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展開が読みやすいレースではありましたが、唯一、読み違えは、吉田隼騎手のソダシへの信頼感と意気込みが並々ならぬものではないということ。オークスで見せた不安のある騎乗ではなく、馬を信頼しきった騎乗は、馬は気分良く走らせれば、人間の考える不安など一蹴できるというここと教えてくれました。斤量が恵まれた分、枠順には恵まれませんでしたが、スタートすると番手につける積極的な競馬。後から所長◎のトーラスジェミニ騎乗の横山和騎手に「半端じゃない圧だった。」言わしめるほどの迫力で、札幌2歳Sと同じような競馬で優勝。陣営の洋芝適正と、古馬といずれ対戦するなら、最初に変な癖をつけたくないという考えがぴったりはまったレースにもなりました。秋の路線はわかりませんが、まだまだ、楽しませてくれそうです。
何とも残念だったのが2着のラブズオンリユー。勝負どころの3コーナーで外から仕掛けてきたブラストワンピースが内に入るのと、ルメール騎手サトノセシルに挟まれる形で、スムーズにレースができませんでした。それでも完全復活は明らかで次走は米国遠征予定で馬券は買えるかわかりませんが、G1はいくつかは取れるはずです。
3着には流れに乗ってコース適性を見せたペルシアンナイト。陣営が滞在競馬があっていることを踏まえ、ここ目標に早めに北海道入りをしたのもよかったと思います。この馬は相手次第ですが、まだまだ衰えはないようです。
所長◎のトーラスジェミニは勝てなければ今回のような競馬になってしまうのは仕方ないと割り切っていますが、無理してでも粘るがこの馬の良いところ。もっと思い切った逃げが見たかったです。
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