グリーンセンスセラさんの競馬日記

武幸四郎にラストチャンスを!

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フェブラリーS(G1)で揺れる鞍上問題に「武幸四郎騎手にラストチャンスを!」の声多数!麒麟・川島も推薦した「伝説の追い込み馬」の再現なるか ━ gambling journal ギャンブルジャーナル/2017年02月12日 15時00分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2017/02/post_2563.html

 19日に東京競馬場で開催されるフェブラリーS(G1)。JRA・G1戦線の開幕を告げる「ダート王決定戦」だが、今年の1番人気を争うサウンドトゥルーとカフジテイク両頭へ急遽降りかかった「鞍上問題」に大きな注目が集まっている。

 まさに青天の霹靂といえる出来事だった。

 昨年のチャンピンオンズC(G1)を11番人気の低評価ながら目の覚めるような末脚で4着に食い込み、一躍ダート界にその存在を知らしめたカフジテイク。前哨戦となる根岸(G3)を豪快に差し切ったことで、いよいよ新ダート王の筆頭候補に登りつめようとしている。

 ところが5日のきさらぎ賞(G3)で、新パートナーとして初重賞制覇に導いた福永祐一騎手が落馬負傷。「左肘内側側副靱帯(じんたい)損傷」と診断され、少なくとも3週間の戦線離脱を余儀なくされている。

 管理する湯窪幸雄調教師が「鞍上を調整します」と話したものの、依然有力な情報が上がってきていない状況だ。

 また、昨年のチャンピンオンズCを制し、今年の川崎記念(G1)でも2着したサウンドトゥルーも主戦の大野拓弥騎手が先週11日の競馬で騎乗停止処分を受け、鞍上が未定の状況となっている。

 G1レースということもあり、すでに大方の有力騎手の予定が埋まってしまっている現状。G1制覇に限りなく近い最有力候補の2頭だけに、両陣営にとっても極めて慎重な選択が迫られるところだろう。

 そんな中、状況を見守る多くの競馬ファンから聞かれるのが「ある騎手」を推す声だ。

「最後にいい思い出作ってほしい」「ここであったら浪漫だな」「今年は調子いいし、なんとか決まらないかな」「あと腐れがない最高の選択」などなど......。ネット上の数多くの競馬ファンから「熱い声」が届いているのが、今月末に引退が迫った武幸四郎騎手である。



 そんな武幸四郎騎手だが、引退へのカウントダウンが刻一刻と進む中、その「騎乗技術」と「意欲」は衰えるどころか、ますます冴え渡っている。

 一時は勝率5割と神懸った勝負強さを見せていたが、昨日の飛鳥S(1600万下)でも2番人気のアドマイヤリードで後続に3馬身差をつける圧勝劇を披露。勝率.192は3勝以上を上げる騎手の中では、兄の武豊騎手に次ぐ第2位。とても、引退が間近に迫った騎手の騎乗ぶりではない。

「サウンドトゥルー、カフジテイクと共にアクシデントによる乗り替わりですし、フェブラリーS以降のことを考えても、まず今回が最後の騎乗となる武幸四郎騎手に託してみるのは個人的にも悪くない選択だと思います。

 もともと勝負強い騎手ですし、今年になってどこか"吹っ切れた"というか、神懸ったところさえ感じられるだけに下手に中堅どころの騎手を手配するくらいなら、名騎手の最後の大勝負に賭けてみるのも良いかもしれません。競馬ファンへの好感度も高いと思いますよ」(競馬記者)

 何も武幸四郎騎手に託すのは、伊達や酔狂などではない。特に前走の根岸Sを豪快に差し切ったカフジテイクに関しては、ある意味「これ以上ない人選」ともいえるのだ。

 先月29日の根岸S。最後の直線で後方15番手から凄まじい豪脚で差し切ったカフジテイクの姿を見て、今や「伝説」として語り継がれている「あの馬の根岸S」を思い起こしたファンも多かったのではないだろうか。

 それは、今から17年前の根岸Sだ。やはり14番手というほぼ絶望的な位置から最後の直線だけで、豪快にぶっこ抜いたブロードアピールの豪脚である。


 絶妙なペース配分から逃げ粘りを図ったエイシンサンルイスを始めとしたライバルたちが一瞬止まって見えたような、あまりにも"問答無用"の末脚。紛れもなく競馬史に残る追い込みだが、その一世一代の末脚を引き出したのが、他ならぬ武幸四郎騎手なのだ。

「今や毎週の『競馬BEAT』(関西テレビ)で司会を務める麒麟の川島が『アメトーク』(テレビ朝日)の中で"伝説の追い込み"として取り上げたのが、このブロードアピールの根岸Sでした。

 それくらいファンの記憶に残っている衝撃的なレースですし、演出した武幸四郎騎手が仮にカフジテイクに乗れば、まさに『レジェンド再び』といったところでしょうか。あの伝説を目の当たりにした人は、興奮を抑えられないと思います」(同)

 果たして、ファンの願いは届き「伝説」の再来となるのか。

 サウンドトゥルーも含め今年のフェブラリーSは、まず極めて重大な「鞍上問題」からスタートする。

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