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【危険視して妙味】
危:アスクワイルドモア 牡4 56 田中勝
京都新聞杯勝利がある実績馬も以降は不振が続いています。
特に速い上がりが使えるわけではないのに位置取りは後方、力の要る夏の洋芝で狙うべき馬か・・・、重賞実績ある4歳馬だが、
長距離に活路を見出せないかという陣営の試行錯誤も見える一戦で想定③人気は期待値低く、ここは見送りたい。
【見解・展望】
今年のメンバーを見渡すに何やら違和感めいたものを感じたが、
その理由はステイヤーズS好走組が不在ということだ。
3000M超で重賞実績ある馬は、昨年の③着馬トーセンカンビーナとかなり古くなるが2020年、阪神大賞典③着のメイショウテンゲンくらいで、どちらも年齢を重ね現状どうかという存在。
ならば未知なる距離でも、上昇度や勢い、長距離路線を走ってきた馬よりも中距離線で戦ってきた馬の方がレベルが高いとの持論を振り回し、スタッドリーを本命に。
【最終予想】
◎スタッドリー 牡5 56 モレイラ
初めての東京コース、距離経験が2200Mまでしかないことを考えると微妙ではあるが、前走のAJCC杯で0.5差⑥着は相手を考えると能力的には、ここで抜けている存在とさえ思える。
鞍上のモレイラも魅力で、距離さえこなせてしまえば、人気的にも期待値高く、本命で攻めたい。
〇マリノアズラ 牝5 53 横山武
前走グレイトフルSでシルブロンに0.6差負けも、モリノカンナチャンの捲りに反応してしまい、結果早めの仕掛けで脚が持たなかった分で、展開のアヤ、能力差とは言えないとみています。
注目すべきは古都S、勝ちに行っての0.2差②着は負けて強しの内容、それも勝ったのは後にステイヤーズSで②着したプリュムドールだけに、その価値は高い。
今回は想定⑨人気と人気落ちなら期待値は高く、積極的に狙うべき存在。
▲シルブロン 牡5 55 ルメール
条件戦を連勝しての重賞挑戦で②人気想定は期待値として微妙ながら、距離を2200以上に延ばしてからは3-1-0-0、折り合いに不安のない走りからステイヤーの資質はありそうだ。
東京コースも3-1-1-3と不安はなく、馬体も前走が最高馬体重と5歳にして本格化の気配さえ漂う。
内からでも外からでも堅実に脚を使えるタイプで位置取りも流れ次第で柔軟と競馬のうまさも魅力、ルメール騎手の連続騎乗も好感で、実績上位馬を差し置いても買いたい馬。
△ウインキートス 牝6 55 横山和
牡馬相手の目黒記念勝利やオールカマー②着など実績上位、中山金杯で引退を撤回してのぞむ今回は不気味といえる。
先行して粘る脚質やオールカマーでの好走から中山でこそというイメージあるも東京コース1-1-2-1と適性あり、コースというよりかは、いかにスロー先行かなうかが大きなカギだ。
メンバー的に行く気になれば逃げは可能だけに、外枠からでも3000超の距離さえこなせば。
×ミクソロジー 牡4 56 西村
2100M以上に距離を延ばしてからは3-0-0-0と好成績、前走の万葉Sでも3000Mを快勝と上昇著しい。
東京コースは初めても、左回りは3-1-0-1、馬体もデビュー時の
412キロから436キロと成長見られ、充実の4歳馬なら、重賞初挑戦のここも通過点としてしまう可能性を感じます。
不安は近3年、前走万葉S組が壊滅的な傾向にあることと、その万葉Sは離れた5番手を悠然と進み直線で差しこむというストレスのない競馬だっただけに、想定①人気になるほどの信頼感をおいてよいものかどうかだ。
×ヴェローチェオロ 牡5 56 戸崎
約1年ぶりとなるが、菊花賞⑥着、昨年のダイヤモンドS⑤着と、
3000M超の重賞での善戦は、今年の相手では実績上位ともいえる。
菊花賞ではタイトルホルダーには千切られたが、②着オーソクレース以下とは僅差、鋭さはないが最後まで脚を伸ばしているようにスタミナ溢れる末脚は評価できるもの、昨年のダイヤモンドSでも、勝ち馬テーオーロイヤル以外は後方勢が上位を占めたレースの中、好位から最後まで踏ん張るなどステイヤーとしての地力は確かなもの。
今年の相手なら能力の高さで1年ぶりでも買っておきたい。
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