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今週は、G1級の有力馬たちが年明けの緒戦(始動戦)にすることが多いと言われるG2「京都記念」です。
果たして、今年の勝馬はすでに年明け1戦を挟んだ馬なのか。緒戦として京都記念を選んだ馬なのか・検討してみたいと思います。
まず、このレースに今年出走を予定している馬たちをこの視点で分類してみましょう。
1.ハッピーグリン 前走 天皇賞(春) G1 13着 今年初戦
2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC G2 4着 今年2戦目
3.ベストアプローチ 前走 AJCC G2 12着 今年2戦目
4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念 G1 10着 今年初戦
5.ダンスディライト 前走 オリオンS 3勝クラス 1着 今年初戦
6.レイエンダ ポルックスS OP 13着 今年2戦目
7.ワグネリアン 前走 宝塚記念 G1 13着 今年初戦
8.モズベッロ 前走 AJCC G2 5着 今年2戦目
9.ダンビュライト 前走 京都大賞典 G2 7着 今年初戦
10.ジナンボー 前走 天皇賞(秋) G1 7着 今年初戦
11.サトノルークス 前走 アルゼンチン共和国杯G2 13着 今年初戦
今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 5頭
過去10年間は、それぞれの組の頭数とレース結果・上位入賞(1~3着)はどうだったのか
2020年 今年初戦組 6頭 VS 今年2戦目組 4頭
1着 クロノジェネシス 今年初戦 前走 エリザベス女王杯G1 5着
2着 カレンブーケドール 今年初戦 前走 ジャパンカップ G1 4着
3着 ステイフーリッシュ 今年2戦目前走 AJCC G2 2着
2019年 今年初戦組 4頭 VS 今年2戦目組 10頭
1着 ダンビュライト 今年2戦目前走 AJCC G2 6着
2着 ステイフーリッシュ 今年2戦目前走 中山金杯 G3 2着
3着 マカヒキ 今年初戦 前走 有馬記念 G1 10着
2018年 今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 3頭
1着 クリンチャー 今年初戦 前走 菊花賞 G1 2着
2着 アルアイン 今年初戦 前走 菊花賞 G1 7着
3着 レイデオロ 今年初戦 前走 ジャパンカップ G1 2着
2017年 今年初戦組 3頭 VS 今年2戦目組 7頭
1着 サトノクラウン 今年初戦 前走 香港ヴァース G1 1着
2着 スマートレイアー 今年初戦 前走 香港ヴァース G1 5着
3着 マカヒキ 今年初戦 前走 凱旋門賞 G1 14着
2016年 今年初戦組 9頭 VS 今年2戦目組 6頭
1着 サトノクラウン 今年初戦 前走 天皇賞(秋) G1 17着
2着 タッチングスピーチ 今年初戦 前走 エリザベス女王杯G13着
3着 アドマイヤデウス 今年初戦 前走 有馬記念 G1 7着
2015年 今年初戦組 4頭 VS 今年2戦目組 7頭
1着 ラブリーデイ 今年2戦目前走 中山金杯 G3 1着
2着 スズカデヴィアス 今年2戦目前走 AJCC G2 6着
3着 キズナ 今年初戦 前走 天皇賞(春) G1 4着
2014年 今年初戦組 8頭 VS 今年2戦目組 4頭
1着 デスペラード 今年初戦 前走 有馬記念 G1 7着
2着 トーセンラー 今年初戦 前走 マイルCS G1 1着
3着 アンコイルド 今年初戦 前走 ジャパンカップG1 8着
2013年 今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 4頭
1着 トーセンラー 今年初戦 前走 新潟記念 G3 7着
2着 ベールドインパクト 今年初戦 前走 ディセンバーSG3 1着
3着 ショウナンマイティ 今年初戦 前走 宝塚記念 G1 3着
2012年 今年初戦組 5頭 VS 今年2戦目組 4頭
1着 トレイルブレイザー 今年初戦 前走 香港ヴァース G1 6着
2着 ダークシャドウ 今年初戦 前走 天皇賞(秋) G1 2着
3着 ヒルノダムール 今年初戦 前走 有馬記念 G1 6着
2011年 今年初戦組 9頭 VS 今年2戦目組 3頭
1着 トゥザグローリー 今年初戦 前走 有馬記念 G1 3着
2着 メイショウベルーガ 今年初戦 前走 有馬記念 G1 12着
3着 ヒルノダムール 今年2戦目前走 日経新春杯 G2 2着
10年間 今年初戦組 62頭 VS 今年2戦目組 52頭
8-8-8-38 2-2-2-46
やはり、その年の緒戦に選んだ出走馬の方が圧倒的に実績を挙げていることが分かります。更に、レースのグレード別で分類すると・・・
1着馬の前走 G1 7頭、G2 1頭、G3 2頭
2着馬の前走 G1 7頭、G2 1頭、G3 2頭
3着馬の前走 G1 8頭、G2 2頭、G3 0頭
数少ない「今年2戦目組で上位に優勝した馬」に限れば
1着馬の前走 G1 0頭、G2 1頭、G3 1頭
2着馬の前走 G1 0頭、G2 1頭、G3 1頭
3着馬の前走 G1 0頭、G2 2頭、G3 0頭
やはり、このレースを今年の始動戦に選んだ馬から本命候補を選びたいですね。もちろん、前走G1に限るので次の4頭が候補として残ります。
1.ハッピーグリン 前走 天皇賞(春) G1 13着 今年初戦
4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念 G1 10着 今年初戦
7.ワグネリアン 前走 宝塚記念 G1 13着 今年初戦
10.ジナンボー 前走 天皇賞(秋) G1 7着 今年初戦
この4頭から2頭を本命候補に選ぶことになります。場合によってはこの中の3頭を上位候補に選んで「重い印」を打つことも「あり」です。
その理由が分かりますか?過去10年間のレース結果を示したところで、なんとなく気付いた(感じた)方もいたのではないかと思います。
それは、次の2つの共通点が不思議なことに10年間続いていて、レースの結果が3つのパターンに限られているということです。
1.連対馬が2頭とも同じ参戦過程である
A.1着が今年初戦なら、2着も今年初戦で、しかも、ほとんどがG1から直行で出走している。
B.1着が今年2戦目なら、2着も今年2戦目で、しかも、前走がG2かG3から出走している。
2.出走馬の「今年初戦」と「今年2戦目」の頭数を比較して、多い参戦過程で1・2フィニッシュ
A.「今年初戦」の出走が多い年は、1・2着が「今年初戦」の馬で決まる。
7年で7回全て1・2着独占(その内5回は1~3着独占)
B.「今年2戦目」出走が多い年は、1・2着が「今年2戦目」の馬で決まる。
3年で2回、1・2着独占(2017年は「今年初戦」組が1~3着独占)
※ 10年間で1回だけ例外的な結果(3頭しか出走していない「今年初戦」組で上位独占)
【レース結果のパターン】A.「今年初戦」馬 B.「今年2戦目」馬
① 1着A、 2着A、 3着A
② 1着A、 2着A、 3着B
③ 1着B、 2着B、 3着A
1着と2着が異なる参戦過程になったことは、この10年間に1度もありません。また、「今年2戦目」が3着まで独占したこともありませんでした。
3着の前走は、G1かG2のみで、G3は1度も3着になったことがありません。
いかがでしょう、10年間のデータからは、このような結論になるわけですが・・・
これまでもデータからの2択で、Aは90%の確率で、Bが10%の確率なので、「Aを選択する」と日記に書いたときに、その選択が外れたことが何度もありました。
あるパターンに気付くと、そのパターンから外れる結果になることがよくあります。ということもあり、データの範囲内で予想すると「今年2戦目」組は3着候補だけに限定して1頭に絞ることになるのですが・・・
いわゆる「逆張り」を考えておくことも必要かもしれません。
では、「今年2年目」組から対抗候補を選ぶとすれば、何を根拠にするべきか。前走G2かG3は必要条件になると思います。このことを踏まえて候補を選考するならば、『AJCCの予想に関わる日記』で書いた
「AJCCの連対馬としてG1でタイトル争いに加わるのは、※印のついた懸念のあるデータの馬を思い切ってヒモまで評価を落としてみると・・・」
にこだわりたいと思います。ここで書いた『懸念』というのは「AJCCは本当の目標ではなく体調を整えるための叩き台として出走すると考えられるので、今回は本命候補にはできないのでは・・・」という懸念です。
では、以前の日記で※印を付けた馬とAJCCでの結果を示してみます。
8.ラストドラフト AJCC3着※ アルゼンチン共和国杯2着 → 結果 3着
10.モズベッロ 日経新春杯1着※ 宝塚記念3着 → 結果 5着
12.ステイフーリッシュ AJCC2着※ → 結果 4着
ヒモ候補まで評価を下げたことは大正解でした。この3頭から次の2頭が参戦してきます。
2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC G2 4着 今年2戦目
8.モズベッロ 前走 AJCC G2 5着 今年2戦目
どちらも最終目標はG1タイトルの獲得なのでしょうが、この春のG1を本気度100%で狙っているか否かによって京都記念G2の仕上げ具合が変わると思われます。
ステイフーリッシュは、京都記念3着から昨年春に大阪杯G1に挑戦し9着に敗れています。
1.0秒差
モッズベッロは、昨年春に天皇賞(春)7着、宝塚記念3着、有馬記念15着とG1に3度挑戦しています。
0.9秒差 1.8秒差 3.2秒差
ステイフーリッシュは、3年前の4歳時に京都新聞杯1着で2勝目を挙げG2タイトルを手にしていますが、その後2年7カ月間未勝利の善戦マンなので、今回は100%の仕上げで久々のG2勝ちを狙っているように思われます。おそらく3着の可能性の方が高いと考えられますが、▲または△に評価したいと思います。
モッズベッロは、宝塚記念3着の実績はあるものの、G1における1着馬との着差は小さくはありません。G2ならば勝ち負けの能力(昨年日経新春杯G2 1着、日経賞、G2 2着)を持っています。現実的には、こちらもG2勝ちを狙っているように思われます。G1獲りを二の次に考え、メイチの仕上げで出走してくるなら勝ち負けを争うことになるでしょうが、G1獲りに未練を残しているならおそらく3着の可能性の方が高いと考えられ▲または△に評価になると思います。、
これまでの10年間同様、1・2着が同じ参戦過程の2頭で決まるのか、異なる参戦過程の2頭で決まるのかをよく考えて印を打ってみたいと思います。
◎ 4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念 G1 10着 今年初戦
○10.ジナンボー 前走 天皇賞(秋) G1 7着 今年初戦
▲ 2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC G2 4着 今年2戦目
△ 8.モズベッロ 前走 AJCC G2 5着 今年2戦目
△ 7.ワグネリアン 前走 宝塚記念 G1 13着 今年初戦
△ 1.ハッピーグリン 前走 天皇賞(春) G1 13着 今年初戦
データを信じるか信じないかは自分次第!
これでなんとか的中しますよう<(_ _)> 幸運を祈ります。
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