さいくろん山田さんの競馬日記

高松宮記念 2019予想メモ

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985

中京1,200m

考察:向正面からコーナーまで、なだらかな下り坂となっており、直線は比較的長く急坂もある摩擦力の高いコース形態。一瞬のキレる脚よりも、スプリント一線級に耐えうる基礎スピードと前目に付ける機動力。タフな直線を耐えるパワー型の持続力を求められる。

☆ダノンスマッシュ
シルクロードS1着。スプリント戦に距離転向後、4連続連対。G3を2勝と充実期にあり、先行して前目で速い脚が使える。キーンランドC2着から重たい洋芝でも馬券になるパワーもあり、逆らいづらい。スプリントの安田厩舎も買い要素。1.200m持ちタイムは1.08。例年の高松宮記念の馬場であれば問題ないだろうが、2016年時の超高速馬場になると時計的な裏付けはまだないので当日の馬場状態はしっかり確認。G1での北村友も多少不安材料で、恐らく1番人気であるし安全運航をしそうな分、複勝圏の軸までで留めたい。

☆モズスーパーフレア
オーシャンS1着。現状のスプリント戦線の常連馬相手にも相対的にスピードが抜けていて、圧勝。しかし、右回りコースに実績が集中。右回り6-1-1-4に対して、左回り0-0-0-2明らかに左回りを避けているようなレース選択。更には上記6勝全てが小回りコースと、中京1,200mの適性とはマッチしない。陣営コメントも弱気であるし、ルメールが継続騎乗しない点が裏付けとするならば、逃げの武豊騎乗でもバッサリ切るところまで考えたい。

☆レッツゴードンキ
阪急杯2着。高松宮記念2年連続2着とリピーター。適性は間違いなく合う。今年で7歳、短命のスプリント牝馬と言うことを考慮すると近走実績からも得意条件のパワー型馬場でも着順を落としており、衰えが見える。適性面を考慮して三連馬券では抑えておきたいが。

☆ナックビーナス
オーシャンS2着。モズスーパーフレアの作る速いペースを楽に追走して3着以下とは力の違いを見せた。この馬自体中山適性は高いが、メイチ仕上げで中山適性抜群のモズと比較して昨年よりゆとりあるローテを選択しているこの馬が、好走歴のあるこの舞台で巻き返す可能性は高いと見る。厩舎力と鞍上の大野で人的要素は不安材料が多いが、芝1,200mの安定した戦績と前走での他メンバーとの力の違いから勝負付けは済んでいる。モズが適性無い舞台であると仮定すれば、必然的に馬券内争いは固い。得意な内枠であれば複軸でも。決め手はない馬なのでそこは注意。

☆ロジクライ
阪急杯3着。阪急杯のレベルがいささか信用できない点はあるものの、横山典からルメールの乗り替わりは非常に不気味。スプリント実績がない点も中京1,200mであればある程度誤魔化しが効く。逃げ馬の飛ばし方にもよるが、パワーもPも高い馬なので抑え必要。調教の雰囲気も良いので、過剰人気傾向でも印を回したい。

 ナイス!(20

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