グリーンセンスセラさんの競馬日記

 オタク界の「競馬女王」も頭を抱える!?

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オタク界の「競馬女王」も頭を抱える!? 混迷するフェブラリーSを桃井はるこはどう見る?━
Business Journal ギャンブルジャーナル / 2017年2月18日 14時0分 http://biz-journal.jp/gj/2017/02/post_2606.html

今週末には、今年はじめてのG1・フェブラリーSが開催される。前哨戦となる根岸Sは福永祐一騎手が騎乗していたカフジテイクが快勝。G1制覇に向け、はずみをつけた。だが、鞍上の福永騎手は故障のため、騎乗不可になってしまう。さらに、有力馬の1頭としてあげられていたサウンドトゥルーも、騎乗が予定されていたとされる大野拓弥騎手が騎乗停止処分になるなど、開催前からかつてないほど混乱した様相を見せている。
 誰もが予想することに頭を抱えているだろうフェブラリーS。その開催を目前に控えた今週頭に、編集部はアイドル・桃井はるこさんにインタビューを決行!! これまでも競馬ファンをうならせるほどの知識とあふれ出る競馬愛を語ってくれた桃井さん。彼女はフェブラリーSをどのように見ているのだろうか?
――今年最初のG1となるフェブラリーSが今週末開始されますね。ところで、桃井さんは年始めにされることはありますか?
桃井はるこ(以下、桃井):毎年やめようと思いつつも、秋葉原に家電系や洋服などの福袋を買いに行っています。私は今年、ふたつ購入しました。福袋と言いつつも、中になにが入っているのかはわかっているんですけどね(笑)。
 そのひとつに入っていたBluetoothで使えるスピーカーがほしかったんですよ。お風呂の中で半身浴をしながら、防水加工を施したタブレットPCで競馬のレース動画やさまざまなサイトを見ているんです。だけど防水にするとスピーカーが塞がれてしまい、音が聞き取りづらくなるんですよ。それを補うためにBluetoothのスピーカーです! ものすごい低音で聞こえます!!
――お風呂の中でも競馬を忘れないとは、さすがですね。さてフェブラリーSの話題に入りたいと思いますが、このレースの思い出などありますか?
桃井:初めて生で観戦したのが、コパノリッキーが勝利した14年のフェブラリーSだったんです。そのとき、コパノリッキーの単勝オッズは272.1。骨折明け2戦目で、そのレースでは一番人気がなかったんですよね。そんな馬が勝ってしまったので、レース場が異様な空気に包まれたことを覚えています。想像では、G1のゴール後は、『うわぁぁぁあああ』『うぉぉおおおおお』などといった怒号が飛び交うと思っていたんですけど、そうではなくドヨドヨとざわめいていたんです。競馬は、本当になにが起こるのかわからないということをまざまざと見せつけられましたね。
 あと覚えているのは、駅のホームでの親子連れのやりとりですね。競馬場に行くための電車を待っているとき、ホームのベンチに子どもを膝の上に乗せた父子連れがいたんですよ。そしたら、お父さんが競馬新聞を子どもに見せながら、『どの騎手が来ると思う?』なんて話しかけていたんです。
 すると子どもが『この人~』ってコパノリッキーに騎乗する田辺裕信騎手を指差したんです。そしたら、『この人が乗る馬は一番人気ないんだよ。来るわけないんだよ』って父親が言って『だから、他の馬に乗る人を選んで』と他の人を選ぶように促したんです。でも子どもは頑なに『これ~』って田辺騎手を指差し続けた......。お父さんはずっと『これは勝ち目ないからさ~』なんて言い続けていたんですけど、結果がわかったときにお父さんはどんな気持ちになったのかなぁって。


――レース後、お父さんが肩を落としている姿が目に浮かびます。桃井さんにとってもフェブラリーSは非常に思い出深いレースなんですね。
桃井:私は地方競馬、ダートのレースが好きなんです。フェブラリーSは地方所属の馬、外国の馬がいないのはちょっとさびしいですが、それでもダートのG1はワクワクします。あとホッコータルマエが引退したので、同馬が不在の競馬界でこの後ダートをどの馬が引っ張ることになるのか、最強馬はどれだという意味合いを持つ点も興味深いです!!
――また今回は、そのホッコータルマエに匹敵する実力を持つアウォーディー、アポロケンタッキーも出走を見送っています。
桃井:そうなんですよね。だからこそ、大混戦が予想されます! 
――そんな中、桃井さんはどこに注目して応援する馬を決めているのでしょう?
桃井:私的には今回、過去同じコースで健闘した馬、コース実績を重視しました。なので、昨年の武蔵野Sを参考にしています。
――タガノトネールがコースレコード(勝ちタイム1分33秒8/重)を記録し、勝ったレースですね。
桃井:このレースは非常にレベルが高く、出走していた馬たちはかなり強いと思うんです。タガノトネールが感動的な逃げ切り勝ちを決めたので、『フェブラリーSに出てきたら本命にしよう』と考えていたんですが、調教中の事故で予後不良になってしまいました......。残念です。
――武蔵野Sを経てフェブラリーSに登録されている馬は、カフジテイク、キングズガード、ゴールドドリーム、ソルティコメント、ブライトライン、そしてモーニンなどですね。
桃井:私の推しはキングズガードです。重賞経験が足りないだけで、これまで掲示板を外すことも少ない。カフジテイクの前評判が高いですが、武蔵野S4着のキングズガードも遜色ない実力を持っているのではないかと考えています。それこそ、もう私の中では確勝ではないだろうかと。同馬の騎乗が予定されている藤岡佑介騎手がG1初制覇するかもしれませんよ!? キングズガードはあまり新聞でも言及されていないので、こういう馬こそ応援していきたいです!
 フェブラリーSは過去10年の傾向を見ると比較的若い馬が勝っているんです。昨年が4歳4歳5歳、15年が5歳5歳5歳、14年は4歳のコパノリッキーが勝利しました。あまりベテランは勝利していないんです。そういう意味ではキングズガードは6歳なので若干の不安がありますが、3着以内は堅いのではないのでしょうか?
 あと、ゴールドドリームですね。前走のチャンピオンズCでは出遅れて二桁着順に終わりましたが、あのときとはレース場も違うので大丈夫だと思います。父馬は現役時代にダートで活躍したゴールドアリュールですし、フェブラリーSの登録馬の中では一番いい血統なのではないでしょうか。武蔵野Sでも善戦して2着でしたし、今回も頑張ってくれるのではないでしょうか。


――これらの他に抑えておきたいという馬はいますか?
桃井:この2頭に加えるならば、ホワイトフーガですかね。本当に地方競馬では超強いんですよ。短距離なので、フェブラリーSの距離は厳しいかもしれませんが、昨年のTCK女王盃競走(G3/1800m)で勝っていますから、面白いと思いますよ。
 でも心配なのは、ホワイトフーガは直線が長くないレースのほうがあっているかもしれないんです。昨年のフェブラリーSも10着だったし。直線が長い大井競馬場でも勝ってはいるんですけど......。私が女性ということもありますが、盛り上げるためにも牝馬に頑張ってもらいたいんですけどねぇ。
 さらに加えるならば、ノンコノユメ、コパノリッキーかなぁ。ノンコノユメはせん馬になる前、サウンドトゥルーよりも先着することが多かったんです。せん馬になってからはいまいちパッとしませんが、そろそろ復調してくれるのではないかと。コパノリッキーは実績重視で、ですね。武豊さんも騎乗しますし、侮れない存在だと思いますよ!
――これまでお気に入りの馬をあげてもらいましたが、その中にサウンドトゥルーとカフジテイクがありませんでしたね。この2頭の不安要素はなんでしょうか?
桃井:やっぱり乗り替わりですよねぇ。カフジテイクの福永騎手は安定しているので、軸にするには最適の人なんですよ。福永騎手ならば3着内にも入ってくれそうで、勝ち負けにも絡みそうだったんですが......。でも、乗り替わりする津村明秀騎手はカフジテイクの騎乗経験もあるので、頑張ってくれるのではないかと思っています。
 サウンドトゥルーは昨年、芝スタートのレースが苦手だったんですよね。そこがネックになるのではないかと。大野騎手の大胆な手綱さばきが見られないのは本当に残念です。誰が乗るのか注目したいです。それにしても、本当に大混戦ですよね!
――拮抗していると思います。絶対的に強い馬が不在ですからね。
桃井:14年のコパノリッキーもそうなんですけど、フェブラリーSはあまり注目されていない馬が勝つことも多いと思うんですよ。
 今現在、アニメでは『けものフレンズ』という作品が流行っています。でも、この作品は公開されるまではあまり注目されてはいなかったと思うんです。だけども公開や否や、他の作品を突き放して今クールの話題を独占しています。つまり、無印だった作品がここまでトップを取っているわけですよ。アニメも競馬も何が来るかわからないですよ!
――なるほど。ありがとうございました!


『AKIBA'S TRIP』という作品に『メイドのモモ』役で出演させてもらっています。主人公たちが正体不明の敵と戦うのですが、その舞台が秋葉原。しかも、現実にある店舗が全面協力していて、劇中には本物の秋葉原の街が出てきます。しかも、毎回"秋葉原っぽいテーマ"がひとつ出るんですよ。例えば、『自作パソコン』や『アイドル』、『無線』とかですね。あとこのアニメはEDテーマを10組のアーティストがそれぞれ歌うんです。いつ誰が歌うかはわからないんですが、そこに私も参加しています。まだ、私の曲は登場していませんのでこれから放送されますよ。作詞作曲もしておりますので、よろしくお願いします。
 あと、3月からアニマックスで放送される『アニカル部!』という番組にも出演します。「アニメカルチャーの素晴らしさを発信していく部活動!」がコンセプトで、私は顧問の先生のポジションです。共演者は、足立梨花さんと加藤諒さん。加藤さんがすごく可愛らしいんですよ。足立さんもすごいアニメがお好きなようで、毎回の収録が楽しくできています。日曜夜に放送されるので、競馬を楽しんだ後にご鑑賞ください!
 さらに、3月には『anison USA SKYLINK』という米国で行われるアニソンのイベントに出演します。海外挑戦です! サンタアニタ競馬場の近くではないんですけど、ラスベガスに行きます。この近くには色んなレースを楽しみながら簡単な食事も楽しめるスポットもあるんですよ。仕事のついでとして行ってみたいです!
(構成=編集部)
■桃井はるこ
ホームページ
http://rg-music.com/momoi/
ツイッター
http://twitter.com/momoiktkr

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