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2019年 スプリングS、阪神大賞典
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●スプリングS
過去10年の皐月賞馬10頭のうち、7頭が皐月賞トライアル使っていなかった馬たち。近年は2016年の皐月賞馬ディーマジェスティのように共同通信杯から直行するか、2017年の皐月賞馬アルアインのように、毎日杯など、格下馬が相手の重賞で本賞金を加算するなど、とにかく前哨戦を使わないことがトレンド。
しかし、過去10年の皐月賞馬の残る3頭は、スプリングSで連対していた馬たちという衝撃の事実。その中にはこのレースから快進撃が始まった2011年のオルフェーヴルのような馬もいます。(ただし、この年は阪神開催) かつてはトライアルレースの中では弥生賞が優勢でしたが、近年はスプリングSのほうが優勢になって来ているだけに、今年もそのような馬がいるか要注目でしょう。
また、このレースは、昨日のフラワーCと同距離コースでありながら、逃げ切りが決まりづらいのがポイント。まだ体力のない3歳牝馬同士の対決は、2コーナーの急坂の下り(3.5~4F目)をゆっくり下るためにスローペースが発生しがちですが、3歳牡馬の対決は2コーナーの急坂の下りで、ほとんど減速しません。
過去10年でフラワーCのようなラップ構成になったのは、アンライバルドが制した2008年と、キタサンブラックが制した2015年だけ。つまり、レースが淀みなく流れて、差し馬が浮上しやすいということ。
今年は「自分でレースを作る」とコメントしているコスモカレンドゥラがハナを主張すると見ていますが、ヒシイグアスもハナを主張するかどうかで展開がガラリと変わってくるはず。仮に折り合ったとしてもカラテ、フィデリオグリーン、ロジャーバローズなど、けっこう先行馬が揃っているだけに、平均ペースにはなるでしょう。前から押し切れないこともないですが、能力がないと厳しいでしょう。差し馬中心で馬券を組み立てたいです。
●阪神大賞典
2年前に大阪杯がG1に格上げされて以来、天皇賞(春)のステップレースとして一本化。昨年このレースを制したレインボーラインが天皇賞(春)を制したように、近年は特に天皇賞(春)に繋がるレースとなっています。一昨年もこのレースの勝ち馬サトノダイヤモンドと2着シュヴァルグランが、天皇賞(春)で3着、2着です。
また、長距離戦はほとんどフロックが利きません。実際に過去の優勝馬を見ても、ほぼ能力どおりに決まっています。長距離の場合、一速から二速、二速から三速と徐々にギアをあげていく必要があり、一速から急に五速、六速まであげるような馬は、通用しないから。前半、中盤で一速、二速で走っていたら、2度目の3コーナーで絶望的な位置になります。
さらに、レインボーラインには菊花賞2着の実績が、サトノダイヤモンドには菊花賞勝ちの実績が、シュヴァルグランには前年の阪神大賞典勝ち&天皇賞(春)の実績があったように、芝3000m以上で連対実績がないと勝ち負けしていない傾向があるのも事実。スローペースだとそこまで距離適性は問われませんが、それほど緩まなければ、より長距離適性が重要となってきます。
今年は、サイモンラムセス、ロードヴァンドール、ヴォージュ、ステイインシアトルと逃げ馬候補が揃いました。しかし、どれもハイペースにはしたくないタイプ。ただ、あまりに遅いとアドマイヤエイカンやシャケトラがなどが前に競り掛けに行く可能性が高いだけに、結局、昨年くらいの平均ペースが濃厚。やはり距離適性重視で予想を組み立てたいです。
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