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ドバイ(日本馬が出ていたレース)と大阪杯をいつものように独断で回顧。(長文になっていますm(__)m)
ドバイは画面とネット情報を頼りにラップタイムも出しました。(ネット情報がないレースは表示の関係で多分ズレがあります。)
ゴドルフィンマイル→47.4-48.8(前後半800m)
ペースは日本で考えると早め。アディラートは好位で脚を溜めて現地の人気よりは健闘したが、最後は力差を感じる3着だった感。アキトクレッセントは出遅れて勝負にならなかったが、それにしても負けすぎ。今後も心配になる負け方。勝ったのは1番人気。大出遅れのセカンドサマーがかなり追い込んでいたけど外国馬。
UAEダービー→59.2(1000m)-55.9(900m)(※ラスト4F→49.9)
ここも日本基準だとペースは早め。日本馬は前半からついていくのに苦戦し、コーナーで遅れて見せ場なし。勝ったのは1番人気を争っていたメンデルスゾーン。18馬身半もの大差をつけて圧勝。馬場の問題もあるが、レコードのおまけつき。ここまで強いと、日本馬で負かせる馬は思いつかないレベル。
ドバイゴールデンシャヒーン→34.4-35.7(600mずつ)
日本と比べても前半は特に変わらないペース。ただ上がりが早かったか、マテラスカイは好位確保から残り200までは踏ん張っていたが、最後は力尽きて後退。これは健闘した方だと言える。日本のオープン~G3ぐらいなら。勝ったのはこの上がりで豪快に差し切ったマインドユアビスケッツ。連覇を達成したらしい。
ドバイターフ→58.9(1000m)-11.7(その後200m)-35.4(ラスト600m)
一頭やや離した逃げを打った馬がいたが、それ以外はそこまで早くないペース。2番手にいたベンバトルが逃げ馬を交わして後は押し切る競馬。日本馬3頭の中では休み明けのリアルスティールが1枚評価としては上の内容。残りの上位2頭は末脚が物足りなかった。そして負けた日本馬2頭はなぜ先行しなかった?
ドバイシーマクラシック→66.5(1000m)-36.5(その後600m)-11.5(200m)-34.9(ラスト600m)
日本の長距離戦でもなかなか見ないスローペース。このペースでは折り合い重視で脚を溜める競馬に徹した日本馬に出番はなし。逃げたホークビルが直線はむしろ離して逃げ切り。レイデオロはダービーみたいにまくれる状況でまくっていたら面白い勝負にはなっていたか。ただ、少し力差があった気もする。
ドバイワールドカップ→62.1(1000m)-11.8(その後200m)-11.6(200m)-35.8(ラスト600m)
この日のダートはレコードが続出するような馬場。この馬場を考えるとスローペース。日本基準でもやや遅いペース。逃げ馬のノースアメリカの出負けが大きいか。(もっとも、ゲートを出ても力が足りたかは疑問。)アウォーディーはスタート直後こそ好位が取れたように見えたが、少しずつ後退し、気づけば後方で厳しくなっていた。さすがに能力の壁。このペースだと、マイペースに持ち込んだサンダースノーが後方を離して楽々逃げ切り。そしてまたレコード。去年のUAEダービーの勝ち馬らしく、この日のこの舞台が得意なのか。
大阪杯→G1であることを考えるとなかなかのスローペース。(去年のマルターズアポジーが59.6秒。)向正面でまくったスワーヴリチャードが直線は右回りの悪癖も抑えてG1初制覇。ただ個人的には、この競馬をして内ラチを使えば左右も関係なくなるように感じる。まだ右回り克服と考えるのは早いか。ペルシアンナイトは理想の競馬をしてくれたが、この差は力差か。アルアインはこの距離なら堅実。サトノダイヤモンドは鞍上を変えれば巻き返し十分か。
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思ったことを追記の形で
マテラスカイはオープン~G3級と書いていたが、ドバイを挟んで国内のダート短距離で4連勝。
これはどこまでいけるかが楽しみ馬になって来た。