たります。
●スワンS
スワンSは過去10年で逃げ馬の成績が1着2回、2着2回、3着3回ととにかく逃げ馬の活躍が目立つレースです。短距離戦にして前半ペースが上がらず、前有利の展開になることが多いのがポイント。京都芝コースは年間を通しても高速馬場の上に、芝1400mは前半で坂を上がって、後半で下るコース形態だからです。
しかし、雨の影響が残った近2年では、レースがややハイペースとなり、差し、追い込み馬のサングレイザーやロードクエストが優勝したように、時計が掛かると一転して差し、追い込み馬が台頭します。本日も極端ではないにせよ、時計の掛かる馬場状態。先週同様に外差しが決まっているだけに、その前提で予想を組み立てたいです。
まして今年は内枠のマルターズアポジーに外枠のイエローマリンバやセイウンコウセイなど、前に行ってこそのスピードタイプが多数出走しているだけに、なおさら逃げ、先行馬にとって厳しい展開になる可能性が高まりました。
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