ゼファーさんの競馬日記

第162回 天皇賞(秋)GⅠ

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<馬場状態>

今週からBコースを使用します。
柵の移動により傷んでいた箇所は概ねカバーされましたが、
3コーナーの内柵沿いに傷みがあります。

芝コース含水率
ゴール前:(金)14.9 (土)15.1
4コーナー:(金)13.3 (土)13.7

芝コースクッション値:(金)9.3 (土)9.2

1週間 雨が降らずで、このクッション値なら、明日も 9.5位で標準でしょ。

土曜日のレースを観て、
速過ぎず、遅すぎず、平均的な時計が出る馬場の印象。
馬場は、内<中<外 で、直線外はSペースなら、GⅠレベルの馬が溜めれば上り32秒後半は出せそう。

土曜日のレースから、馬場を想定できる騎手のコメント等は、
10R:キタサンブラックメモリアル
9番人気トラインが、13-14⇒1着 上り33.3で差し切った。
2着 ウイングレイテスト(松岡正海騎手)が「もう少し後ろの位置でレースがしたかったのですが」

11R:第9回 アルテミスステークスGⅢ はSペースで前有利な中、
ククナが 13-10⇒2着 上り33.4で差し込んできた。

【馬場のポイント】

直線の中~外は、馬場の状態が回復し、しっかりと決め脚が発揮できる状態。

≪アーモンドアイ≫

第70回 安田記念GⅠ が初めて完敗した2着
完敗した要因は、馬場が「稍重」だったからだと思う。
3着 インディチャンプ(福永祐一騎手)が、「緩い馬場でした」とコメントした通り、
13着 ダノンプレミアム(D.レーン騎手)が、
「馬場に脚を取られてしまいました。昨日の雨がこの馬には痛かったです」とコメントした通りの馬場。
緩い馬場が得意なグランアレグリアに対して、苦手では無いが得意では無い馬場への適性の差で完敗。
第52回 日刊スポーツ賞シンザン記念GⅢ 1着で稍重が得意と勘違いされてますが、
この馬の得意舞台は、第38回 ジャパンカップGⅠで有り、第160回 天皇賞(秋)GⅠの時の馬場。
時計が掛かるドバイターフ GⅠも最後は詰め寄られていた。

さて、明日は晴れ予報、例年ほど超速い馬場では無いが、緩くない馬場。
8冠をしっかり応援したい。

≪クロノジェネシス≫

第61回 宝塚記念GⅠ 圧勝!!

4着 サートゥルナーリア(C.ルメール騎手)
「馬場が悪かったです。距離は2200mがギリギリです。特にこの馬場ですから」
5着 メイショウテンゲン(松山弘平騎手)
「重めの馬場でもしっかりしていました。」
6着 ラッキーライラック(M.デムーロ騎手)
「向正面と3コーナー手前で馬場が合わず、ムチを入れました。最後は馬場を気にしていました」
17着 グローリーヴェイズ(D.レーン騎手)
「この雨で馬場も合わず、残念な結果になりました」

第24回 秋華賞GⅠ 完勝で、夏を越して大きく成長
厳しい流れと時計の掛かる馬場で他馬が苦しむ戦いが大好物
逆に、第44回 エリザベス女王杯GⅠや 第64回 大阪杯GⅠでは持ち味が活きない。
今戦は、持ち味が活きない方の戦い・・・3着が精一杯。

≪ダノンキングリー≫

第86回 東京優駿GⅠ 2着 ⇒ 第70回 毎日王冠GⅡ 1着(54㎏) で3番人気?
第36回 マイルチャンピオンシップGⅠ 時に、
5着 ダノンキングリー(横山典弘騎手)
「思い描いていたことはできました。あと、ラストもうワンパンチ来るかと思ったのですが、
 直線に向いた時には弾けるところがなかったですね。」を補う様に、
第94回 中山記念GⅡ と、第64回 大阪杯GⅠ は、先行して格好は付けたが・・・
58㎏で古馬最高峰に位置する今回の戦いでは、ワンパンチ足りない。

≪フィエールマン≫

3冠騎手 福永 祐一Jが、
3000メートルを使っている馬には見えない、と乗った印象を話していました。
それについては、今回のレースに向けてプラスに考えて良いかなとは思っています」

・・・この馬、なぜか気になる。

≪キセキ≫

第61回 宝塚記念GⅠ で、武豊Jが脚質転換し2着させた。
第55回 京都大賞典GⅡ でもしっかり2着したが・・・
もっとも強かった第38回 ジャパンカップGⅠ の戦法で勝負しないとここは厳しい。
テンが遅く前を急ぐと掛かる今、早目に仕掛けて瞬発力戦を避けても2000m戦ではスピード負けする。

≪ダノンプレミアム≫

第160回 天皇賞(秋)GⅠ が強かった
その時の回顧は以下の通り、

https://umanity.jp/home/view_diary.php?id=94902f45f6&owner_id=a8242235e0

ブリンカー効果で集中力を高めるらしい・・・不気味。

≪ブラストワンピース≫

第63回 有馬記念GⅠ がベストレースだが、その時の武器は、今戦で活きない。

≪スカーレットカラー≫

第67回 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスGⅡ がベスト戦歴。
岩田 康誠Jが、腹据えてラスト3Fだけの勝負に出れば、凄まじい脚を繰り出す。
ただし、アーモンドアイを負かしに動けば、決め手が鈍るはず。
岩田 康誠Jは、勝ちに動くのか・・・

<展開>

ミルコ デムーロJが、12番枠だが、ハナに行く
ジナンボーが勝てる戦法は、瞬発力勝負では分が悪いので、緩めずに行くはず。

内田 博幸Jが、番手。
こちらも自分の形で、ダイワキャグニーの馬なりで行く。

ウインブライト / ダノンプレミアム
クロノジェネシス 

ダノンキングリー / アーモンドアイ
ブラストワンピース / フィエールマン

スカーレットカラー
キセキ
カデナ

Hペースなら、この隊列のまま直線に向くが、
M~Sペースなら、
3角から、瞬発力(切脚)では敵わない、でもアーモンドアイを負かしたい騎手が動く。

武 豊Jが、キセキを早目先頭に押し上げ、福永 祐一Jがフィエールマンで早目に追走し、
菊花賞でガチマークを受けた仕返しに、福永 祐一Jがアーモンドアイの横で並走体制を獲る。

【展開のポイント】

Sペースでも早目にレースが動く、ガチレースとなる。
Hペースでも、Sペースでも、直線までじっと我慢して、直線外だけに全てを掛ける騎手と馬を狙いたい

<馬券>

スカーレットカラー:★

京都では有るが、前日の第63回 毎日放送賞スワンステークスGⅡの岩田 康誠Jが頼もしい。
1着 カツジ
「絶対に勝ってやる、この馬の力を信じて乗りました。
 4コーナーまで自分のリズムで行ければと思っていましたし、進路も上手く外へ出せました。」
自分のリズムで馬の力を信じて乗るなら、今回直線までじっと我慢して、
直線外へ出して末脚を爆発させるはず。
今の東京の馬場は、こういう馬に味方する。
穴はこの馬!!

アーモンドアイ:◎
8冠馬誕生!ディープインパクトとシンボリルドルフを超える。

ダノンプレミアム:〇
前年の第160回 天皇賞(秋)GⅠ 2着が強かった。
11番枠から、馬場の外目を先行し、川田 将雅Jが直線外へ巧く誘導して、
初ブリンカー効果で、踏ん張る。

クロノジェネシス:▲
アーモンドアイに勝てるなら、この馬だが、
馬券内から外れる可能性も高い。
アーモンドアイが、2・3着の馬券買うなら、1着はこの馬!


カデナ:最後方から直線だけ勝負すれば、3着なら。
ダノンキングリー:こちらも直線だけ勝負すれば。
フィエールマン:3冠騎手なので抑えておく。

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