競馬戦略研究所所長さんの競馬日記

重賞回顧 ジャパンカップ

 公開

132

今年も見ごたえのある一戦となりました。逃げるとみられていたキセキが出遅れる展開となり、こうなると騎手の駆け引きが面白いレースとなります。横山武騎手はアリストテレスのスタミナを信じて逃げの手に出ると、横山典騎手のシャドウディーヴァと戸崎騎手のワグネリアンが先行策を取り、人気馬の不発を狙う作戦に見えました。向こう正面からキセキが捲って先頭に立っても他馬は直線に向く迄動く気配はなし。直線に向くと人気馬の中で先に動いたのはルメール騎手のオーソリティ。コントレイルを待つ川田騎手のシャフリヤールはワンテンポ仕掛けが遅れる。直線中ほどでやっと福永騎手のコントレイルのエンジンが掛かるとあとはコントレイルのワンマンショーになりました。オッズ的には3強対決の様相でしたが、結果は楽勝。これで引退はもったいないですが、次世代に期待したいと思います。オーソリティは間違いなく本物になってきました。所長◎のシャフリヤールは1コーナーの不利が痛かった(シャドウディーヴァ号の騎手横山典弘は,1コーナーで内側に斜行したことについて過怠金50,000円。)それでも今年の3歳馬のレベルの高さを証明してくれました。今回の時計のレースなら疲れは残らないはずで、是非、有馬に出走して欲しいところです。

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記