競馬戦略研究所所長さんの競馬日記

重賞回顧 日経新春杯

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ここは人気馬が総崩れとなったレースですが、馬場状態、展開などを考慮すれば1,2番人気は危うかったレース。馬格のない1番人気のアドマイヤビルゴはインに押し込められ、前走までのような楽なポジションの競馬ができませんでした。4角では早くも手ごたえが怪しかった状況で、今後は馬体重増加と馬場状態との戦いとなりそうです。この辺で終わる馬ではないので立て直しに期待です。

 勝ったショウリュウイクゾは絶好のポジションから進めて、一番伸びるコース取りをできたのが勝因でしょう。団野騎手も昨年は重賞の有力馬騎乗直前の落馬で涙をのみましたが、今回はしっかりチャンスをものにしました。人馬ともこれをきっかけに活躍をして欲しいです。

 2着のミスマンマミーアはハンデ52キロをフルに生かしたレースといえるでしょう。それでも1頭抜けた末脚を使っており、次走、斤量が増えてどうかですが自力強化は見せてくれました。

 3着クラージュゲリエは皐月賞、ダービーの一桁着順の馬。陣営に大事に使われてきており、まだまだ伸びしろ十分。成長次第では大きなところも取れる能力があるだけに、このまま成長して欲しい馬です。

 もう一頭の人気馬ヴェロックスはアドマイヤビルゴを打ちにおいいての徹底マークの競馬。自分の競馬をして欲しかったところですが、相手を絞った騎乗も仕方なしか。次走も継続騎乗だと思いますが、自分のレースをして欲しいものです。

 所長◎のサトノソルタスは今の力が今回の着順かもしれません。良化が遅い馬ですので、少し追いかけてみたい一頭です。

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