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【フェブラリーS(G1)展望】最強ダート王ゴールドドリーム「世界のR.ムーア」が緊急参戦!「いぶし銀」テイエムジンソク悲願達成なるか!─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2018年2月12日 8時26分 
http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5811.html

 18日には、いよいよ今年最初のJRA・G1フェブラリーSが東京競馬場で開催される。昨年は4歳馬のゴールドドリームが世代交代を達成。秋のチャンピオンズC(G1)で統一ダート王に輝くなど、高齢馬の活躍が目立つダート戦線に革命を起こした。

 そんな新ダート王・ゴールドドリーム(牡5歳、栗東・平田修厩舎)が、今年もフェブラリーSから始動する。

 昨年はフェブラリーS制覇後にドバイワールドカップ(G1)に挑戦するなど、充実したシーズンを過ごしたゴールドドリーム。ドバイ後は海外遠征帰りの影響もあって帝王賞(G1)、南部杯(G1)と成績を落としたが、R.ムーア騎手を迎えたチャンピオンズCで見事に復活。史上3頭目の統一ダート王として、昨年の最優秀ダートホースにも輝いている。

 連覇を狙うゴールドドリームにとって強力な援軍となったのが、今回に合わせてムーア騎手が短期免許で来日したことだ。昨年のチャンピオンズCは「世界のムーア」が勝たせたような見事なレース運びだった。

 その相棒と再びコンビを組めるのは、まさに鬼に金棒。2年連続となるドバイワールドカップ挑戦も視野に入っており、ここは再び「日本最強」を証明する舞台となる。

 昨年のチャンピオンズCでそのダート王を最後まで苦しめたのが、悲願のG1制覇を目指すテイエムジンソク(牡6歳、栗東・木原一良厩舎)だった。

 昨年のダート界、最大の上がり馬は間違いなくテイエムジンソクだろう。昨冬のフェブラリーSが行われゴールドドリームがダート王に君臨した頃、本馬はまだ1600万下で燻ぶり続けていた。

🏇次のページ ダート界の千両役者ノンコノユメ(セン6歳、美浦・加藤征弘厩舎)が帰ってきた

 しかし、古川吉洋騎手を新たなパートナーに迎えると、そこから3連勝。重賞初挑戦のエルムS(G3)で2着に敗れたが、みやこS(G3)で重賞初制覇を飾ると、チャンピオンズCでは2着に敗れたものの最後までゴールドドリームを苦しめた。

 今年はすでに東海S(G2)を単勝1.3倍の人気に応えて勝利するなど、順調なスタートを切っているテイエムジンソク。馬と調教師にとっては初、騎手にとっては21年ぶりとなる悲願のG1制覇はもう目前だ。

 長い長いトンネルを抜け、ダート界の千両役者ノンコノユメ(セン6歳、美浦・加藤征弘厩舎)が帰ってきた。

 2016年のフェブラリーSを1番人気で迎えたノンコノユメにとって、誰が今の姿を想像しただろうか。そのフェブラリーSで2着に敗れて以降、誰もが「次代のダート界を背負って立つ存在」と期待していたノンコノユメは長い低迷期に陥った。

 勝てないどころか馬券圏内にすら入れない日々が続く中、陣営は激しすぎる気性面を考慮して去勢を決断。セン馬として再スタートを切ったノンコノユメだったが、激しい気性と共に闘争心まで失ってしまっていた。

 しかし、内田博幸騎手を新パートナーに迎えた前走の根岸S(G3)で持ち前の豪脚が復活。東京の長い直線を活かして猛追すると、最後はサンライズノヴァとの接戦を制して約2年3カ月ぶりの勝利を手にした。内田騎手が引き続き騎乗する今回、帰ってきたノンコノユメが2年前の"忘れ物"を獲りに行く。

 師に最後のビッグタイトルを届けたいケイティブレイブ(牡5歳、栗東・目野哲也厩舎)がダート界の"2階級制覇"に挑戦する。

 年明けの川崎記念で2つ目のG1タイトルを手にした、ダート界の中距離王ケイティブレイブが今回のフェブラリーSに出走してくるのは少し意外だが、今回ばかりは特別な事情がある。管理する目野哲也調教師は2月一杯で定年が決まっており、ここが悲願のJRA・G1制覇に向けて最後のチャンスになるからだ。

🏇次のページ アウォーディーや、根岸Sで2着だったサンライズノヴァ、芝ダート兼用のレッツゴードンキ

昨年も川崎記念→フェブラリーSに挑戦したケイティブレイブだが、結果は5着、6着と今一歩奮わなかった。しかし、その後に福永祐一騎手とコンビを組むと名古屋大賞典(G3)の勝利を皮切りに、帝王賞でG1初制覇。今年の川崎記念で2勝目を上げた。

 もともとカフジテイクの先約があった福永騎手だが、あちらが除外濃厚ということでコンビ継続の可能性が高まっている。やや忙しい距離をどう克服するのか、その手腕に注目したい。

 他にも復活を期すアウォーディーや、根岸Sで2着だったサンライズノヴァ、芝ダート兼用のレッツゴードンキ、F.ミナリク騎手との新コンビが注目されるサウンドトゥルー、マイルがベストのインカンテーションなどが出走を予定している。

 果たして、ダート王ゴールドドリームが連覇を達成するのか、それとも大器テイエムジンソクが悲願のG1制覇を成し遂げるのか、はたまた伏兵陣が台頭を果たすのか――。混戦のダート王決定戦・フェブラリーS(G1)は18日の15時40分に発走予定だ。

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