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【第65回G3ラジオNIKKEI賞】
以前は『ラジオたんぱ賞』の名称で、ダービーに出走出来なかった馬たちの『残念ダービー』と言われた別定のG3だったのですが、06年にハンデ戦になり一気に難解なレースになりました。
キャリアの浅い馬、まだ能力、実力を発揮出来ていない遅咲きの馬もいる3歳重賞をハンデ戦にすること自体が無茶だと思いますけど。
JRAのハンデキャッパーは必然的にクラシック路線を進み重賞で掲示板レベルの結果を残している馬のハンデを重く、500万を勝ち負けしてる馬を軽ハンデにします。
前者がトップハンデの57キロを背負わされたブラックスピネル
オープン特別若駒Sでダービー馬マカヒキの4着になり、オープン特別白百合Sを勝っているので賞金2200万円を持ち、賞金が900万円の馬ばかりの中では抜きん出た実績なのでトップハンデは仕方ないですが、昨年、1着のアンビシャスはG3共同通信杯3着、G3毎日杯3着で実績抜群でしたがハンデは56,5キロ止まりでした。
しかしオープン特別すみれSでブラックスピネルに1馬身1/4差を付けて勝っているジョルジュサンクは56キロ止まりです。
(白百合Sでは逆に4着に負けている上に賞金は1400万円と少ないのですが)
3歳の時期には歴戦の古馬のハンデ戦よりも、1キロの差はけっこう大きいのです。
事実、ハンデ戦になって10年たちますがトップハンデで1着になったのは、
2冠馬ドゥラメンテ、ドバイターフ優勝馬リアルスティールと勝ち負けのレースをして、G2大阪杯ではG1・2勝馬キタサンブラックを破った昨年のアンビシャスただ1頭だけですから。
そのアンビシャスより重いハンデを付けた『世界一優秀と言われるJRAのハンデキャパー』は、ブラックスピネルがG1クラスの能力の持ち主だと判断したという事でしょうか。
ジョッキーのユタカさんが福島に来るのは実に4年ぶりです。
同日の中京のG3・CBC賞には重賞4勝馬(その内3勝をユタカさん騎乗)
ベルカントというお手馬がいるのにも関わらず。
先約だったのかもしれないし、社台の大手クラブ『サンデーR』の馬という事情もあったかもしれませんが。
ここまでが良い材料が揃うと本命はブラックスピネルで良いはずですが、白百合S組は【0・4・0】で勝ち馬は出てないのです。
昨年のミュゼゴーストは白百合S3着からでしたが、11年白百合S1着だったマイネルラクリマも2着止まりでした。
G1・NHKマイルC組も【0・1・3】でやはり勝ち馬は出ていません。
この組で馬券になる馬のパターンは実は決まっていて、NZT→NHKマイルCのローテーションがポイントになります。
NZTで5着以内に好走しているのに、NHKマイルC惨敗で人気を落としている馬が来るのです。
典型的な例は13年に16頭立て14番人気で2着に入り、3連単91万7,500円の超絶高配当を演出したカシノピカチュウ。
超人気薄でしたが、NZT5着→NHKマイルC9着でこのパターンにずばりハマっているのです。
今年の該当馬はストーミーシー!しかも福島コースは2戦して2着2回とフィットしています。
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◆500万組 【3・2・3】
◆プリンシパルS組【1・2・2】
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昨年はプリンシパルS組からは1着馬アンビシャス、3着馬マルターズアポジー(12番人気)と2頭も馬券になりました。
マルターズアポジーはプリンシパルS17着大惨敗ですがその前走で福島2000mの500万特別を勝っています。
福島コース経験なし&マイルしか経験のないプリンシパル惨敗のミエノドリーマーが初距離を克服してくれたら超爆なのですが。(アドマイヤムーン×メジロライアンなので血統的には1800mは十分過ぎるほど守備範囲)
軸にするなら500万勝ち組。
特に唯一のディープインパクト産駒の1枠1番ゼーヴィントは新馬戦以外は、4戦連続で上がり最速のキレモノ。
出世レースの500万特別山藤賞1着→プリンシパルS3着の実績は本命にふさわしいでしょう。
当然、500万勝ち馬は全て買います。
福島はコーナー4つの小回りコースで最後の直線も短いので内ラチ沿いにインの最短距離を進める馬が断然有利。
特に内枠の馬の有利は明らかで、事実現在4年連続で『2枠』が連対中です。
前走で500万特別を最速上がりで勝っているアップクォークは全キャリアが1800mで【2・1・0・1】非根幹距離が得意。
ジョルジュサンクは、OPすみれSでブラックスピネルを破った実績もあり、父がドバイワールドカップ優勝馬ヴィクトワールピサで、母母が重賞2勝で桜花賞4着の名牝ユキノローズで母父が凱旋門賞馬ラムタラという奥の深い実力を秘めた血統。
この2頭が揃った『2枠』は超強力!!!!!!
枠連なら、迷わず『2枠』からでしょう。
ちなみにブラックスピネルの近親には先週、宝塚記念を優勝したマリアライトがいます。
大外8枠16番でトップハンデ57キロと不利な材料ばかり揃ったブラックスピネル。ユタカさんの手綱捌きが見ものですね。
4年ぶりの福島。ユタカさん。
お土産には『エキソンパイ』と『ままどーる』をおススメしま~す。
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◎1ゼーヴィント
○4ジョルジュサンク
▲3アップクォーク
注16ブラックスピネル
爆5ストーミーシー
△10ナイトオブナイツ
△12ロードヴァンドール
△13ピックミータッチ
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【第52回G3・CBC賞】
中京競馬場は12年のコース改修工事以来、4コーナーが急カーブになり、さらに400m以上の長い直線には急坂もあるタフなコースに生まれ変わり、単なるスピード馬では通じないパワーが要求されるコースになりました。
14年、3歳当時、既に重賞2勝馬だったサクラバクシンオー産駒ベルカントは1番人気に支持され、軽快に逃げましたが、4コーナーの急カーブとタフで、長い直線コースを耐え切れず5着に負けています。
2番手追走のエピセアロームはそのまま2着に粘っているのでベルカントは軽い平坦コース向きで能力を発揮するタイプです。
現在は重賞4勝馬になっていますが、3歳時の阪神以外は京都、小倉、新潟と軽い馬場でしか重賞勝ちはありません。
しかも頼りのユタカさんは4年ぶりの福島遠征で騎乗出来ないとなれば、危険な人気馬でしょう。
CBC賞はリピーターが来るレースです。
マジンプロスパーが12年、13年と2連覇。
ダッシャーゴーゴーは10年2着、11年1着、12年3着と3年連続で馬券になっています
(12年3着はコース改修が原因か連対は外しましたがそれでも3着と馬券圏内キープ)
今年もリピーターがいます。
サドンストームは13年3着、14年は不出走、15年3着です。当然狙い目。
改修工事でタフで時計のかかるコースになっていたのが、3月の高松宮記念でいきなりのレコード決着で大仰天!
今の中京コースが全く読めませんが、どんな条件でも結果を出せるG1馬スノードラゴン
名牝スティンガーが母の全姉のレッドファルクスは中京2戦2勝。
オーシャンSを勝ち、高松宮記念5着好走のエイシンブルズアイ。
安土城S組の中京【2・1・0・0】得意のシンデラボーイとラインスピリットは、3連系なら3列目に。
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◎3スノードラゴン
○9サドンストーム
▲2エイシンブルズアイ
注11レッドファルクス
△10シンデラボーイ
△6ラインスピリット
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