第63回 大阪杯GⅠ

ゼファーさんの競馬日記

第63回大阪杯GⅠ

2019年3月30日 22:32 公開

847

＜馬場状態＞

雨の影響が有った土曜日、連続開催で12日目の阪神芝
土曜日の雨が降り始める前のレースを観ても、直線が伸び辛いイメージ
明日は降らない予報だが、曇りで乾きが遅いと想定する。

舞台は、内回りコースでスタンド前直線からスタートし、1コーナーまでの距離は325m。
スタート直後に上り坂があるため、あまりペースは速くならない。
直線も358ｍしか無く、基本的には先行有利なコース

直線が傷んで切脚が活きない馬場、おまけに直線が短い
馬場とコースから、4角で　1～5番手を獲っている騎手を馬券にしたい。

＜展開と考察＞

書きながら、自分の頭を整理して冷静に馬券を組み立てよ～って事で日記書いてます。

川田Ｊがハナ
出遅れた有馬記念でもキセキの行きたい気持ちを尊重して行かせた
好枠4番なら鈴は戸崎Ｊ
北村友一Ｊへ乗替なら、アルアインの武器を活かす為に3番手
4番手に田辺Ｊ、5番手が松若Ｊで前半1000ｍの流れを創る。
馬の特性上、前に行きたい騎手は多いが、阪神のコース形態上1000ｍまでは緩い流れ

で、残り1000ｍからが面白い！
川田Ｊがキセキの武器を最大限活かすスパートを開始
同じ様に、持久力勝負に持ち込みたい騎手が離されずに動き出す
戸崎Ｊ・北村友一Ｊ・田辺Ｊ・松若Ｊに続いて、
有馬記念の様に、残り600ｍから池添Ｊと、
コーナーで位置を上げたい浜中Ｊもスパート
キセキが止まらないことを意識し負かしに動く厳しい流れへ

ここに直結する戦歴は、小回りと馬場状態から第63回有馬記念GⅠ

ブラストワンピース
池添Ｊの早目スパートでも捲りで凌ぎ切って強かったが、
55kg⇒57kgと、ルメールＪが当日の馬場をバービンジャーの馬場だったと云った点が気になる。

キセキ
馬場も流れも前に厳しい中で、0.6差で留めた根性は凄い
2500ｍより2000ｍの方が粘りも増す
ただし、目標にされて、今回も馬場が重い・・・さて

第78回皐月賞GⅠ（2.00.8）　もここにリンクする

エポカドーロ
第85回東京優駿GⅠでも2着、秋2戦はＳペースで適性外
第93回中山記念GⅡは、今回に近い締まった流れ、
得意な締まった流れだったが、馬場が速過ぎた、上り34.2は成長すら感じた
キセキが創る流れを番手でレースもし易い。

ステルヴィオ
第67回フジテレビ賞スプリングステークスGⅡ↑に勝って1着
2018年3月18日（日曜）2回中山8日　小回り中山最終週の馬場で34.1で差し切った
第78回皐月賞GⅠの重い馬場でも最速34.8
第35回マイルチャンピオンシップGⅠ も直線伸び辛い馬場で先行しながら34.1で1着
馬場が悪かろうが、速かろうが、決め手を発揮した戦歴は魅力

ワグネリアン
第85回東京優駿GⅠ 優勝
ただ、第78回皐月賞GⅠ　７着
馬場は速い方に適性が有り、阪神2勝も共に外回りで、本来は直線が長いほど良い
川田Ｊが創る忙しい流れでは、ギアが上がり切る前にレースが終わりそう

ステイフーリッシュ
第85回東京優駿GⅠ 10着
ここ2戦、連続2着だが、今回の厳しい流れでは何も出来ない

マカヒキ
唯一の6歳、ここで最年長
第83回東京優駿GⅠ 優勝も、凱旋門賞 GⅠ 目指して体調を壊した
早熟だった可能性も高いが、戦歴はすれほど酷くない
怖いのが、人気薄で一発を狙う岩田康誠Ｊの1番枠活かしたイン突き
3着に押さえておきたい。

第77回皐月賞GⅠ（1.57.8）は馬場が速かったのでここへのリンクは微妙

アルアイン
第55回金鯱賞GⅡ は緩い流れと雨の中での戦いで度外視していいが、
この馬の本質は、時計が速い馬場で、締まった流れで、前で踏ん張るスピード持続力
それなのに、決脚が無いので勝てない不憫さを持つ
今回、馬場が重い分、早目にバテる可能性も高い

ペルシアンナイト
第34回マイルチャンピオンシップGⅠ 優勝
叩き2戦目で馬が変わる今回は、ＭデムーロＪ含めて魅力だが、
本質はマイラーでは？
今回厳しい流れの2000ｍで、脚が残っているのか

ダンビュライト
時計の掛かる馬場への適性は高いが、2000ｍの忙しい流れは向かない
特にここ2戦、緩過ぎる流れで、今回の流れに馬が対応できない

エアウィンザー
第55回金鯱賞GⅡは評価していないレースなので 3着は度外視で良い
阪神コース：4-2-0-0で適性は抜群だが、第69回チャレンジカップGⅢまでの実績
今回、レベルが一気に上がるＧⅠでキセキの流れに、脚が残せるか？
コーナーで順位を無理に上げれば、直線に脚は残っていない

サングレーザー
第54回札幌記念GⅡ から2000ｍへ距離を伸ばし成功
第158回天皇賞（秋）GⅠ 2着で適性十分に思えるが、
今回は馬場が重い中でのＧⅠ、本質はマイラーなだけに脚が残らないか
Ｆ．ミナリクも現在リーディング28位で魅了は少ない

ムイトオブリガード
2000ｍは短い、まして今回の流れは忙し過ぎる

スティッフェリオ
第54回札幌記念GⅡ 5着で目を付け、第54回福島記念GⅢ 1着で納得した強さ
第53回小倉大賞典GⅢ はレベルが低く評価しないが57kgで勝ち切った
田辺Ｊじゃなければ、★を進呈してましたが・・・

＜馬券＞

キセキを信じて馬に任せて行く川田Ｊの流れは厳しい
それに着いて行きたい騎手も多い
馬場も時計が掛かり、直線は我慢比べの戦いとなる。

◎：エポカドーロ
番手でレースがし易く、流れも馬場も向く、叩き2戦目で粘りも増す。

〇：キセキ
目標にされる分と、本質は時計が速い馬場が得意、ラスト100ｍで垂れる。

▲：ステルヴィオ
残り500ｍまで溜めれば、時計の掛かる馬場でも伸びる特殊な決脚で差し込む

★は、不在（田辺Ｊでは・・・）

△：1.2.3.7.8.9.11.13