お美沙@爆益舎さんの競馬日記

「冠レース」のインフレについて・・

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今回はどうでも良い話なので聞き流してもらえればOKです^^

アーモンドアイが8冠を達成しましたが、牝馬の冠レースも含めてカウントしてシンボリルドルフと比較するのはおかしい・・との意見も散見されます。

しかし私はこの意見にも異論があります。

そもそもJRAの冠レースは3つに限定される!
皐月賞 ダービー 菊花賞
この3つを制した馬に三冠馬の称号が与えられます!
四冠・五冠は要らないのです。 三冠こそが最高峰の称号!

ここは野球と同じ。
打率 打点 本塁打  この3部門で同一年度にトップになって三冠王!
あり得ん話ですが、仮に盗塁王も取った三冠王が居たとしたら四冠王と呼ぶのか?って話です。
つまりこの3部門以外は冠として認定しない。

また 牝馬三冠という言い方も厳密に言えばおかしい。
桜花賞 オークスはクラシックレースではあるが冠レースではない!
ましてや歴史が浅くクラシックレースでもない秋華賞を無理やり冠レースにしたらアカンでしょ・・。
従ってデアリングタクトは、3歳牝馬GIを無傷で勝ち取った名牝と呼ぶべきであり、ジャパンカップでコントレイルと対決する場合も三冠馬対決ではありません。
三冠馬はコントレイルだけですから。

この理屈でいけばアーモンドアイは無冠です。
近年はアーモンドアイ以外にも競馬史に名を残すような強豪牝馬が次々と登場していますが、ジェンティルドンナもダイワスカーレットも無冠です。
近年で3冠レースを制した牝馬は一頭しか居ない。
ダービーを制したウオッカだけです!


とにかく、皐月賞 ダービー 菊花賞以外のレースをいくら勝ってもクラウンとしてカウントしたらアカンのです。
にもかかわらず、ジャパンカップやら宝塚記念やら有馬記念を勝つと冠がひとつ増えるのはどういうことか? これらのレースは今年ダメでも来年も再来年もチャレンジできるのであまり値打ちのあるレースではないのです。

3歳時に一生一度のチャンスを与えられ、そこで勝った馬のみに冠の栄誉が与えられるのです。。

シンザンを思い出して欲しい。
シンザンは天皇賞も有馬記念も勝ってますが、長年にわたって「三冠馬シンザン」と呼ばれていたはずだ。
ミスターシービーもシンボリルドルフも天皇賞を勝っていますが四冠馬と呼ばれていたのか?

昨日今日競馬を始めたお姉ちゃんが「アーモンドアイ!8冠って凄~ぃ!」とか言うのは構わんのです。

プロの競馬記者であるならせめて競馬の基礎知識程度は備えて欲しいということです。

冠レースの大安売りはあまり感心できんと思ってます ( 。•̀_•́。)


以上・・細かいことを言うようですが、最近少し気になったので日記にしてみました~

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この日記へのコメント

お美沙@爆益舎 お美沙@爆益舎|2020年11月13日 17:28 ナイス! (1)

サノバビッチさん<

アカンアカン (´・ω・`)
マスコミは物事を正確に伝えないとね!

サノバビッチ サノバビッチ|2020年11月13日 17:02 ナイス! (0)

冠だけに、アカンのですねw

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