藤沢雄二さんの競馬日記

京都記念展望

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伝統の京都記念ですが、狙っていたクラージュゲリエが右前挫跖の為に出走取消となってしまいました。

さて困った。
というのもクラージュゲリエにかなりの自信を持っていて、気持ちはかなり前のめりになっていたから。

休養理由が蟻洞だったのは気になるところではあったけど、栗東に戻ってきてからは4週連続でCWでの併せ馬を消化できていたから脚は問題ないだろうと思っていた。
やっぱり池江厩舎はCW追いの方が狙いやすいし、4週連続で併せ馬というのはセントライト記念の時のサトノルークス(2着)、京都大賞典の時のシルヴァンシャー(3着)と同じだから少なくとも軸にはうってつけだと考えていた。メンバー的には頭まであると期待していただけに、出走取消の報を聞いた時にはスローボールに対してスイングが早過ぎて空振りするような感じであった。


そもそもこの狙いの起点が「カレンブーケドールの頭は買いたくない」というところ。
そりゃあ秋華賞とジャパンカップの2着は立派ですよ。
でも1番人気の紫苑Sでは3着だったじゃない。
まだスイートピーSまでしか勝ち鞍のない重賞未勝利馬を1番人気のここで買いますか?と問うたら「No」って言うでしょ。
そこにわりと強めの買い材料があったからクラージュゲリエに飛びついたのに、土曜日の昼の時点でふりだしに戻ってしまったわけだが、気分的にはふりだしどころかマイナスからのスタートになった印象。

というのもステイフーリッシュはAJCCが勝負手だったから前走以上は望みにくいと思っていたし、クロノジェネシスは今週のCWの追い切りが5Fからだった点がどうにも腑に落ちなくて、それならクラージュゲリエの頭で勝負と考えていたから。

だからといって他の選択肢を考えるのもね…。
アメリカズカップは非根幹距離に強いマンハッタンカフェ産駒で、3年前のこの時期にはきさらぎ賞を勝っているから今の京都の馬場も合いそう。函館記念5着を考えると馬券圏内への食い込みがあってもおかしくはないがさすがに頭までは考えにくい。
ノーブルマーズは7歳を迎えたが衰えた感はない。でも内枠巧者だけに10頭立てとはいえ9番枠(正確には9頭立ての外から2番目)がどうなのか。っつーか、この馬が勝つくらいならドレッドノータスの方が勝ちそうだ。

結局、ステイフーリッシュとクロノジェネシスの二択になるのなら前者を取ることになるだろう。
AJCCから現状維持だとは思うけど、今回のメンバーにブラストワンピース級がいるかと考えるといないのではないだろうか。
ならば頭まであるのはステイフーリッシュじゃないかと。

早い時間帯のレースが当たって余裕ができたらクロノジェネシスとドレッドノータスの頭も考えてみようかと思うけど、中心はステイフーリッシュでいいかと思っております。

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