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2019年 ローズステークス
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オープン時代の紫苑Sは上がり馬が集う舞台に対して、ローズSはオークスの上位馬が集う舞台でした。しかし、今年のオークス優勝馬ラヴズオンリーユー、3着馬クロノジェネシスは、昨年のオークスの上位のアーモンドアイ、リリーノーブル、ラッキーライラック同様に秋華賞直行。最近はG1レースの優先出走権があるノーザンF育成馬は、前哨戦を使わなくなってきているとはいえ、やや寂しいメンバー構成になりました。
今回はノーザンFの先行馬がダノンファンタジーしか出走していないことから、「ディープインパクト産駒のダノンファンタジーに勝たせたい」と言ったところではないでしょうか。確かに現在の阪神は超高速馬場ということと、トライアルという観点から捲る馬は出現せず(捲って好走すると、本番に繋がらなくなる)、まず、スローペースになるのでしょうが…。
しかし、陣営の目論見どおりに行かないのが競馬です。例えば、どの馬も逃げたがらずに、昨年よりも高速馬場の上に前半4Fが昨年よりも遅い47秒5以上になった場合には、極端な上がり勝負となり、もっとも瞬発力がある馬が勝つことにもなり兼ねないでしょう。要は今回で何が逃げて、どのくらいまでペースを引き上げるのかが、馬券の肝となるでしょう。
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